ナンバMG5 3話 感想|大丸も悪い人ではなさそう…

ドラマ

 

 

あっという間に過ぎた夏休み…からの二学期。

夏休みこそ学生生活の青春!みたいなもんだけれども、そこを端折ってしまったかぁ。

伍代(神尾楓珠)が「学園ドラマみたいな台詞」と言っていたように、

美術展で出す絵画に精を出せている事を

嬉しそうに話す剛(間宮祥太朗)が伍代の優しい嘘を知り、

このまま普通の生活を続けるべきか…それとも今すぐ駆けつけるべきかで葛藤を見せる姿は、

二重生活を送る者ならではの描写になっていて印象には残ったものの…

個人的には、前回で予告されていた恋愛要素が絡む話が

ど定番の花火大会でも海水浴でも描かれる事がなかったのはちょっと残念。

深雪(森川葵)の水着姿や着物姿を恥ずかしそうに見るとか、スイカ割りを体験するとか、

中学時代までバリバリヤンキーの生活を送ってきた剛が初めて過ごす”普通の”夏休みが

どんなものだったかを見られるのをつい期待してしまっていたんですよねぇ。

あとは…剛の裏の顔をまだ知らない状態で関わる”普通”代表の深雪の出番が少なくて、

そこで物足りなさを感じたっていうのもあります。

回を重ねるごとに家族や学校でのシーンが少なくなっている気がしますが…

見所はある事にはあるので、もうこういう作品だと受け入れるのが吉なのかもしれません。

 

内容に関しては、実はヤンキーでもあるという秘密を何とか誤魔化せた前回から一転、

まさか、あと何話か先でやりそうな「もう隠し通せそうにない」状況を

今回で持ってきたのには意外でした。

「バレるまでで良いんだ。普通に勉強したり、部活したりよ」

前回の剛のこの本音を聞けば、彼は純粋に”普通の学校生活”に

憧れを抱いていた上での発言だったと十分に理解出来るんですけれども、

大丸(森本慎太郎)の言う通り、家族も友達も騙している事は

残念ながら事実ではあるんですよね。

でも、関東制覇!と言われるくらいだから、小さい頃からずっと期待され続けていた訳で、

中々真実を話せるタイミングを見出せなかった結果、親を悲しませないように

二重生活を送ると決めた剛の気持ちにも共感出来る。

俺は嘘が嫌い、嘘は人を傷つける、男なら誠実であり続けろという考えの大丸と、

秘密を守る選択をしたのは、親孝行のためでもあるという考えの剛。

どちらも間違っていないし、どちらも別ベクトルで人に思いやりがある…

2人の価値観がぶつかり合った終盤のシーンは、いかにもヤンキードラマらしい

熱く考えさせられる仕上がりだったと思います。

 

美術部の部長が怒ったのはよく分からず、強引さを感じさせましたが(苦笑)

(親が緊急搬送されたとか、どうしても戻れない事情があったと考える方が普通じゃ…)

剛が窮地に立たされているとはっきり示すための流れを作ったと捉えれば、まぁ良いでしょう。

しかし、次回で本当にカミングアウトとなると、

全10話だとして、残り7話も話が持つのかな?という不安も出てきましたね。

今後の内容次第では、もしかしたら感想もこれだけ書けるほどではなくなり

視聴のみで楽しむ…って可能性もあるかもしれません。

一捻り、二捻りある展開を期待します。

 

ところで、「乳」のマスク…「愛」って書きたかったんでしょうかね(笑)

左上の部分しか合ってませんけど、何となくそんな気がしてw

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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Source: りんころのひとりごと。

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