カイドウの幹部である大看板。
その中でも一際秘密の多かった存在がキングでした。
懸賞金については13億9000万ベリーとビブルカードにて判明して、ワノ国終了時の懸賞金がどうなるかも予測されています。
キングはルナーリア族の生き残り。
その特徴や本名に至るまで全てがワンピース1035話で語られることとなりました。
キングの名前は「アルベル」だった
キングの本名が登場したカイドウとの回想シーン。
カイドウと共に世界政府の研究施設、パンクハザードにいた二人です。
カイドウは海賊を作ろうと研究施設に幽閉されていたキングを誘い出しました。
この時に名前を聞いています。
「アルベル」
このアルベルは当時は十代ですが、強すぎる存在で生き残りのルナーリア族であることを知っていたカイドウは「キング」と名付けました。
それ以降は本名の名前ではなくキングとしてカイドウの百獣海賊団の大看板として君臨していました。
ワンピース1035話でルナーリア族の特徴判明
それまでクイーンなどによって少し語られるだけだったルナーリア族。
その特徴がはっきりとワンピース1035話でカイドウの部下より伝えられました。
最初にキングのマスクが少しだけ見えた時点でも肌と髪が分かっています。
黒い翼は最初から見えていたので、そう考えるとこのワンピース1027話の時点でルナーリア族の特徴を捉えていたとも言えます。
素顔全てを晒したのはここから8話後となっています。
キングは神の一族
キングの正体がルナーリア族であるのは分かりました。
そしてルナーリア族というのは現状見つけるだけで1億ベリーの報酬が与えられる存在です。
パンクハザードから逃げ出したことは分かっていて、それを隠すために仮面を付け続けていたキング。
もとはレッドラインに住んでいた神の一族でした。
白ひげとマルコの間で語られた話にも登場しています。
その神の一族は今のマリージョアに住む王族によって滅ぼされたと考えられます。
よって人に対する怒りは相当なものだと考えていいでしょう。
レッドラインの神の生き残り=キングとなれば、ゾロが倒して終わりではなく、ルナーリア族も生きられる世界をルフィが作っていくことにどこかで賛同していくのかもしれません。
ゾロがリューマになった瞬間
ゾロがワノ国で覚醒することは前々から言われていました。
霜月リューマの直系の子孫である霜月牛丸、そしてその子孫であるゾロというのはすでに分かっているところ。
キングとの戦いの中で閻魔の暴走から覇王色の覇気を完全に手の内におさめたゾロです。
そしてキングが繰り出した最高峰の技である火龍の最上位に立ち向かうべく繰り出した剣技。
これは尾田先生のMONSTERに描かれたリューマそのものの抜刀となりました。
まだ尾田栄一郎先生の短編集を読んでいない方は御覧下さい。
どの短編も非常に面白く尾田先生の圧倒的な才能を感じる所でもあります。
こうしてゾロはワノ国のキング戦を経て完全にリューマに追いついた状況と言えます。
強敵であったこその覚醒だったことを考えるとキングの重要度は今後の麦わらの一味を支える意味で非常に意味のある存在だったと言えます。
世界を変えるのはルフィ
キングはカイドウと共に政府の研究施設を出る時に言っていました。
「世界を変えるつもりか」と。
それが出来るのはオレだけだとカイドウが言っていましたが、これは潰えます。
しかし思いとしてはルフィがそれを繋いでくれるとも言えるでしょう。
レッドラインに住んでいた炎を扱える種族のルナーリア族。
これは王族によって滅ぼされてしまいました。
種族を排他的に扱う傾向にある現在の世界を変える、それが可能なのはルフィただ一人です。
よってビッグマムの幹部であるカタクリが、どこかでルフィに正義を感じたように、キングもまたルフィの今後に対して期待を持っていくと考えていいでしょう。
キングの名前の判明と素顔の判明。
ルナーリア族が今後も生き残り、そしてアルベルそのものもまた考えを改めていくことになりそうです。
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Source: マンガ好き.com
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