閼与が陥落したことで秦国が掲げる一大作戦が開始されます。
王翦軍が閼与陥落のために要した兵の損失は三倍になったとキングダム708話で言われていました。
本来なら平陽と武城の中央通ってそのまま邯鄲への道を進むはずでした。
そこに立ちはだかった長城の存在。
これによって嬴政が脱出の時に紫夏と共に通ってきた道は塞がれてしまいました。
結果的に嬴政が通った道ではなく北から攻め抜く策を取ることになった秦国軍です。
趙からすれば宜安の戦いは亡国をかけた戦とも言えます。
李牧の策にどこまで翻弄させられるのか。
まずは以前語られた青歌の将軍が派遣された狼孟での戦が描かれることになります。
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宜安に向かう王翦軍と桓騎軍
閼与の戦にて王翦軍と桓騎軍が分断されるのではないかと言われていましたが違いました。
李牧は北上する王翦と桓騎の軍を半分にすると言っていたところ。
現実に半分に出来たのかと言えばそうではないでしょう。
王翦軍だけが大きく傷つくことになりました。
王翦軍だけが閼与攻めに入り、結果「王翦軍の被害が三倍となった」ところで閼与は陥落しています(キングダム708話より)。
要するに桓騎軍や周囲の飛信隊などは無傷の状態で維持されました。
宜安を攻め抜く主力が桓騎軍となるのは必然とも言えます。
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太原近くの狼孟での戦が始まる
キングダム709話では秦国との国境線近くにある狼孟での戦が始まるでしょう。
もう始まっていたと考えても良さそうです。
司馬尚のいる青歌から派遣された武将が二人いました。
カン・サロとジ・アガです。
結構大きいはずの領主よりも更に数段大きな身体を有した二人。
狼孟が戦場になることは確実なものとして描かれていました。
閼与攻めが終わったことで北部軍と東部軍の戦となるでしょう。
ここで青歌の武将の二人がどれほどの実力者であるのかも知れるものと思われます。
但し秦国の北東軍はめぼしい武将がつくのかどうか。
六大将軍は出陣しないと考えると、全てが平陽と武城に集まっています。
だとすれば介億あたりが出張ってきているのかもしれないと予想できます。
狼孟の戦はどう展開するにしても長引く描写にはならず、秦国の苦戦が描かれることになると推察されます。
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秦国の北の軍との合流
閼与を抜いた王翦軍。
これによって当初予定していた通り宜安に向かっている北東軍などとの合流を果たすことになります。
秦国の北部軍と東部軍。
これに王翦軍と桓騎軍に信や壁なども含めた勢力にて趙の北部宜安を攻める大戦略です。
但し、この戦略は鄴攻めなどとは違って相手(つまり李牧)も分かっていること。
何より李牧は宜安に先に入って準備をしていました。
この「思った通り悪くない」の一言は秦国にとって恐ろしいことでしょう。
地の利も趙に向いた状態での防御策を講じることが可能となります。
容易に抜けないには確実です。
桓騎が行う想像外の策
宜安を攻める中心人物が桓騎であるのは確実と言えます。
閼与で想像を超えて傷ついてしまった王翦が主力として先頭に立つとは思えないでしょう。
何より史実でもこの宜安での戦いは王翦ではなく桓騎となっています。
桓騎としても雷土が死んでしまったことで少し元気がありません。
実のところ史実を見ると「宜安での勝利」は桓騎が収めることになっています。
但し問題はその先にある肥下です。
すでに李牧は桓騎の弱点を見抜いた存在。
宜安では桓騎の策が想像外に働いて一人の武将を失うことになりますが、そのまま弱点を射抜いて桓騎を討ち取り。
この流れまでが宜安と肥下の戦いとしてキングダムでも描かれるものと予想されます。
※キングダム709話についてもヤングジャンプで確認出来次第、ネタバレを含む考察を更新致します。
ヤングジャンプ発売まで今しばらくお待ち下さい。
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Source: マンガ好き.com
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