キングダム687話のネタバレを含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
雷土が殺されてしまい桓騎軍としては強烈な痛手を被ることになりました。
今回もまだ桓騎軍に新しい動きもなく攻め抜かれて秦国右翼と中央が押し込まれる状況。
影丘での岳白公VS信の一騎打ちも奇妙な体術によって信の攻撃が通じない。
羌礼の言っていた「おかしな体術」が本格的に信を苦戦させる展開になりました。
その中で何かを理解したのか信は尾平を呼ぶ。
もしかして尾平に岳白公と戦わせるつもりなのでしょうか。
それではキングダム687話を考察していきます。
桓騎軍の右翼と中央が追い込まれる
まずは桓騎軍の現状が描かれます。
雷土が捕まってしまい指揮者がいなくなってしまった桓騎軍の右翼。
当然ながらまとも戦えるはずもありません。
趙の左翼で新たに指揮を取るのは父親と弟を殺された竜布です。
竜布は龍白を襲名し、左翼の将を新たに任命されました。
実力は相当なもので怒りも相まって桓騎軍の左翼である雷土が指揮していた場所を殲滅していきます。
これには耐え切れない雷土軍。
そして中央に関しても虎白公が桓騎軍を分断して機能しなくなっています。
虎白公が手を緩めることもなく、厘玉軍も黒桜軍も逃亡兵が相次いで戦える状況にありません。
ほとんど総崩れと言える状況にあると言えるでしょう。
通常の戦感覚では桓騎軍は敗北間近です。
扈輒は王翦軍に対しても準備
扈輒本軍では雷土は結果的に最期まで何も喋りませんでした。
しかしそれ故に何かあるのだとも感じるところでしょう。
扈輒としては岳白公がいる影丘が抜かれる可能性と王翦が西から進軍してくる可能性を視野に入れています。
双方に準備をする扈輒。
どうやら桓騎の特殊な戦略も最も痛みを経験している扈輒には何も通じなかったことになります。
登場したときから扈輒の目には精気を感じないマシーンの様子が感じ取れました。
数々の痛みによって感覚器官が何かと麻痺しているのかもしれません。
扈輒の詳しい過去については後々また描かれることになるでしょう。
関常が生きていて玉鳳の残存を率いる
丘の上に登り、本陣を強襲している飛信隊です。
しかしながら未だに押し込み切れていません。
岳白公相手に信は苦戦中。
河了貂のいる影丘における飛信隊の本陣に現れたのは関常でした。
王賁の作戦に楯突くことも多いですが、なんだかんだで一番頼りになるのは関常です。
この関常は影丘の戦場からボロボロながらも玉鳳隊の生き残りを集めて一団を結成しています。
そしてまだ終わっていない玉鳳隊を河了貂の指示のまま戦場に突撃していきます。
戦力が増す影丘の秦国軍の状況となり、後は信が岳白公を討つだけです。
それが出来なければ飛信隊と玉鳳隊もここまでとなってしまうでしょう。
扈輒も準備しながらも影丘の突破は万に一つと非常に低いと考えています。
岳白公が使う体術を見破る信は尾平を呼ぶ
岳白公と信の一騎打ち。
信の攻撃をすべて受けきり、なおかつ強烈な一撃を与えてきます。
ガードしながらも吹き飛ばされるほどの強さを誇った岳白公です。
しかしながらなぜここまで強いのか。
その秘密が冒頭の画像でもお伝えしたキングダム685話で羌礼が言った「おかしな体術」にあります。
羌礼のいっていた言葉を聞いた信は考えます。
岳白公はあの巨躯でありながら、片足を上げてまるで羌瘣や羌礼と同じようなポーズを取ります。
これは羌瘣が見せた最深部まで潜る巫舞ですが、同じ様に岳白公も蚩尤のような特殊な技を習得しているのでしょう。
そして信は何かを感じたのか現在百人将である尾平を呼び寄せます。
え?なぜ?って気もしますが、もし相手の力量に合わせて動きを変えるのであれば尾平は役立つということでしょう。
しかしそれだけなら他の一般兵で問題もありません。
尾平にしか出来ない何かがあると考えて良さそうです。
キングダム687話の考察はここまでとなります。
次回で信の尾平を使った策がはまって岳白公を討つチャンスが生まれることになりそうです。
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Source: マンガ好き.com
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