僕のヒーローアカデミア356話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
泣けるぜエンデヴァーの回と言っていいでしょう。
色々な思いを詰め込んで、精神的に強かった訳でもないエンデヴァーです。
逃げることもあれば、嫉妬に燃えることもあった。
子育てだってやりすぎて上手くいかなかったし、荼毘のことを真正面から受け入れられなかったのも事実。
それでも現在のナンバーワンヒーローはエンデヴァーです。
そんな思いが詰まるAFO戦のラストはどうなっていくのでしょうか。
AFOが周囲を蹴散らす
ホークスによってマスクを破られたAFOでした。
これ以上あまり長くは戦えないAFO。
弱小と思っていたイヤホンやツクヨミの参戦によって不覚を取ったことへの怒りはある気がします。
もはやツクヨミやイヤホン・ジャックがどうにか出来る状況ではないと考えていいでしょう。
そしてホークスも動きとしてこれ以上何かが出来るとも思えません。
怒るAFOに対峙して最後にトドメを刺してくる男。
それはエンデヴァーしかいないと言って過言ではありません。
ナンバーワンヒーローが悪の親玉を消し去る瞬間到来。
完璧じゃないエンデヴァー
確かにエンデヴァーはオールマイトのようなヒーローではありません。
オールマイトと言えば、まさにヒーローという感じ。
明るくてにこやかで強くて、常に周囲を見ていて、誰もが安心して見ていられる存在。
寄りかかっても折れるとは思えない存在な訳です。
しかしエンデヴァーは違います。
それに対する嫉妬は当然あったでしょう。
焦燥感もあったはず。
何より「自分が一番でいいのか」という葛藤もあった。
それでもナンバーワンとして今ならエンデヴァーにかけられると思える人達も多くいるはずです。
そんな弱さすら認めて、今目の前の驚異を全力で排除する。
エンデヴァーに求められたことが何かを考えて、それに胸に最後の一撃をAFOに向かって繰り出します。
AFOに勝利するエンデヴァー
自分の弱さも含め、全てを受け入れることが出来ればエンデヴァーって素晴らしいヒーローだと思います。
それはオールマイトとは違う、ある意味で人間臭い部分も多くあるヒーロー。
最近のヒーロー像はどちらかと言えばそちらに軍配があがります。
それこそアベンジャーズで人気のあるアイアンマンとかそうですね。
人間臭さ全開って感じで、でもそれがまた良いんです。
格好つけずに、でもやれることを全力で挑むヒーロー。
偉ぶる必要もなく、自分の弱さも受け入れてしまえば更にエンデヴァーへの信頼感は厚くなりそうです。
そんなエンデヴァーが最後の一撃としてAFOに繰り出す必殺技。
AFOもこの一撃に焼かれ葬り去られます。
ここまで多くの人間を苦しめ続けていたのっぺらぼうのようなヴィランの親玉。
我らがナンバーワンヒーローが撃破してくれたことになります。
中々に感動の回となったのではないでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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