【出会って5秒でバトル】165話のネタバレ【香椎鈴が疎に敗北!?】

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出会って5秒でバトル165話のネタバレを掲載しています。165話では、香椎鈴が疎の能力の発動条件を見破ろうとする。が、疎に裏をかかれ敗北してしまう!?出会って5秒でバトル165話の内容を知りたい方はご覧ください。

出会って5秒でバトル165話のネタバレ

第二ラウンド

疎は「「穴」」「自分には見えない「心臓」のどこかにぽっかりと「穴」が空いていて、そこから「何か」が漏れてしまい失ったのだろうと思っていた」「他の人なら誰もが持っているであろう「何か」」「それを自分だけが持っていない、足りない、漏れてこぼれてしまったから」「足りないなら補充しなければ」という考えを持っていた。

疎が「香椎鈴さん知りたい、あなたの血の事が」と言うと、香椎鈴は「見極めなければ勝てない、彼が穴をあける発動条件を」「彼の言動のすべてを見逃さず分析するのよ」「まずはここまでの戦いで彼から引き出した確かな事が一つ」「「視認」に関する発動条件ではないという事」「姿を見せる前から私の足元に穴を開けたり、自分の背後に穴を開けたりもしていた、「直に見ていない場所にも穴を開けられる」能力」「これは逆に言えば「視界内なら何処でも穴を開けられる」といった能力ではない事を示唆している」「見えない場所にも穴を開けられるなら視界は関係ない」「だとしたら、彼がわざわざ姿を現した事には別の理由がある」「私に「敬意を示すため」だなんて嘯いてたけど、ヒット&アウェイで戦うくせに再び姿を隠して距離を取らないのは「リスクを負っても接近戦のほうが都合が良い」のよ、つまり発動条件に関わっている」「そしてもう一つ、考慮に入れなければならない確かな事、彼はアキラ君の父親の刺客」「実際に彼と会った時の印象、直感ではあの父親はアキラくんに輪をかけて慎重で周到、人を欺くのが得意なタイプ」「その彼がアキラ君不在のこのタイミングで隠れ家の病院を突然襲ってきた、それを偶然と考えるわけにはいかない」「もし前からこの場所を知っていて十分な準備と機会をはかってのことだとしたら、議事堂で私達との戦いを避けたのはアキラくんの仲間だから躊躇ったのではなく、あの場に自分たちの内通者がいたから?」「さらにその内通者がこの病院が私達の隠れ家というだけでなく、この病院の構造や侵入方法、誰が何人いるのかすでに私たちの能力まで知り得る限り漏らしているとしたら」「あれも最初からすべて知っている上でのブラフ、私に対して武器を用意せず格闘だけというのも得心がいく」「ずっとあった獅子堂への違和感はこれか、でもいつから接触してたの?」「私の能力を知ってたのなら、ちょっぴり身を削ってでも試してみるしかない」と考え、「第二ラウンド、いくわよ」と槍を生成していく。

疎が「槍!?」「これは穴を警戒して近づかせないよう牽制?」「それとも逆に僕が穴を使い懐に入るよう誘っている」「彼女は油断できない、企みが読めない時は近づかずに対処する」と槍を手の平の穴でカウンターを浴びせる。

香椎鈴が血を流したのを見て疎が「違う、これが狙いか」「僕に反撃させ血を流しつつ先を取りたかった」と気づくと、香椎鈴は「答えを知るには、身を削って血道を上げなきゃね」と血を飛ばして刃を繰り出していく。

