ワンピースにおけるサンジは「ただの人間」だと思われていました。
しかしジェルマという化学の国出身である事が分かり俄にサンジが「普通の人間ではない」と言われ始めたところ。
ワンピース84巻では血統因子のことが伝えられています。
更に人間は作れるのだとヨンジが語るシーン。
そこでサンジの回想が始まり結果的にサンジだけが「ただの人間」と表記されました。
これがミスリードでした。
ワンピース1028話でサンジが普通の人間ではなく、ジェルマの最高傑作である可能性が出てきています。
サンジだけが弱かった
同じ様に作り上げたはずのイチジ・ニジ・サンジ・ヨンジ。
上記の画像からも分かる様に「血統因子の操作は四人とも成功したはずでした」と言っています。
サンジがただの人間であるはずもありません。
なぜサンジだけ成長が遅く弱かったのか。
そしてしっかりと感情を持っていたのか。
それは「サンジだけが本当の意味で成功していたから」と考えるのが妥当でしょう。
クイーンの発言で匂い立ったサンジの違和感
クイーン戦に挑む時にレイドスーツを着たことで身体に異変が生じていたサンジ。
その異変が覚醒の兆候でした。
脚から火を出すサンジに対してクイーンが言葉が「ただの人間」ではないことを決定的なものにしたと言えます。
ルナーリア族というキングの正体と同じ種族ならいざ知らず、普通の人間が脚から火を出す訳もありません。
(⇒ルナーリアの意味は何か)
よく考えれば分かるところですが、クイーンの発言で確定的となりました。
そして遂にワンピース1028話で異変から覚醒してジェルマの最高傑作だったことが判明していきます。
サンジがジェルマの最高傑作だった
ワンピース1023話でレイドスーツを2回着たことで異変が生じたサンジの身体。
これがきっかけとなりクイーンの攻撃に対して骨が粉砕されても即座に回復するサンジに覚醒します。
イチジやニジ、そしてヨンジは幼少から成人ばりの身体能力の覚醒が見えました。
成長が早い分、残念ながら科学技術に頼らなければ超人的な強さを得られない上に感情が死んでいます。
サンジは逆にスーツなしでも13億クラスの強敵でしかも全身サイボーグ相手に勝負出来る次元の強さを手に入れました。
しかも感情があることでそれを爆発させて戦うことも可能です。
バトル漫画において強者は常に感情の揺らぎが激しいもの。
よってサンジこそが実はジャッジが目指した血統因子操作の最高傑作だったと考えて間違いありません。
ジャッジすらも知らないサンジの事例。
実際にジャッジはサンジは失敗作だと幽閉してしまっています。
但しサンジ自身はイチジたちのような化け物になりたくないと覚醒を嘆いていました。
それも一時的なものです。
サンジは血統因子が操作されていたとしても感情が明確に残っています。
明らかにイチジたちとは違い、言ってみれば完成された血統因子操作の成功例なのです。
覚醒したサンジはワンピースにおける麦わらの一味の多様性に更に磨きをかけることになりました。
サンジが人間から逸脱する
現在の麦わらの一味の多様性に関して「普通の人間」が幾人もいることは指摘されていました。
しかしサンジが血統因子操作の最高傑作となれば状況は代わります。
普通の人間と称されるのはゾロとナミとウソップだけと言えるでしょう。
ルフィはDのの一族でロビンはオハラの生き残りです。
フランキーはサイボーグで、ブルックは死体、チョッパーはトナカイでジンベエは魚人族となっています。
ゾロに関してはワノ国の霜月牛丸の直径であり、伝説の剣豪であるリューマの子孫であるのはほぼ確実。
その意味で見ればゾロもまた普通の人間とは呼べそうにありません。
ナミとウソップについてですが、ナミは元より「ウラヌスを動かす鍵になるのでは?」「ロジャーの娘ではないか?」など様々な考察がされている人物。
(⇒ナミが【I’m AN】で海賊王ロジャーの娘説)
終盤でナミが何者であるのかが明かされることになるでしょう。
そう考えると、麦わらの一味の中で純粋な人間であり血統が特殊でもない人物はウソップのみとなります。
サンジがジェルマの最高傑作として覚醒したことで多様性が増した麦わらの一味。
今後の仲間で巨人族が入り込む可能性も示唆されていますが、どうなっていくのでしょうか。
覚醒した今後のサンジの活躍に期待です。
サンジがジェルマの科学技術の血統因子操作の最高傑作だった説の考察は以上となります。
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Source: マンガ好き.com
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