カイジ(24億脱出編)414話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい(未読の方は先にヤングマガジンを御覧下さい)。
マリオのアリバイに疑いを持つ遠藤。
疑心暗鬼になっている遠藤、さすが。
生きとし生けるもの全てを疑う姿勢を持っている遠藤。
人を騙して、疑って、結局全員が嘘つきみたいな展開になる「嘘つきな大学生」を思い出しました。
驚異的な疑いのもとで空白の40分のマリオについてはっきりさせたい遠藤。
そしてマリオのアリバイが崩れれば即確保の流れです。
マリオのアリバイは容易に崩れる
遠藤は部下に指示してマリオのアリバイ崩しを行います。
実際に中華で40分の時間を使っていたのなら問題なし。
独りを店内に向かわせて、もう一人と携帯で連絡可能。
これによって外の一人が店員にたずねて、マリオへの告げ口に対しては中の男が対応。
そんな連携であっさりと分かることになります。
マリオ、大ピンチ。
遠藤の疑心暗鬼の精神
さすがは金貸し、というか疑いすぎ。
普通の人間ならここまで疑いません。
でも金貸しで、しかも嘘をついて何とか返済を免れようとする人間ばかり。
その辺りの金貸しの世界の不条理は「闇金ウシジマくん」が色濃く語ってくれていました。
(新しく始まった作品「九条の大罪」もめちゃくちゃ面白い)
金を貸す人間は、金を回収して始めて商売として成立します。
なのであの手この手で逃げる債務者を相手にしてきた遠藤だからこその疑いの根の深さ。
この厳しい世の中を生き抜くには遠藤のような疑いの目。
生きとし生けるもの全てを疑うような視点も必要なのだろうと思わされます。
マリオの即確保はある
今カイジとチャンがマリオのもとに向かっています。
そして、外は外で新たな作戦を考えていました。
ただそれもこれもマリオのアリバイが成立していると帝愛が思い込んでいるからこそ成立するものです。
マリオが帝愛に気付いていると知られた瞬間にアウトで即確保。
袋のネズミと言えるマリオは即確保されて、そのまま拷問にかけられるでしょう。
兵藤会長じゃなくとも、帝愛はこの手のことで容赦しません。
驚異のブラック企業帝愛だからこそ出来る「死んでもいいや」の拷問が仕掛けられることになる。
それはマリオ、自業自得とは言え母を思っての行動でしたから可哀想すぎます。
ここは何とかアリバイが崩れず、もしくは曖昧なままとなり遠藤の疑い、もやもやはそのままでカイジたちの作戦との対峙に向かってほしいものです。
遠藤も遠藤で「二度の見逃し」となれば示しがつかないのも事実。
ここを取りこぼすと後がないのは同じという気もします。
アリバイの行方、どちらに転ぶか。カイジ415話に注目です。
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Source: マンガ好き.com
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