廉頗大将軍を戻せず、止む無く郭開は李牧を邯鄲に戻すことになりました。
意気消沈して、一時はらしくない姿まで見せた李牧。

キングダム646話/原泰久先生/集英社
焦燥した李牧
今では十分に復活しています。
李牧が戦場にいたままであれば、鄴攻めもどうなっていたか分かりません。
明らかに悼襄王による呼び出しが、あの戦の決定打となりました。
そんな李牧が遂に邯鄲に復帰して、扈輒大将軍に代わって趙の防衛戦に挑みます。
キングダム701話で伝えられた「翌年の戦」については史実でも有名なものとなります。
史実でも有名なあの戦
桓騎は李牧に殺される
邯鄲に復帰した李牧の動き
まずは邯鄲に向かう李牧。
そして幽繆王周辺の粛清などを行わずに即座に秦国との前線への指示となります。
これは間違いないでしょう。
少なくとも史実によると李牧はこの郭開によって最終的に不遇な死へと導かれてしまいます。
もしこの時に何としても郭開を排除していれば、李牧の命もどうなっていたか分かりません。
(ちなみに史実では李牧が邯鄲に登用されるのは悼襄王になってからです)
一先ず復帰した李牧は即座に平陽と武城にあたる周辺への防衛線を変更するものと思われます。
これによって即座に侵攻出来ず、戦が翌年になるものと思われます。
恐らく李牧の狙いとして「桓騎、または秦国に攻めさせる場所」を作っていくものと予想されます。
信の子供はいつ出てくる
羌瘣は信と結婚するのか
桓騎が攻め入る翌年の戦
桓騎が敗れる史実になっていますが、どう敗れるかはキングダムオリジナルとなるでしょう。
また一説では桓騎が逃げおおせる説もあるので、どちらを採用するかはまだ分かりません。
おそらくこれまでの所業を見る限り李牧に討たれる結末になるでしょう。
李牧は黒羊にて桓騎の弱点を知りました。

キングダム45巻/原泰久先生/集英社
李牧が黒羊で桓騎の弱点を知る
これを突かれての敗北となりそうです。
しかし桓騎VS李牧が即座に敗北に変わる訳ではありませんでした。
まず桓騎は扈輒大将軍を討った翌年に、平陽と武城の平定を済ませます。
そして攻め入って赤麗と宜安を攻め落とすことに成功しています。
ここで趙の将軍を一人討つことになるので、前線でもう一つ桓騎の勝利が見れることになりそうです。
但しキングダムにおいては、この勝利は恐らく李牧が想定した罠のために作られた勝利となる気がします。
史実における李牧の評価
李牧は史実でも最強の武将
桓騎に討たれる武将は誰か
宜安にて討たれる将軍。
史実には名前が出ていません。
現状で見ると名前が出ている将軍で見れば李白かもしれないとも考えられます。
しかし昔からずっと存在する武将がここで敗れるのも面白味に欠けるでしょう。
(何よりも「そこまでの強者」というイメージがありません)
となれば、やはり宜安に攻め入って倒す武将は今回の扈輒大将軍の幹部になりそうです。
龍白公と虎白公は黒桜などの猛追にも関わらず逃げ切っています。

キングダム680話/原泰久先生/集英社
桓騎軍の中央を分断する虎白公
上記でも分かる通り冷静な様子の虎白公に、猪突猛進な雰囲気を出していた新しく龍白公となった竜布。
この二人が宜安にて桓騎との再戦になると考えて良さそうです。
そして扈輒将軍の仇を討てずに沈む展開ではないでしょうか。
実際に雷土を捕らえたのは龍白公なので、その点で見ても桓騎にとっての仇討ちになります。
羌瘣が将軍になるのはいつ
羌瘣は趙滅亡となる戦の段階では将軍として機能しています。
それは史実にあるので確実。
⇒羌瘣は実在した武将
但し、この趙滅亡の戦は実は桓騎が扈輒大将軍を討った六年後の話になります。
それまでに桓騎の死は勿論ながら、騰による韓の滅亡など、他にも戦が張り巡らされています。
そう考えると、今回の桓騎VS李牧戦の功績で羌瘣が将軍になるのかは疑問。
時期を考えると騰による韓滅亡戦に加わる飛信隊が活躍の末に羌瘣の将軍職への昇格があるのかもしれません。
キングダム702話においては、李牧が邯鄲に戻って前線の立て直しを行うところが主軸になるでしょう。
月日が流れて翌年の桓騎戦まで一気に進むとは思えません。
まずはそれまでに趙の内情などを含めての進行がありそうです。
※キングダム702話をヤングジャンプにて確認後にネタバレを含む考察記事をリリースします。今しばらくお待ち下さい。
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Source: マンガ好き.com





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