呪術廻戦の内通者を考察!候補者の中で誰が怪しい?

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今回は、呪術廻戦の内通者は誰なのかについて考察していきたいと思います。

第9巻にて内通者の一人がメカ丸(与幸吉)であることが明かされました。

しかし、呪霊側の動きを見ると京都校の生徒のみでは知りえないような情報が流れていることが分かります。

ネットの考察では家入や夜蛾など、五条に近しい人物が内通者なのではという説も多くありますが、何故彼らが内通者と疑われているのでしょうか?

本記事では、内通者が漏らしたであろう情報を整理し、呪術廻戦の内通者候補とされる人物についてそれぞれ考察していきたいと思います。

呪術廻戦の内通者とは?

偽夏油率いる呪霊側の襲撃タイミングがあまりにも良すぎることを五条が指摘したことをきっかけに、内通者の存在が疑われるようになりました。

まずは、内通者が呪霊・呪詛師側に流したと思われる情報を整理してみます。

内通者が流した情報とは?

現在内通者が流したのではないかと言われている情報は三つです。

  1. 虎杖の生存
  2. 五条のスケジュール
  3. 高専で封印されていた呪胎九相図と宿儺の指のありか

一つずつ簡単に説明していくと、

虎杖の生存

少年院の事件で虎杖が死んだことになり、生き返ったことは伏せられていたにも関わらず呪霊側が虎杖の生存を知っているような描写がありました。

五条のスケジュール

特級呪霊・漏湖による五条の移動中を狙った襲撃、そして前述した少年院の事件も五条の出張中に起こるなど、スケジュールを完全に把握していないと難しいタイミングで事件が起こっています。

高専で封印されていた呪胎九相図と宿儺の指のありか

京都校との交流会の時、特級呪霊である花御と真人は迷いなく呪物が保管されている当たりの蔵を強襲しています。

高専の蔵は天元の術式により日々場所を変え、1000を超える扉の内一つがこれらの呪物を保管する蔵へとつながっています。たまたま開けた扉が当たりでした、という可能性はかなり低いです。

 

確かに、上記の情報は内通者がいなければ呪霊・呪詛師側は知る由もありませんね。

そこで、五条悟は京都校の教師であり先輩でもある庵歌姫に高専内の調査を依頼します。そして調査結果が9巻の第79話「これからの話」で明らかになりました。

庵歌姫が重要な発言をしていますので、引用します。

「五条から内通者の話は聞いているわね」
『はい』
「多分呪詛師と通じているのは2人以上 1人は学長以上の上層部
 コッチは私じゃどうしようもない」
「もう1人 その上層部に情報を流しているやつがいる
 それが今回の標的」

(呪術廻戦9巻 79話「これからの話」より引用)

庵の推察が正しければ内通者は2人、もしくはそれ以上いることになります。

 

一人はメカ丸(与幸吉)で確定

 

歌姫の報告にあった”2人以上”いる内通者の内の1人は、京都校のメカ丸であることが明らかになっています。

【呪術廻戦】メカ丸が内通者になった経緯などを解説

メカ丸は天与呪縛により生まれつき体が欠損しています。

真人の無為転変によって健全な肉体を手に入れる代わりに、情報を提供する取引を交わしていました。

 

「私たちに協力し情報を提供するその対価として真人の「無為転変」で体を治す」
「そういう”縛り”を私達は彼と結んでいるからね」

(呪術廻戦9巻 79話「これからの話」より引用)

 

しかし、偽夏油側が“京都校の人間には手を出さない”という縛りを破ったことで決別、戦闘の結果メカ丸は破れてしまいます。

 

MEMO

縛りは他者間と結ぶものと自らが自らに科す縛りがある。
自分の中の縛りは得たもの(向上した能力など)を失うが、他者間と結んだ縛りは”罰”が不確定なため、縛りを破った場合何が起こるかわからない。

 

複数いる内通者の内、1人は正体が明らかになりました。しかし、内通者は2人以上いるというのが歌姫の考察で、その可能性は非常に高いでしょう。

そのもう1人について考えるのが今回の主題です。では各候補者の紹介と、それぞれが内通者である可能性について検討します。

呪術廻戦の内通者は誰なのか考察

ここからは、呪術廻戦の内通者候補として挙げられている人物を一人一人考察していきます。

呪術廻戦 内通者候補一覧
名前
内通者の可能性
家入硝子★★★★
夜蛾正道
伊地知潔高★★★
冥々★★
九十九由基★★

※★の数が多いほど内通者である確率が高い

内通者は家入硝子?

