キングダム723話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
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遂に飛信隊が外に出る道をつくりました。
楽華隊もそこに向かおうとしますがフーオンと楽彰が邪魔をします。
しかしそこに羌礼と信が加勢。
結果的に愛閃が楽彰に対しても大きなダメージを与えて飛信隊と楽華隊は外に出ました。
李牧もこの動き、つまり李信将軍を称賛します。
但しこの連合軍の戦いについては桓騎を狙うだけ。
両翼を外に弾けば中央の桓騎を落として終わりとなります。
そして飛信隊が行ったような策は使えず、桓騎は普通の武将が持っているはずのものも持っていないと李牧。
それこそが弱点だと言及しました。
それではキングダム723話の考察をしていきます。
羌瘣が作り出した外への道
羌瘣は上和龍軍の副将である豪座公を瞬殺。
首を跳ね飛ばしました。
ここで羌瘣の呼吸は終わり、信の腕に倒れ込みますが道は出来上がりました。
飛信隊が外に抜けることのできる細い道です。
河了貂はその道から外への誘導を開始します、渕副長も負傷兵を守りながら渕らしい動き。
但し長く持つような道でもありません。
楽彰とフーオンが難敵
飛信隊側には穴があいて外に逃れていることを聞く愛閃。
ここで飛信隊の作った道に向かうことを決断した愛閃ですが、まだ健在である楽彰とフーオンが難敵として存在しています。
しかしそこに現れたのが飛信隊の信と羌礼。
羌礼も巫舞の呼吸は失っていますが、羌瘣のように全ての力を使い切った訳ではありません。
剣術だけでも十分に戦力になります。
楽彰に信、フーオンに羌礼で楽華隊のところに援軍として登場しました。
また田永や田有の軍勢も加勢して愛閃側に大きな戦力。
信は愛閃に対して楽華隊も一緒に外に出なければ意味がないとはっきりいいます。
とはいえ現実に楽華隊全てが出られるまで飛信隊が作った道を維持するのは不可能だと現場の尾平も指揮を取る河了貂も感じています。
フーオンと楽彰も落ちる
羌礼と剣術で互角に渡り合うフーオン。
しかし余裕がある訳ではありません。
更にここは一騎打ちではなく乱戦の場です。
槍が飛び出してフーオンは剣でしのぎますが、そこに羌礼が隙きをついて一撃。
結果フーオンは落馬して地面に叩きつけられます。
また楽彰についても信の一撃の後で愛閃が趙兵もろとも切り裂いた一撃で落馬させます。
ギリギリで矛で防御したので討ち取りにはなっていませんが、これで楽彰側も乱れて趙兵は統率が難しい状況。
楽華隊と飛信隊が外に出るだけの時間を稼ぐことができるようになりました。
あの李牧が半年も前から練っていた作戦、その包囲網。
飛信隊と楽華隊は見事に破ることに成功し、包囲の外に出ることが出来ました。
この一時だけでも称賛に値するでしょう。
特に今回も蒙恬ではなく飛信隊の存在と信と羌瘣の存在が大きなものになったと言えます。
信を称賛する李牧
これを見て李牧も李信将軍の存在を改めて一つの驚異と考えています。
出会った頃と比べれば李牧が想定するよりも遥かに強い武将になっていると言えるでしょう。
しかし李牧はこの状況下でも冷静な状態です。
特に慌てるようすもないのは狙うのが桓騎だからでしょう。
桓騎の弱点を狙うだけ
確かに飛信隊は外に出ました。
しかしその外に出た飛信隊と楽華隊を次は中に入れないように膠着させる。
要するに両翼を外に追い出してしまえばいいということです。
軍力が対等なら外からの一手は強い効果を発揮しますが、倍以上の差がある平地戦となれば別です。
そうなれば後は中央の桓騎を狙うだけとなります。
桓騎が何かを仕掛けてくるのではないかと思っている周辺の兵ですが、それはないと断言。
つまり飛信隊と楽華隊が行ったような天才的な包囲網の突破は不可能だと言います。
桓騎は通常の武将が持っているものを持っていない存在。
それこそが桓騎の弱点だと明言しました。
次回キングダム724話で遂に桓騎の弱点を狙った李牧の戦略が繰り出されることになりそうです。
李牧は桓騎をどう見ていたのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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