飛信隊は火を起こすために右を捨てて左の楽華隊のもとへ向かいました。
そして「優勢になる場所」を作り出したところ。
但し右の防御は捨てたので、そのまま李牧は桓騎本軍への攻撃を行います。
火を大炎にできるかどうか、この戦局が左右されることになります。
また桓騎本軍としても見ている訳にはいかないので決死の防御が必要になりそうです。
桓騎はこれらも予想した上で援軍を送らずに本軍の兵力を温存したのかもしれません。
史実での桓騎VS李牧
桓騎と李牧の戦いは史実でどうなる
李牧の想定外なのか
蒙恬は飛信隊の動きに対して「李牧の描いた局面にはないもののはず」と言いました。
確かに李牧の予想とは違ったものでしょう。
しかし顔を見る限り、一切の焦りはありません。
当然といえば当然で、今の現状は完全に詰みの状態から始まっています。
一箇所だけ秦国が優勢な場所を作ったところで後詰をしっかりとしてしまえば倍以上の兵力のもとでの平地戦は余裕の勝利となります。
始まった段階で戦略負けしている秦国軍だけに小さい変化でどうにかなるものでもありません。
李牧からすれば「取るに足らない小事」と考えてもおかしくないでしょう。
ここから一気に局面が変化するとなれば、それは速攻で将軍首を上げるしかありません。
史実には蒙恬と李信が組む戦いがある
楚戦で李信大将軍が蒙恬副将を連れて攻める
桓騎本軍が危険に晒される
右がすっぽりと抜け落ちたことで、当然ながら脇から桓騎軍を攻める李牧です。
左右や正面に援軍を送らずに温存した桓騎本軍。
よって防御するだけの力は余っていると言えるでしょう。
それでもいきなり本軍を抉られる格好になった桓騎。
ここからの防御の指揮を摩論が取るのか、それとも桓騎が一声かけていくのかによって戦局は大きく変わるでしょう。
今の飛信隊の動きに笑っていた桓騎だけに、ここは呼応させて、更に李牧の想定外を繰り出す可能性もありそうです。
場合によっては李信も蒙恬も河了貂も誰も想像しない行動に桓騎が出ることもあるかもしれません。
信が早々に将を討つ可能性
今の戦局から大炎に仕上げるには首級をあげるのが重要でしょう。
この戦における重要な武将を討つことが出来れば、李牧の想像を覆すきっかけになりそうなものです。
予想としては馬南慈の息子あたりではないかと思えましたが、果たして五千人将を討って大炎となるのかどうか。
李牧の率いるこの大軍を考えると、その程度ではどうにもならない気がします。
将軍級を討つ展開。
これがあれば、さすがに周辺の士気、勢いは沈下して飛信隊と楽華隊によって蹂躙される陣も出てくるでしょう。
馬南慈・舜水樹・楽彰・上和龍・傅抵・袁環・骨珉伯・虎白公が今回参加している将軍となります。
五千人将はカイネと馬風慈とフーオンです。
馬南慈や舜水樹が討たれるなんてことがあれば大事ですが、前線に来ているはずもないでしょう。
そう考えるとまずは五千人将を討って、その後に深部の将軍を討つ流れになるのか。
そこまででようやく李牧も左右に意識を向けて非常事態に対処する状況になるはず。
そう考えると容易ではなく、この信の一手だけでは火の起こりは少ないのかもしれません。
よって桓騎の特殊な動きによって李牧をせめて少し表情を変えて驚かせるくらいのものが無ければならないでしょう。
宜安では史実で一人の武将が討ち死にすることになっています。
それが一体誰なのか。
流れから考えるに信がそれを討つのではないかと予想されますが、ここで早速それが成るのかどうかもまだ分かりません。
キングダム718話にてどんな戦局に変化していくのか注目です。
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Source: マンガ好き.com
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