【呪術廻戦】パンダの中身や正体とは?夜蛾が創る完全自立型人工呪骸とは

マンガ

今回は、呪術廻戦に登場するパンダの中身や正体、その生い立ちについてまとめました。

パンダは東京都立呪術高専学長である夜蛾正道が作り上げた「完全自立型人工呪骸」で、一般的な呪骸とは違い、術師から与えられた呪力を動力とせず、呪力を自己補完できる呪骸です。

パンダの中にはパンダ核・ゴリラ核(お兄ちゃん)・お姉ちゃんの3つの核があり、メカ丸との戦闘ではゴリラ核を出してパワーで押し切りました。

本記事では、呪術廻戦に登場するパンダの中身や正体、どのような経緯で生まれたのかなど、本編147話の内容も含めて解説していきますので、ネタバレが気になる方はご注意ください。

補足

本記事では、パンダの中にあるゴリラ核は「兄」、お姉ちゃん核は「姉」で表記させていただきます。

パンダとは

 

パンダのプロフィール
  • 誕生日:3月5日
  • 準2級呪術師(昇級査定保留中)
  • 趣味:パンダグッズ収集
  • 好きな食べ物:カルパス
  • 苦手な食べ物:笹の葉

パンダは呪術高専の2年生として在籍し、準2級術師として活躍しています。パンダは夜蛾正道が産み出した突然変異呪骸で、夜蛾の最高傑作とも言われています。

同級生の乙骨、真希、狗巻とは仲が良く、0巻では夏油にやられた真希や乙骨を助けるために狗巻と戦うなどとても仲間思いな一面があります。また、真希や乙骨を茶化したり色恋にも関心があるように感じられます。一方で人間を気持ち悪いと表現したりするなど、どこか一線を置いている部分もありました。

パンダの正体

呪骸にも関らず完全に自立して動いているパンダの正体と産みの親である夜蛾正道についてまとめました。

完全自立型人工呪骸

 

パンダの様に術師の呪力を動力とせず、自信の呪力で自己補完出来る呪骸のことを「完全自立型人工呪骸」と言い、初期段階では「突然変異呪骸」として表されていたものが意図的に作られていたことが本編147話で明らかになりました。

完全自立型人工呪骸の製造方法
  1. 肉体(人間)の情報から魂の情報を複製する
  2. 相性の良い3つの魂の情報を宿した核を一つの呪骸に入力する
  3. お互いの魂を常に観測させる
  4. 魂が安定して自我が芽生え始める
  5. 生後3か月を過ぎたあたりで呪力の自己補完を始める
  6. 完全自立型人工呪骸の完成

あくまでも人間(故人)の肉体の魂の情報になるため、その人間が生き返るわけではなく、その人間の情報を持った何かとなります。

夜蛾正道

 

傀儡呪術学の第一人者である夜蛾はパンダの産みの親であり、世界で唯一完全自立型人工呪骸を秘密裏に製造していました。

そして、その完全自立型人工呪骸はパンダ以外にも存在していました。つまり、初期で話していた突然変異呪骸というのは表向きの名称で、製造方法がはっきりとしていながら夜蛾はそれを秘密にしていたということになります。

それには、呪術上層部が今回の様に呪骸で軍隊を作る可能性を示唆してことだと考えられます。実際に五条悟がいないことを良いことに好き放題やる呪術総監部から目を付けられ、死刑宣告を受けることになりました。

夜蛾は呪術総監部から、完全自立型人工呪骸の製造方法を教えれば死刑をなかったことにすると脅されていました。夜蛾は自分の息子たち(パンダをはじめとする完全自立型人工呪骸)を呪術総監部に人形として扱われることを危惧し、製造方法を隠し通したのではないでしょうか。

最終的に楽巌寺学長にだけ製造方法を暴露します。なぜ死に際に話すのか、なぜ生き延びるために話さなかったのかと死に際の夜蛾に問いかけました。夜蛾は楽巌寺学長への呪いとして製造方法を明かしました。

夜蛾は後のことは任せたという意味で楽巌寺学長にすべてを話したのではないでしょうか。五条がいなくなった呪術界では誰も信用ができない状態でしたが、それでも楽巌寺学長のことは信頼していたのではないでしょうか。