疎が回避した隙に香椎鈴が間合いを詰めて攻撃するが、疎は穴に入って回避した。

疎が「惜しいですが何度やっても僕を捉える事は出来な」と言うと、香椎鈴はある部屋に逃げ込んだ。


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発動条件

疎が「今の攻撃は逃げる隙を作るため!?」「いやありえない、あそこに逃げ込むのは情報ではあのドアの先は物置、行き止まりの小部屋のはず」と考えていると、香椎鈴は「さあ、獲物が自ら追いつめられたわよ、ドアを蹴破って入ってくる?」「でも今度は待ち構える私の方が一手早い」と考えていた。疎が「知らずに窮して飛び込んだ?いやまさか」「早すぎるがまさか、もう答えに辿り着いた?」「ネズミか」と考えていると、香椎鈴は「無理よね、だけど解決策はカンタン」「この部屋にも「穴」を開けて攻撃すればいい、今の私は袋のネズミだもの」「ただし、袋は「おそらく私が逃げ込む可能性は100%ない」と思っていたはずの部屋」「もし穴を開けて入ってこないのだとしたら、廊下では発言条件を満たせ、小部屋では満たせないという事になる」と考えていた。疎が「ダメだ、いま香椎鈴がいるあの部屋に穴を開けることはできない」「いや」と考えると、香椎鈴の足元に穴を開けていった。

が、香椎鈴は「やっぱり思った通り、そこに穴を開けたわね」「待ち構える私の方が一手早い」とビニールで攻撃を防いだ。

香椎鈴は「この事は知らなかった?」「ビニールは体を縛ったり窒息させたり拷問にも使う」「そしてやっと見えてきたわ、あなたの能力も」「あなたの腕の血、最初の槍で傷ついたのよね?手応えあったもの」「だけどどうして?私の能力を聞いていたならあの攻撃は予測できたはず」「もしかしてと思ったの、あなたは自分が血をながしても不審に思われないようにわざと一撃目を喰らったんじゃないかと、わっきの私みたいにね」「だから今度はあなたのケガした腕をしっかりと注意して見たわ、あなたは後方に穴を開けた時、自然な動きを装いながら血を背後に落としていた」「私の能力を知っていながら血について言及したのも、血を警戒しているように見せて「血に注意を払って当然」だと思わせるため」「そんな事をする理由は一つ、自分の能力の発動条件でもあったから」「あなたの能力は「血痕から穴を開ける能力」」と疎の能力を見抜いていった。

香椎鈴は「この病院は訳アリの人間しか来ない闇病院」「ケガをしてても救急車で運べないような人間がやってくる」「汚れた廊下の床や壁には染み込んだ血の跡だらけだとあなたは事前に知っていた」「普段見ない天井に誰かが事前に血をつけておくことも可能」「おそらくそれが自由自在に穴を開けられたトリックの正体、ケガ人は入らない倉庫の小部屋以外には、ね」と告げると、疎は「槍でわざと腕を切ったのは僕を攻撃するための出血ではなく」と察し、香椎鈴は「最初のあなたと同じだけど狙いは逆ね、あえて印象付けるため」「「血痕」の推論が当たっていればその血を利用して穴を開けてくると思ったから」と伝えた。疎が「素晴らしい、尊敬します」「こんなに早く答えに辿り着くなんて」と言うと、香椎鈴が「ありがとう、でももうサヨナラね」と刃を構えるが、疎は「ええ残念です、答えに辿りついたがゆえにあなたは僕に敗北した」と足元に巨大な穴を開けた。

下の階に落ちた香椎鈴が「床に血はもうなかった、新たに血を落とさせないようビニールで包んだのに」「床を蹴っただけでどうして穴が!?」「読み違えた、発動条件は「血痕」じゃない」「彼が血痕から穴を開けた事は間違いない」「だけど、実際の発動条件はそうじゃない?」「いったい」と困惑していると、疎に思い切り蹴らあばらが粉砕していく。

疎は「そう、「血痕」が発動条件、それは僕の考えた偽りの答えです」「万一に備えて自らも「血」が能力に関わるあなたを思考誘導するために」「あなたが僕の想像よりも優秀で危険だった場合に備えて、そう、あなたが劣っていたから間違えたのではない」「なぜなら僕が穴を開けるための発動条件は僕にしか見えないから」「見えない人間は解き明かせない裏技のようなもの」「それでも優れた人間が勝つために答えを導き出そうとすれば、私が用意したフェイクに辿り着くしかない、あなたを尊敬します」と説明し、香椎鈴は気を失っていった。

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Source: サブかる

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