三者が同時に領域展開を実施しました。
ここで領域展開のことを改めておさらいする必要があるでしょう。
これは2巻での五条悟の発言となります。
今回はまさに「領域展開の同時展開」に当たります。
呪術廻戦179話がどうなっていくかは言わずもがなでしょう。
より洗練された術が制する
上記でお伝えした呪術廻戦2巻での五条悟の発言。
「同時に領域が展開された場合」
これが今まさに呪術廻戦178話で巻き起こりました。
「より洗練された術がその場を制する」
乙骨憂太と烏鷲亨子と石流龍の誰が「より洗練された術」を持っているのか。
読者としては「乙骨憂太に違いない」と思いたいところです。
乙骨憂太の人気は映画によって鰻登りになっています。
そんな乙骨憂太が烏鷲亨子や石流龍に領域展開の精度で敗れるというのも、ちょっと考えたくないでしょう。
但し五条悟は台詞の中で一言付け足しています。
「相性とか呪力量にもよるけど」
どう考えても乙骨勝利ですが、一応乙骨憂太が洗練度で負けるパターンを考えてみましょう。
相性の可能性
呪力量で言えば乙骨憂太に勝る術者というのは作中に登場しないと考えられます。
この点をインフレさせてしまうと物語の中核が崩れる可能性があります。
よってリカという呪力の貯蔵庫と二人の指輪で繋がった乙骨憂太。
現状で呪力量によるハンデを背負っておらず、ここで負けることはありません。
考えられるのは相性のみでしょう。
果たして烏鷲亨子と石流龍と乙骨憂太の術の相性はどうなのか。
全く想像出来ません。
しかしながら今の現状を見ていても、乙骨憂太はこの二人と明らかに格の違いがあります。
今の所の戦いを見ていて、乙骨憂太が領域展開の洗練度で負けるとは到底思えないというのが答えになります。
乙骨憂太の領域展開で二人は敗北
どう考えても同時展開になれば乙骨憂太に軍配が上がるであろう展開。
烏鷲亨子と石流龍の領域展開についてもナレーション説明があるかもしれませんが、展開されて囲むのは乙骨憂太の領域展開でしょう。
そして術式が烏鷲亨子の予想通り「模倣(コピー)」なのだとすれば、どんな領域展開が完成しているのでしょうか。
今まで戦った相手の術式を模倣していて、それを使った必中必殺のものなのか。
どういった領域展開にせよ、烏鷲亨子と石流龍が対応できる次元のものではないと判断していいでしょう。
仙台編によってそれなりの術者では乙骨憂太に太刀打ち出来ないというのが分かります。
しかしそれでも五条悟のような明らかな最強とは一線を画するあたり、描き方のうまさを感じます。
乙骨憂太の術式は本当に模倣なのか
もしくは「模倣」そのものが術式ではなく、単なる乙骨憂太の才能という可能性もあるでしょう。
ハンターハンターでは相手の技を盗むキャラ、クロロという幻影旅団の団長がいます。
人と同じ技を使う類のキャラは漫画によっては「脇役キャラ」と認定されることもある中で、盗む団長は相当な強キャラとして登場しています。
同じく呪術廻戦でも人の技を使える乙骨憂太の存在。
しかもかなりの精度で即座に利用可能ということになれば別格の存在でしょう。
入手ハードルが低くて精度が高い模倣力となれば恐ろしいことです。
「殺して奪う可能性」も考えられましたが呪言が狗巻のものなので、それはありません。
クロロ団長のように盗まれた相手が術式を使えなくなる訳でもない。
ドルゥヴの術式なんて先程倒した人間って考えると、どれだけ乙骨憂太の模倣能力が高いものか理解できます。
但し、乙骨憂太が使えそうなものに限られるのは当然です。
よって五条悟の無限を模倣するのは不可能と考えて間違いありません。
最強クラスの術式なので、もしかしたら烏鷲亨子や石流龍の術式も獲得しているかもしれません。
特にメカニズムの分かりやすそうな石流龍のものであれば模倣も出来そうです。
そもそもこれが術式なのか。
単に才能がすごすぎて、見れば術式の呪力の使い所が分かって真似できるだけってこともあるかもしれません。
烏鷲亨子と石流龍を殺すかどうか
今の所、交渉してポイントの移動などは考えていない様子。
このまま領域展開に引き込めば殺してジエンドになりそうです。
そうなるとルールの追加は不可能。
結局は連絡も取れず、結界から出ることも出来ない膠着状態になります。
領域展開で殺してしまう直前に交渉のタイミングが訪れるのでしょうか。
乙骨憂太の活躍もついに終わりを迎えるところ。
仙台編が終わると、次は秤金次とパンダ編に移っていくことになりそうです。
呪術廻戦179話に注目です。
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Source: マンガ好き.com
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