桓騎の過去が少し語られたところですが、実態は明らかになっていません。
そして遂に飛信隊と楽華隊、そして氾善の紅春と砂鬼一家で宜安城攻めとなるのがキングダム729話で確実なものとなりました。
闇に塔のように現れた紅春ですが、パっと見ただけで井闌車とは分かりません。
それ故に油断が生じるってこともあるでしょう。
何より夜中に兵力不足の城へ秦国でも攻撃力の高い二つの部隊の攻め。
どこまで耐えられるのかも見ものです。
紅春が始めてのちゃんとした実践投入
平陽の城では壁に到着する前に兵に取り囲まれました。
当たり前ですが、井闌車を使う時は合従軍のように兵の外に敵兵が屯していないのが条件。
その意味で使い場所を誤った氾善と言えます。
しかし現実に井闌車を作れる技術というのは素晴らしいものと言えるでしょう。
呉鳳明ほどではなくとも、飛信隊にも楽華隊にもそのノウハウがあるとは言えません。
今のところ三部隊で井闌車を使ったのは王賁率いる玉鳳隊だけ。
それだけ王家という家系の凄みを感じたところです。
そしてその紅春こそが今回の闇討ち速攻の攻城戦に不可欠な道具。
今回は兵が外にいないので、その実力をしっかりと見届けることが出来そうです。
紅春の効果は高い
宜安城にしっかりと取り付けることが出来れば井闌車の力を発揮できます。
そして何とも不格好で上部が大きな紅春。
あの中に主力兵が入って、一気に壁上で拠点を作る流れになるのでしょうか。
そうすれば紅春大活躍となりそうです。
まさか敵襲があるとは思っていない宜安城。
更に言えば三十万という、趙の全軍に近い規模で兵力を集めた李牧です。
宜安城にそれほどの兵力を残しているとは思えないでしょう。
とは言え城である以上は守る側が有利。
少ない兵力で対抗することも可能です。
宜安城を誰が守っているのかも気になるところ。
宜安城を守る武将は誰か
李牧の側近は全てが平原に繰り出していました。
よって宜安城に目ぼしい武将がいるとは思えません。
一応史実では宜安陥落戦において趙が一人の武将を失うとあります。
この闇夜の戦いに際して宜安を守る武将が一人討たれることを意味していると考えて良さそうです。
誰にも届いていない名も無い武将ということなのか。
それとも何となく強さを感じる武将が残っているのか。
注目すべき点と言えそうです。
朝までには陥落する
李牧も今の状況の違和感を嗅ぎつけるはず。
そして一日経ってしまえば、李牧が宜安城への強襲に気付いて兵を送ります。
長くかける訳にもいかず、この夜に乗じた数時間が勝負の分かれ目。
李牧の包囲網突破で疲れ果てて傷ついている部隊ではありますが、更に奮起して宜安陥落となるでしょう。
赤麗と宜安の城の陥落は史実でも語られるところ。
次なる戦いは肥下というその隣の地で起こります。
ここで李牧が勝利し、秦国は大敗となる歴史的事実がありますが、どうやって敗れるかは説も別れていて不明。
（秦国が大敗する戦は二つで、この桓騎戦と李信が総大将を務める楚戦です⇒信と蒙恬が楚に大敗）
キングダムではどういったオリジナルのストーリーを構築するのか。
まずはキングダム730話で攻城戦、731話か732話あたりで陥落に向かって進んで10話以内に桓騎との合流と更に昔の話が聞けることになるでしょうか。
今までのペースを考えるとそこまで時間を要さずに進んでいくかもしれません。
そして桓騎VS李牧の最終戦に向かっていきます。
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Source: マンガ好き.com
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