キングダム712話の要約と注目ポイントをまとめています。712話の内容をサクッと知りたい方には非常にお役立ちになるはずです。前後の話も読めますので、キングダムの内容を振り返りたい方はご活用ください。
キングダム712話のネタバレ
閼与の王翦本陣にて。北東部軍と合流した桓騎軍が宜安攻略に踏み切ったという報告を受け、田里弥は際どい戦になってしまったと語る。倉央が「桓騎軍の援軍として一万を率いて出陣しても宜しいでしょうか」と王翦に許可を求めるが、王翦は「もう少し様子を見る」と倉央の出陣を止めた。
桓騎の連合軍は未踏の地である趙北部に足を踏み入れる。河了貂は奇襲を警戒し左右に注意を払わせた。
ナジャラ族長のイアリエは壁に「閼与を出た時から嫌な風がずっと吹いていて占いも良くない」「このまま進むと全員無事には帰れない」と伝えていく。
壁はナジャラ族とともに魔払いを行う。
羌礼が「この戦何か怖いぞ」と言うと、信が「魔除けくらいで退く脅威なら最初から脅威じゃねェし、自分らの力で打ち砕くんだ」と返した。
河了貂は今は敵襲に備えるのが一番と語る。今重要なのはどれだけ途中の被害を抑えて宜安までたどり着くかだと考えていた。
趙北部に深く入った桓騎連合軍は敵の急襲に備えながら東に進む。意外にも一戦も交えることなく、宜安まであと二日程度の所まで侵攻することができた。
飛信隊斥候を務める那貴が桓騎軍の斥候に気づいたが、趙の斥候殺しに見つかり始末されていく。那貴は部下に「河了貂に伝えろ」と命じ、もう少し奥まで探ることにした。
将たちが集まって軍議を行い、河了貂が「ここから先が斥候狩りに遭って情報が入らずどうなっているのかわからない」という問題点を挙げる。那貴が他の斥候よりも奥まで行ったが、それでも赤麗の姿までは見れずにいた。
赤麗は宜安のすぐ近くにある小城で、宜安攻略前にこの城だけは落としたほうがいいと河了貂は考えていた。赤麗を制圧して陣取ることができれば、宜安攻めが長引いても戻る根城があり、軍の消耗をぐっと減らせることができる。
摩論は赤麗攻めの具体的プランを聞くと、河了貂は宜安に向け力を温存したいため一軍、かつ捕虜虐殺の怒りで士気が上がりかねない桓騎軍は外したいと考えを伝える。信が飛信隊で請け負おうとするが、蒙恬が「赤麗攻めは壁将軍の軍にお願いできないだろうか」と提案する。飛信隊と楽華は長らく独立遊軍をやってきていたためあらゆる状況に対して機転が利くところに強みがあり、斥候が封じられ様子がわからない宜安の戦いにこそ重要になると蒙恬は考えていた。
蒙恬の考えを聞いた壁は赤麗攻めを引き受けた。壁は自軍が飛信隊・楽華隊に比べて特性は薄いことを自覚していたが、逆にすべてをそつなくこなすという特性があるとも自覚していた。そして、「壁軍の方が攻城戦は上手いぞ」と豪語していった。
赤麗に到着し、壁は「攻城戦は上手いなどと口走ってしまったが、一体どうやって攻めたものか」と迷っていた。壁が赤麗攻略を始めていく。
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Source: サブかる
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