楽巌寺学長は、規定に厳しいですが虎杖の処遇に目を瞑ったり、学生たちのことをよく考えており、教育者という立場としてリスペクトもあったのではないかと思われます。

夜蛾はそんな楽巌寺学長だから、大事にしてきたパンダや学生たちのことを任せたという意味で、敢えて「呪い」という言葉を選択したのではないでしょうか。

パンダの涙

 

夜蛾の元に向かったパンダでしたが、一歩遅く夜蛾はすでに息を引き取っていました。そこには楽巌寺学長がいましたが、パンダは戦おうとはしませんでした。

なぜ戦わないのかと問う楽巌寺学長に対してパンダは、オマエらと一緒にするな、そんなものに囚われないと発言し、ここでも人間と一線を置く発言をしています。

楽巌寺学長と夜蛾の仲が悪くなかったことも、上層部から命令されてやっただけということも理解したうえで、楽巌寺学長を憎んではいないと遠回しに発言しました。

しかし、パンダは最後にだが、これだけは覚えておけと楽巌寺学長に告げます。

涙を流しながらパンダだって泣くと発言したパンダはとても人間らしく、まるで父の死を労わる息子の様でした。

公式ファンブックでも夜蛾とパンダの関係について作者の芥見先生は親子のようなもんと公言していることから、本当の親子の様に関係性を築いてきたのでしょう。

また、パンダ以外の完全自立型人工呪骸たちに夜蛾が別れを告げるシーンでは、まさみちがいないとさみしいぜと発言していることから、夜蛾が呪骸たちに対して愛情をもって接していたことが分かります。

パンダの中身

完全自立型人工呪骸には3つの核が存在します。つまり、パンダの中には3つの魂の情報が入っていることになります。

3つの核

 

パンダの中には3つの核があり、その3つの核を切り替えてボディを転換することができます。

  • パンダ核:通常モードでバランス重視の核
  • ゴリラ核(兄):短期決戦タイプのパワー重視の核
  • ???核(姉):照れ屋ということ以外詳細不明

モードチェンジを行うとパワーや技などが変化するため、戦況によってコンバートして戦わなければいけないが、パンダは戦況を冷静に把握することができるため、核の呪力消費などをコントロールできれば更に強くなると思われます。

パンダが使用する技

パンダ核は基本的な体術で近接戦を得意とし戦っているため必殺技的なものは描かれていませんが、兄に転換すれば「激震掌(ドラミングビート)」が使えるようになります。

兄は呪力消費量にかなり負担がかかるため、短期決戦で勝負をつける必要があります。そこで激震掌を使えば短期決戦を仕掛けることができるようになります。

激震掌の特徴は「防御不能」ということです。戦闘方法はパンダ核とは変わらず近接での戦闘を得意とし、その中で相手に与える攻撃は必ず効きます。

京都姉妹校交流会でメカ丸と対戦した時に激震掌をしており、見事打ち勝つことができました。相手が防御したとしても殴られたり何かしらの直接攻撃を食らった場合、対象者の内部に攻撃が響くため、防御してもダメージを負うことになります。パワーは東堂よりも低いですが、防御不能というのはかなり有効手ではあるでしょう。

また、呪骸の場合との戦闘において核を狙うことを術師たちは考えますが、パンダは呪力操作によりブラフを張ったりと冷静に戦闘をすることができるため、相手を撹乱させることも可能となります。

【呪術廻戦】パンダの中身や正体とは?夜蛾が創る完全自立型人工呪骸とは まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、呪術廻戦に登場するパンダの中身や正体、どのような経緯で生まれたのかなど、本編147話の内容も含め情報をまとめました。

パンダは突然できたのではなく、夜蛾が意図的に作ったことが分かり衝撃を受ける展開となりました。呪骸として人間たちとどこかで一線を置いているパンダではありますが、そんなパンダが流した涙にはいろいろな思いを感じましたね。

死滅回遊を攻略するために秤との接触を図る虎杖の前に現れたパンダの協力により現状を打開できそうな流れになっています。夜蛾が亡くなった後の話だと思いますが、それでも仲間のためにできることをやるパンダの性根の良さを改めて実感し、今後もっと活躍してくれることを期待しています。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

投稿 【呪術廻戦】パンダの中身や正体とは?夜蛾が創る完全自立型人工呪骸とはENTM = LIFE に最初に表示されました。

Source: 漫画考察日誌

コメント

タイトルとURLをコピーしました