キングダム688話のネタバレを含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
尾平を呼んで何をするのかと疑問に思った前回。
しかし理由は戦いとは直接関係のないものでした。
『王騎の矛を預かる事』
これで今まで使い続けてきた漂との修行の日々で身につけた剣術で岳白公に挑みます。
身体に刻まれた修行の日々を思い出し岳白公の体術を徐々に超え始めた信。
それではキングダム688話を考察していきます。
岳白公の速さの前に王騎の矛では困難
岳白公が使っている体術。
それは速さを主体としたものになっています。
信と比べても明らかに速さで上回っているのが分かります。
尾平を呼んだ理由はこの速さに対応するためでした。
戦闘では使わないだろうという予想は当たっており、尾平の役割は別にあります。
尾平に王騎の矛を預けて剣術で勝負
今のまま岳白公と巨大な矛で戦っても分が悪いと分かった信。
この体術に対応するために尾平に王騎の矛を預かってもらいます。
信が王騎の矛を扱い始めたのは鄴攻めに入ってからで日はそこまで長くありません。
鄴攻めでは一度仇でもある李牧の前に王騎の矛を見せました。
いずれは李牧もこの矛に倒れることになるのでしょうが、今は速度の岳白公の前に王騎の矛では対応し切れないと判断。
やはりまだ完全に王騎の矛を扱い切れるには至っていない(速度的な面で言えば)のでしょう。
尾平に王騎の矛を預けることになります。
なぜ尾平にあずけるのか?
単純に最古参で信頼できる人物であることも一つでしょう。
もう一つは戦場から抜いてもさほど問題のない戦力だという意味もあると考えられます。
崇原など武力に定評のある古株(尾平を除くほとんど全員と言える)に王騎の矛を守らせてしまうと飛信隊の戦力が低下してしまいます。
結果的に王騎の矛の番をするために尾平を呼んだことになります。
そして岳白公に挑む武器は今まで信が扱い続けてきた剣です。
漂と修行した剣術で岳白公を追い詰める
岳白公の体術の前では重すぎて威力のある王騎の矛は対応しきれないのが分かりました。
ここで取り出したのは今まで多くの武将を斬ってきた剣です。
キングダムにおいて政を狙った暗殺者(最初の敵)を倒したのも剣術であり、そこから多くの人物を斬ってきました。
そもそも信は剣術に定評のある人物であり、実際に鄴攻めに至るまではこの剣一本で出世してきたと言っても過言ではありません。
これは尾平を含めて全員が理解しているところです。
信の剣術による対応に対して岳白公も同じく剣に持ち替えます。
更に速度をあげてくる岳白公の前に押され始める信ですが、戦いながら思い出します。
漂と行なってきた剣術修行の日々です。
刻み込まれた修行の成果によって自由に動き回る信の剣技は岳白公の体術を超え始めます。
これには岳白公も驚いた様子が見えます。
次回のキングダム689話で討ち取りまで至る可能性が出てきました。
そしてもう一つキングダム688話では亜花錦の動きが描かれました。
亜花錦が岳白公軍の後援部隊を見つける
亜花錦は森を抜けたところにいた岳白公の後援軍の本体を見つけます。
この後軍の本体が飛信隊に詰め寄ればさすがに抑え込めません。
影丘での戦は飛信隊と玉鳳隊の敗北で終わってしまうでしょう。
亜花錦は一時を稼ぐために持ってきた部隊を集結させました。
ただ時間を稼いでもそう多くはありません。
やはり岳白公を討つのが先決。
信と岳白公の戦の行方が時間的な制約も出てきたところですが、押し始めた信の剣術によって討ち取る事になるでしょう。
桓騎の動きはまだ分かっていません。
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Source: マンガ好き.com
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