呪術廻戦154話のネタバレを含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
前話で登場した星綺羅羅(ほしきらら)ですが、どうやら男だったみたいです。
(パンダが言っています)
そして呪術廻戦154話で星キララの術式も確定しました。
マークを付けた相手を反発させたり近づけたりする磁力のようです。
五条悟のような能力と話されていましたが、たしかに近い性質がありながらも無限を操る無下限呪術とは異なります。
それでは呪術廻戦154話を考察していきます。
星キララは男だった
パンダは虎杖にトーナメントで敗けてから伏黒恵と合流しています。
どこに秤金次がいるかは分かっているパンダ。
「ビル屋上のモニター室」
しかしながらもう一人の高専3年の星キララの能力によって近づくことが出来ません。
多分綺羅羅の術式なんだがよく知らん。
-パンダ-
(呪術廻戦154話)
パンダは星キララの能力の詳細を知りませんが、その力は五条悟のものに似ていると言います。
伏黒はパンダへの質問を二つしています。
キララって名前に引っかかりを見せた伏黒です。
この「もう一人の3年って男でしたよね」と質問する伏黒に対してパンダが「男だよ」の一言。
星キララが男であることが確定しました。
秤金次との関係が本当に恋人同士なのかは定かではなくなります。
最近ではジェンダーの差も気にされるものではなくなりつつあるので、今の恋人が星キララであっても不思議はないでしょう。
虎杖が星キララに案内されて秤金次と会う
虎杖は八百長にもってこいの人物だと判断した秤金次です。
ここで言っている脚本というのが八百長のことを意味しています。
星キララに案内されて虎杖は秤金次と相対することになりました。
秤金次の提案は「1日1時間で月100万円」です。
虎杖は「は?」って感じになっていますが、怪しげな情報商材の売り方みたいな方法で伝える秤金次。
完全に金が目当てってことなのでしょう。
でも逆に言えばこの展開はプラスに働くかもしれません。
仮に伏黒恵が禪院家の金を自由に出来る状況であるなら秤金次に対して多額の報酬を元に死滅回游への参加を要請出来る可能性が出てきました。
真希が甚爾化したことで禪院家は滅んだも同然になっていますが、金なら幾らか残っているはずです。
伏黒恵とすれば全てを使い切っても惜しいとは思わないでしょう。
星キララの術式は磁力
伏黒恵は影から影へ移動して警備員を無力化していました。
虎杖が秤金次との交渉で失敗した場合に逃げる道筋が必要になるからです。
しかしパンダと合流しているところを星キララが虎杖を案内した後で発見。
伏黒恵は虎杖とつながっていてパンダと話をしているとなれば高専側の潜入であることは確実です。
「金ちゃんが危ない」と星キララは判断。
結果的にパンダ&伏黒恵VS星キララの構図となりました。
パンダはそもそも星キララに近づけません。
背中に星マークと「Imai」の文字が描かれています。
伏黒恵は玉犬を出して対抗しようとしますが、これも反発して吹き飛ばされてしまいました。
玉犬がふっ飛ばされた!?
俺やパンダ先輩の動きから察すると近づけなかったのか!
-伏黒恵-
マークした人物に対しては反発したり引き合わせることが出来る「磁力」の術式。
五条悟の能力に近いと言われるのも頷けるところでしょう。
但し五条悟のような強さかと言われれば疑問です。
五条悟と星キララの能力の差
五条悟と星キララの術式は似ているのでしょうか。
確かに似ている部分もありますが、厳密には全く違うものとなっています。
呪術廻戦8巻でも説明がありましたが非常に難解です。
よって無下限呪術については「そういうもの」と覚えておくのが良いでしょう。
順転だと近づこうとしても近づけない。
(近づくと無限の時間がかかってしまって止まって見える)
反転させると恐ろしい発散の力で吹き飛ばす。
(無限の時間の逆で吹き飛ばすので瞬間移動に近い速度で相手をふっとばす)
これは始めて赫を使ったシーンですが、伏黒甚爾を恐ろしい勢いで吹き飛ばしました。
そして合わせ技となる茈(むらさき)では二つの力を合わせて仮想の質量を生み出して伏黒甚爾の胴体に大穴を開ける威力を放出しました。
要するに順転だと近づけない、反転だと吹き飛ばす力、合わせ技の虚式だと質量もある攻撃で物理的な貫通打撃可能って感じで覚えておくと良さそうです。
物理的な知識を芥見先生がマスターしてからの設定ではありませんので漫画という枠組みのフィクションとして見れば十分に頷けるものです。
(時折マンガに対して「物理的に!」って言う方もいますが、それは別の楽しみ方として見ておきましょう。柳田理科雄先生の空想科学読本みたいな感じで物理を考えて面白く見るのが一つの方法で設定に文句をいうものではありません)
赫の吹き飛ばしでも途中の建物などに衝突して死ぬ場合もあるでしょうが、伏黒甚爾の肉体は強すぎて無傷に近い状態だったというだけです。
普通の人なら赫で十分とも言えそうです。
特級呪霊などの強者になれば質量を備えた虚式で対応するのが良いでしょう。
星キララの「反発と引き合い」については似ていますが、能力としては相当な下位互換ということになりそうです。
使いかってを考えても「マークしないといけない」という制約は大きすぎる穴と言えます。
よって性質として似ている気もしますが、五条悟は雲泥の差があるのは言うまでもありません。
但し決して弱い訳ではないでしょう。
あくまでも五条悟が呪術廻戦の設定上では強すぎるだけです。
お金を提示して儲かる方法を模索している秤金次に対して、高専側の潜入だと確信した星キララによる伏黒恵とパンダの排除運動。
結果的に先の通り禪院家の金の提示によって事なきを得る可能性がありそうです。
呪術廻戦154話の考察は以上となります。
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Source: マンガ好き.com
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