キングダム689話最新|確定ネタバレ考察|岳白公の膝を剣で止めて再度王騎の矛!討ち死に間近

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キングダム689話のネタバレ含む考察です。

本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。

岳白公に対して漂との訓練で得た剣術を使用していた信です。

キングダム688話 自由な動きで岳白公の体術に対抗する信

キングダム688話/原泰久先生/集英社
自由な動きで岳白公の体術に対抗する信

岳白公も同じく剣を用いての戦い。

違いがあるとすれば信は剣のみに対して岳白公は膝蹴りは飛び蹴りに拳といった体術も使用して致命打を狙ってきます。

苦戦を強いられる信でしたが、強烈な膝蹴りに対して腕の防具と剣を使って防御して相手の動きを一瞬止めます

そこに投げられる王騎の矛

キングダム689話では岳白公討ちには至りませんが、おそらく次回で叩き切ることになりそうです。

それでは689話の考察を行います。

信は趙滅亡に絡まない

剣以外の体術も使用する岳白公

剣術については信も相当な熟練度を持っています。

しかし岳白公の体術は剣術の間に実際の肉体を使った技も繰り出してきました

先程までの大きなえものとは違った戦いになりました。

一対一の戦いの武を極めていくと、えものは短くなっていきます。
この月刀は私の体術を最も活かす
-岳白公-
(キングダム688話)

前話で言っていた通り膝蹴りや飛び蹴りに拳も使用する戦いに変化。

外から見ている崇原も「岳白公の戦い方が変わった」のを感じていました。

その拳や蹴りでも致命打を与えられる岳白公なれではの強さと言えます。

更にそこに岳白公の側近である槍部隊が一騎打ちに割り込んできました

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崇原の無茶を止める信

まさかの割り込みで槍攻撃を受け止める信

それを見て我呂たちに何をしているのかと崇原。

しかしながら数の優位も含めて騎馬隊で全てを抑え込むのが厳しい状況にあります。

それにしても一騎打ちに割り込むのはキングダムの戦において非常識にも見えますが、現状は乱戦に近い状態で正式な一騎打ちとも言えない戦況です。

この状況に騎兵を止めるべく崇原が無茶を承知で岳白公側に突っ込みますが、それを大声で静止する信。

「お前まで死んでしまったら誰が歩兵隊を導くのか」

崇原の死は歩兵隊の瓦解を意味します。

信が言いたいことはこれが全てと言えるものです。

キングダム61巻 松左の抜けた穴は大きかった

キングダム61巻/原泰久先生/集英社
松左の抜けた穴は大きかった

羌礼が入り羌瘣が復活したことで飛信隊は前線で一先ずの復活を果たしました。

しかしその前段階では松左の抜けた穴によって趙に押し込まれる場面が多くあったのも事実。

ここで崇原が逝くような事があれば飛信隊は致命的な打撃を受けることになります。

もちろん、崇原としても「信が死ねば飛信隊そのものが終わる」と伝えました。

信は「自分が岳白公を討つ」ことを崇原に約束します。

それを聞いていた岳白公が戦における自論を展開し始めました。

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侵略者の喜びを打ち砕くのが岳白公の喜び

飛信隊が情に厚いことを理解した岳白公です。

強き者にとって戦場は喜びとなり、だからこそ飽きもせずずっと戦い続けられるのだと言います。

更に強くなればなるほど侵略は一つの快楽、喜びに繋がっていることも明言。

その侵略が喜びになってしまい、快楽に浸かりきった者を打ち砕くのが岳白公の喜びだと言います。

しかしこれを聞いて信は「失望した」と岳白公に伝えます。

どうやら最初から岳白公に対して「何も感じなかった」と信。

岳白公が強いのは認めていますが、そこにある熱意や情熱と言ったものが備わっていないと分かったのでしょう。

言ってみれば背負っている痛みが全くないのが岳白公になります。

だからこそ呑気に見えるのが岳白公なのです。

ただ岳白公もこれには一つの要素を伝えています。

扈輒軍だからこそのものと言えます。

キングダム687話 戦場の痛みを全て抱きかかえる扈輒

キングダム687話/原泰久先生/集英社
戦場の痛みを全て抱きかかえる扈輒

キングダム687話にて伝えられた部分。

誰よりも痛みを抱きかかえる扈輒様と戦い歩んだ軍。

これが扈輒軍となります。

だから岳白公には信の言う背負続けた痛みのようなものがありません。

それら戦の痛みは扈輒大将軍が引き受けている軍なのでしょう。

信からすれば全てが「軽い」と感じられるのも無理はないでしょう。

逆に言えば扈輒の重みは相当なものになるとも言えそうです。

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信と岳白公では思想の相違がある

岳白公は言います。

「狂気も痛みも喜びも人の生業と受け入れる」

この世界は何も変わらずあるがままなのだと。

しかしそれでは何も変わりません。

信は戦い続けて中華統一の末には本当の意味での泰平が待っているのだと信じています。

だからこそ嬴政の剣として戦い続けている信。

思想の相違点が多い岳白公との対話ですが、岳白公としてはどんな思想を持った侵略者でもここで死ぬのに変わりないと考えています。

思想の正しさを問うには「勝つ他ない」というのが現実になります。

まさに勝てば官軍負ければ賊軍。

岳白公と信はお互いに斬り合いますが、岳白公の左手が頭を猛打して倒れてしまいました

趙滅亡と関わりが深い羌瘣

膝蹴りを剣で受けて王騎の矛を手にする

外野で見ている岳白公の部下。

岳白公様が扱う素手も含めた体術が負けるとは少しも思っていません

実際に相当な苦戦をしている信です。

信は起き上がって考えています。

現状では剣術で対抗しても途中で挟まれる体術で大きなダメージを受けてしまいます。

当然ながら同じように信が蹴りや拳を繰り出しても体躯の差からノーダメージでしょう。

ではどうすればいいのか。

そう考えて出た答え。

信は突撃して膝の一撃を誘導します。

岳白公が放った膝蹴りに対して腕に巻いた金属の防具に剣を立てて相手の膝に当てていきます。

信の腕も少し斬れてしまいますが、岳白公の膝にも大きく刃が食い込む形となりました。

金属の防具の分だけダメージが信は少なめと言えます。

肉を切らせて骨を断つ戦法。

ここで信は尾平に王騎の矛を投げるようにいいました。

昴と尾平は思い切り信に王騎の矛を投げました。

王騎の矛を僅かに止めた岳白公の動きに合わせて斬ることになるのでしょう。

キングダム689話の考察は以上となります。

岳白公の討ち死には次回690話への持ち越しとなってしまいました。

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Source: マンガ好き.com

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