彼岸島48日後311話のネタバレを掲載しています。311話では、希はなんとか兄が豹丸に食われた事実を受け止めることができた。そして、ついに一同は豹丸と対峙することとなる。彼岸島48日後311話の内容を知りたい方はご覧ください。
彼岸島48日後311話のネタバレ
拷問野郎が「皮肉にもその人間の頭脳が今の血の楽園と豹丸様を作ったのよ」と話すと、希は「嫌ァァァァ、お兄ちゃん」と叫び声を上げてしまう。
勝次が「とんでもねェな、豹丸の奴、人の脳を取り込むなんて」と言うと、鮫島は「ただ、おかげでこの楽園の成り立ちがわかったよ」「確かに姉弟の兄貴の頭脳だったら真剣に市民の事を考えるよな、今の豹丸がこの楽園を作ったのは納得だわ」と理解する。
希は「ひどい、食べられてたなんて、そんなのひどい」「聡ィ」「頭脳を奪うために殺されて食べられたなんて、お兄ちゃんがあまりにも報われない」「痛かったろうし辛かったろうし、死にたくなかったはずだよ」「あああ、ごめんお兄ちゃん、私何もできなかった」と現実を受け入れられず泣き出してしまう。
鮫島が「元気出せ、姉弟ども、仇はとってやるよ」「俺たちは豹丸を殺しに来た、お前たちはそれを見届けるんだろ」と励まし、希は「ごめんねみんな、もう大丈夫だから」「私がここで泣いている場合じゃないものね、行きましょう」と元気を取り戻した。
鮫島が「ホントに大丈夫かよ、少しくらい休んでくか?」と気遣うと、希は「ガタイに似合わず優しいな、ハゲ」「ありがと」と感謝を告げた。
一行が進み出すと明が「もう変装は必要ないだろ、つけ歯をとろう」と言い、皆つけ歯を外し出す。
鮫島が「さあ、これで心おきなく豹丸と戦えるな」「案内せい、お手々野郎」と拷問野郎を蹴飛ばすと、拷問野郎は「蹴らないでよ、ちゃんと案内するから」「これはいじめよ、いじめ」と返すが、鮫島は「ふざけんな、人殺して喰いまくってる奴に人権なんかあるか」と一蹴する。
明たちは裁判所らしき場所に到着した。
勝次が拷問野郎の人形が落ちていることに気づき、拷問野郎が「ああっ、こんな所にハンディ様人形第一弾と貴重な第二弾の海水浴バージョンだわ」と言うが、鮫島が燃やしてしまう。
拷問野郎の案内の元、一同はさらに奥へ進む。明たちは「どうやらこの特別区には警察署も刑務所もあり、このお台場だけでまるで小さな国家の体を成していた」と考えていた。
鮫島が「豹丸の奴マジでちゃんとしてんな、こんな相手は初めてだな」と言うと、拷問野郎が「当たり前よ、我らが豹丸ちゃんとなめないでちょうだい」「いくら人間の頭脳を取り込んで少し丸くなったとはいえ、キレたら豹変するわよ」「アンタたちなんかひとひねりで蹴散らされるわよ」「バカね、自ら豹丸ちゃんに殺されに行くなんて」と伝える。
すると、聡が「嘘だ、そんな」「ああ、懐かしいこの匂い、忘れるわけないよ」「お兄ちゃんの匂いがする」と泣き出してしまう。
希が「バカな事言わないで、死んじゃったんだからこんな所にいるわけないでしょ」とつかみかかると、聡は「何言ってんだ、毎日嗅いでたんだから間違えるわけないだろ」「いろいろな生き物の匂いがするけど、その中にかすかに昔を思い出すお兄ちゃんの匂いがある」「信じられないかもしれないけど、この辺りにお兄ちゃんがいる可能性が」と口にすると、鮫島が「それは兄貴じゃねェな」「兄貴を喰った奴から匂ってんじゃねェか?」と気づく。明が「匂いのもとの方へ行ってみよう、どこから匂ってるんだ?」と提案すると、聡が「こっちだ、ついて来て」と匂いの元に案内する。
鮫島が「外?かなり上まで来たけど屋上庭園か?」と言うと、勝次が「真ん中になんだ?ピラミッド!?」と言い、ピラミッドの頂上に豹丸がいることに気づいていく。
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Source: サブかる
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