五条悟の同級生であり高専専属医師という肩書を持つ家入。

その立場上高専の行事や任務状況、生徒の負傷具合まで全て把握することが出来ます。

また、医師という立場上死体の処理を一番に任されるのは家入です。

虎杖が一度死んだときも、解剖するという名目で家入のもとに運ばれていました。

そして虎杖の復活を一番最初に知ったのも家入です。

偽夏油は虎杖が生きていることを知っていたような描写もあったことを踏まえると、虎杖が復活したことを知っていた人物の中に内通者がいる、という考え方ができます。

これによって家入硝子が内通者である可能性は非常に高いと思われます。

家入硝子が内通者である詳しい可能性については下記記事にて考察しています。

呪術廻戦の家入硝子は内通者?怪しいシーンはどこ?

内通者は夜蛾正道?

第13話にて、伊地知の運転する車で五条は夜蛾との約束に向かう途中でした。その道中に漏湖という特級呪霊に襲撃されています。

その時間五条が移動中であること、そして夜蛾と約束があることを知っていた人物が情報を漏らしていた
だからこそ襲撃が成功したのではないでしょうか。

そしてそれを最も知り得る人物は、夜蛾正道本人です。

しかし第147話にて夜蛾は楽厳寺に殺されています

パンダの上から言われてやったんだろうという発言を見るに、夜蛾が内通者である可能性は低いのではないでしょうか。

内通者は伊地知潔高?

13話で会食をすることを知っていた人物が怪しいという仮定に基づくと、運転していた伊地知も十分該当します。

半ば五条専属の補助監督と化している伊地知であれば五条のスケジュールを把握し、時には任務を差し替えることも可能なはずです。

そして虎杖が一度死ぬ原因となった少年院の事件。

明らかに等級が合わない任務を五条の出張中に与えていることからも、以前から上層部との繋がりがあるのではと考察されていました。

また、家入と同じく虎杖の生存を知っていた数少ない人物でもあります。

伊地知には配偶者も居ますし、人質を取られている可能性もあります。可能性としては高いでしょう。

内通者は冥々?

冥々はフリーランスの一級術師で、金に目がないという性格

金さえもらえれば秘密裏に高専を裏切り、情報を流すくらいのことは平気でやりそうです。

冥々の術式である「黒鳥操術」もカラスと視界を共有できるなど、情報を集めるのに非常に向いています。

しかし、偽夏油と戦闘し殺されかけた冥々が海外に逃亡した様子が15巻で描かれていました。

本当に内通者であれば両者がここまで戦うことにメリットはないので、冥々が内通者である可能性は低いのではないでしょうか。

内通者は九十九由基?

東堂の師匠である九十九ですが、夏油が呪詛師落ちする一因を作った人物でもあります。

「気づいたかな。私は君達の味方というわけではないんだ」

「ただ世界から呪霊をなくしたいだけのしがない美女さ」

(第138話「禪院家」より引用)

九十九の目的は呪霊の無い世界を作ること。夏油が非術師を皆殺しにすればよいのでは?と言ったときに(案としては)アリだと言ったことからも伺えます。

今の高専のスタンスは現れた呪霊を狩ることをメインにしています。

対して九十九はそもそも呪霊が産まれない世界を作るべきだ、という考えの持ち主です。偽夏油と思想的に似た部分があると言えます。

呪霊の居ない世界を作るためならば内通者として働くことも考えられなくはありませんし、何より九十九は特級術師です。普通の術師とは離れた位置づけであるため、十分に上層部の一員と言えるでしょう。

しかし九十九は海外を飛び回っていた、という話を真実だとすると五条や高専のスケジュールを事細かに知っているのはおかしいように思えます。

可能性は低いですが、仮に九十九が内通者だとしても東京高内に1人内通者がいるのは確実でしょう。

まだ内通者は登場していない?

「多分呪詛師と通じているのは2人以上 1人は学長以上の上層部」

庵の言葉が正しければ、もう一人は学長以上の上層部す。
今のところ登場している学長以上の人物は東京校学長の夜蛾と京都校学長の楽巌寺のみ。

第145話にて新登場のキャラクターもいますし、実はまだ作中に登場していないという可能性もあります

呪術廻戦の内通者を考察!候補者の中で誰が怪しい? まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は呪術廻戦の内通者は誰なのかについて考察してきました。

本記事では否定要素が少ないことから、家入と伊地知が内通者である可能性が高いと考察してきましたが、皆さんはどのキャラクターが内通者だと考察されましたか?

多くの伏線と共に、9巻にて具体的に存在が示唆された内通者ですが、16巻が発刊された現在も謎は明らかになっていません。

今後の本誌の動きが気になりますね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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Source: 漫画考察日誌

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