【呪術廻戦】夏油傑の領域展開や術式を解説!死亡理由や夏油の過去を紹介

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今回は、夏油傑の領域展開や術式を解説!死亡理由や夏油の過去についてご紹介させていただきます。

呪術廻戦に登場する「夏油傑」はかつて五条悟と苦楽を共にした同級生でした。

夏油の術式は呪霊操術で、自分の中に取り込んだ呪霊を使役することができる効果があり、特級術師として五条と共に活躍していましたが、あることをきっかけに呪詛師となります。

本記事では、夏油傑の領域展開・術式や能力、彼の過去についてまとめてみました。

 

夏油傑の領域展開

特級術師である夏油傑が領域展開を発動しないのにはかなりのリスクがある、もしくはそもそも領域展開を発動できないという可能性がります。

ここでは、未だ明かされていない夏油傑の領域展開について考察しました。

まだ見ぬ夏油傑の「領域展開」を考察

夏油傑の「領域展開」はまだ明らかになっていません。

しかし、特級術師であった夏油が「領域展開」を持っていないとは考えにくく、まだ発動していないだけという可能性が高いです。

過去に伏黒甚爾に殺されかけた時も、乙骨優太に殺されかけた時も発動していないのを見ると「自分がなくなってしまう」や「取り込んでいた呪霊の制御が効かなくなる」ような超高リスクの領域展開であるのではないかと予想されます。

可能性として、疱瘡神のようにその呪霊単体で領域を展開する呪霊がいれば、夏油本人が領域を展開できずともそこらの呪霊を祓うことなど造作もないでしょう。

 

夏油傑の術式

夏油傑は両親が非術師でありながら、特級呪術師まで昇りつめた神童です。

術式は呪術師界でもレアな「呪霊操術」と呼ばれる術式で、扱えるのは今のところ夏油傑以外登場していません。

呪霊を使役し行使する「呪霊操術」

呪霊操術とは、降伏した呪霊を取り込み使役できるというもの。

力に差があれば降伏なしの無条件で取り込めます。夏油はすでに16体の特級呪霊を取り込んでおり、その能力を自由に行使することができます。

似た術式に伏黒恵の「十種影法術」という召喚した式神を使役するというものがありますが違いがあります。

  1. 媒体なしで使用可能。
  2. 呪霊の力が術師に依存しない
  3. 取り込んだ呪霊の術式を自身も使える
  4. 使役できる数が圧倒的に多い

式神の使用では、術師の呪力を消費し、破壊されれば顕現できなくなり、その能力は式神自身しか使えず、伏黒は最大で二体までしか式神を出せません。

術式とは先天的なもので努力で習得できるものではありません。術式が増えるというのは特級術師に成るほど強力なものでした。

特級仮想怨霊「化身玉藻前」(とっきゅうかそうおんりょう けしんたまものまえ)

夏油傑が使役していた16体の特級呪霊の内の1体。呪術廻戦の前日譚『東京都立呪術高等専門学校』で乙骨に対して使用しました。

能力発動前に乙骨憂太に祓われたため、詳細は不明です。

虹龍(こうりゅう)

元ネタは中国の幻獣ですが、この呪霊を夏油がどこで入手したのかは不明となっています。学生時代の夏油が使役する呪霊の中では最強硬度を誇る強力な呪霊です。禪院甚爾との戦闘で使用しました。

口裂け女(くちさけおんな)

元ネタは明らかになっていませんが、恐らく日本で都市伝説になっている「口裂け女」がモデルになっていると思われます。

能力は口裂け女の質問に対象が答えるまで、簡易領域の効果でお互い手出しをできなくするというもの。対象が質問に答えると巨大な鋏で対象を攻撃します。

こちらも学生時代の禪院甚爾との戦闘に使用しました。

極ノ番 「うずまき」(ごくのばん うずまき)

夏油傑のリーサルウェポン。0巻の乙骨との戦闘で使用しました。

夏油傑の中に封じ込められた4461体の呪霊を一つに融合し、敵にぶつけるという超大技です。例えるなら、ドラゴンボールで孫悟空が使用する元気玉です。

0巻で乙骨に対して使用しましたが、乙骨の里香の最大火力で「うずまき」は打ち消され、夏油傑は重傷を負いました。

炸裂していた場合の威力がどの程度なのか想像が難しいですが、乙骨が宿していた呪い「里香」が町1つ滅ぼせるらしいので、それと同等の威力だと推察します。

疱瘡婆(ほうそうばばあ)

渋谷事変にて登場した呪霊で、流行り病の呪霊です。

領域を展開し、対象を棺桶に閉じ込め棺桶を落として地面に埋葬します。その後3カウント以内に脱出できないと重い病に罹るという効果があります。

また、脱出できたとしても3カウントまでの必中が永遠に続き、棺桶の落下によるダメージを与え続けます。

ただ、この領域展開は、呪力量の多い対象に対してのみ発動されるため、2人で戦闘することになれば術師側にも分があるというデメリットもあります。

 

