血の轍119話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
全てをやりきった静一。
あと残すのは自分の人生を終わらせることだけです。
つまり自殺すること。
ロープをドアノブにつけて死のうとする静一ですが、頭の中のママに邪魔されました。
それでは血の轍119話を考察していきます。
ドアノブ自殺を実施
帰ってきた静一はロープでドアノブの首吊りを行う準備をします。
ドアノブを使った首吊りは自殺の定番と言えるものらしいです。
物凄い話題になったこのマニュアルには凄いことが記されています。
これを読んで自殺したという遺族から罵声を浴びせられることもある書籍ということで通常とは違った意味での賛否両論が飛び交う本です。
ドアノブ自殺というのが、本当の意味で楽な死に方なのかは疑問があります。
また迷惑という意味では賃貸をやっている大家の方にとっては「やめてくれ!」の一言でしょう。
「外で死んてくれよ」って話は実際に大家業をやっている人の嘆きとして聞いたことがあります。
静一はスマホで調べてドアノブ自殺を選んだ様子。
酒を飲んで泥酔する
とはいえドアノブ自殺は平常時にやっても苦しくなって外してしまうので無理です。
睡眠薬で完全に眠ってしまうか、もしくは泥酔が基本。
それによって意識を朦朧とさせながら、首を吊って抵抗する気持ちを自分の中から消し去る必要があります。
静一も御多分に漏れず酒をかっ喰らって泥酔してからロープを首に。
朦朧とする目の前から突如現れるママ。
描写的にもホラーを思わせるほどの怖さがありました。
死ねない静一
これに驚いた静一はロープを外します。
やっぱりママのことを決着つけずに死ぬなんて不可能。
例え幻覚でしげちゃんが登場しても無理です。
マザコンを超越した静一の最後の砦。
死ぬことすらも許してくれない静一の中にいるママの存在に対応するしかありません。
これはもう会うしかないでしょう。
探すしか無いでしょう。
本当は静一の中にあるはず。
「ママが実は自分を待っているのではないか」
「もしかして謝ろうとしているのではないか」
そういったありもしない希望が静一の中に残っているはず。
死ぬことすら許されなかったママに対して、静一がどう動いていくのか。
おそらく母親としてどころか何も気にせずに生きているだろうママという現実を見た時に静一が正気でいられるのかも注目です。
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Source: マンガ好き.com
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