夏油傑の過去

呪詛師となった夏油ですが、もともとは五条や家入と共に呪術高専にて青春を謳歌する一学生でした。

本記事では、夏油が呪詛師になるまでを解説していきます。

高専時代は五条と一緒に任務へ

高専時代は夏油が五条とコンビを組むことが多かったようです。五条は自信過剰の不真面目で、夏油は五条を正す役割でした。

いがみ合いながらも認め合う親友同士だったのです。

そんな二人にある日特別な任務が与えられます。

星漿体の少女(天内理子)の護衛です。護衛の任務を通して三人は絆を深め、仲間意識を深めました。

しかし任務終了間際、非術師の伏黒甚爾によって天内理子は殺されてしまいます。

殺害された理子の死を喜ぶ信者盤星教の信者の姿を見た夏油は、非術師に対する嫌悪感を抱き始めます。

特級呪術師・九十九との出会い

星漿体護衛任務の失敗から一年が経った頃、五条が”最強”となり一人で任務することが多くなったため、必然的に夏油も1人での任務が多くなります。

この時の夏油は理子の死を喜ぶ信者盤星教の信者の姿が脳裏から離れず、「強者としての使命」「非術師を守る意味」が交錯しはじめます。

MEMO

呪術廻戦の世界では呪力を操れる「呪術師」と呪力を操れない「非術師」がいて、「呪術師が呪霊などから非術師を守る」という構図になっています。

悩む夏油の前に特級術師・九十九由基が姿を現します。そこで九十九は夏油に対し、”呪霊が生まれない世界”について語ります。

九十九から全人類が術師になれば呪霊は生まれないという結論を聞いた夏油は「非術師がこの世からいなくなれば呪霊は生まれない」ことに気づき、思わず「非術師を皆殺しにすればいい」と口にします。

呪詛師へ闇落ち

2007年9月、夏油は「神隠しが起こる村で、原因となる呪霊の排除」という任務に赴くことになります。

そこで見たものは術師を差別し少女を拘束する非術死の村人たちの姿でした。

夏油の中の非術師への憎悪が最大に達した瞬間です。

夏油はそこにいた村人たちを全員殺害し、少女2人を連れ姿を消します。

事件を起こした夏油傑は呪詛師となり、処刑対象として追われる身になるのでした。

百鬼夜行を画策

呪詛師へ闇落ちした夏油は村から救助した少女2人を始め、夏油に賛同する仲間を集め、呪術師のみの世界を作ることを目的としていました。

今の呪術師の在り方は間違いだと考えた夏油は、呪術高専をその根源とし、まずは呪術高専を潰す作戦を画策します。

2017年12月24日、夏油は自身に取り込んだ呪霊を東京と京都へ解き放ち、「百鬼夜行」を決行します。

夏油の死亡シーン

百鬼夜行を決行した夏油でしたが、この戦いで夏油は命を落とすことになりました。

乙骨との戦闘で瀕死に

強力な呪具を持つ呪詛師・ミゲルが五条悟の足止めに成功している間に、高専へ侵入し乙骨の元へ夏油は向かいましたが、特級過呪霊にをその身に宿す高専一年生の乙骨憂太が立ちはだかります。

里香との縛りによる呪力の開放により、乙骨の圧倒的な力の前に夏油は敗走します。

乙骨との戦闘により大怪我を負った夏油は瀕死の状態で命からがら逃げのびます。

五条にとどめを刺される

命からがら逃げ伸びた夏油でしたが、夏油の前には五条悟が現れ、最後に五条は少ない言葉で親友・夏油傑に別れを告げ、夏油にとどめを刺しました

この時、五条は夏油に「たったひとりの親友」だと告げており、最後は夏油の顔に素直な笑顔が戻りました。

ここで絶対に一回死んだ!五条先生もちゃんと殺したって言ってた!

現在の夏油は偽物?

夏油傑は呪術廻戦本編に際序盤から登場していましたが、『呪術廻戦』の前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』を読んでいた方は不思議に思ったはずです。

なぜならそこで夏油は乙骨憂太に敗北し、五条悟によって殺害されていたからです。

不自然な額のツギハギ

夏油傑の本編初登場は2巻の第10話です。0巻で乙骨に敗れ、五条に殺されたはずの夏油が何食わぬ顔で特級呪霊を引き連れ街中を歩いていました。

この時すでに夏油傑の額には生前無かった不自然なツギハギがありました。死んだはずの夏油が生きている、額にはツギハギが、導き出されたのは復活したか、偽物かということでした。

偽物であることが発覚

渋谷事変では、夏油傑が五条の前に姿を現し、何者かが夏油の身体を乗っ取ていたことが明らかになりました。

元々、0巻を読んでいた人はそもそも夏油傑が呪術廻戦本編にサラッとで出てくることに違和感を覚えていましたが、今回のことで、夏油傑を乗っ取っているモノの正体についての話題が大きな盛り上がりを見せました。

そして、134話にて、現在の夏油傑が「加茂憲倫」であることが明かされました。

加茂憲倫は、加茂家の汚点であり、史上最悪の呪術師として知られています。また、呪胎九相図を作り上げた張本人でもあります。

ただ、この後この加茂憲倫でもないことが判明します。それは145話にて虎杖たちが天元の元に訪れた時のことです。

偽夏油の本当の正体は「羂索」といい、脳を入れ替える事で肉体を転じる術式をもち、さらに羂索本来の生得術式と更に転じた先の肉体の生得術式も使用できるようになるという禁忌の術式を使用します。

羂索が一体何を目的として行動しているのか、最終的に何を成そうとしているのか今後に注目です。

【呪術廻戦】夏油傑の領域展開や術式を解説!死亡理由や夏油の過去を紹介 まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、夏油傑の領域展開や術式を解説!死亡理由や夏油の過去についてご紹介させていただきました。

夏油は黒幕ですが、苦労した過去と崇高な思想を持ちながらも、その死体を利用されるという悲しい元・特級術師でした。

今は操られ、その超強力な術式を呪霊の為に使われているのは本人も悔しいはずです。

芥見先生はトンボが死んだ後に動くようなもんと例えていましたが、肉体に宿った魂が五条の声に反応していると思いたいものですね。

五条悟の封印間際の呼びかけに偽夏油の右手が勝手に自身の首を絞め始める描写もありました。意志はあるのかもしれません。

 

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最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

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Source: 漫画考察日誌

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