キングダム694話のネタバレ含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
扈輒が自殺手前のところでした。
694話で扈輒は自害します。
結果的に勝利した桓騎軍ですが、軍勢が少ないので扈輒の首を晒した上でなおかつ策を打ちます。
そのまま攻勢に出られない様に王翦軍の名前を使って情報操作。
結果的に大量の趙兵の捕虜が海となって桓騎軍の前に座り込むこととなります。
数万を超える数の捕虜を管理することは現実的にできません。
それではキングダム694話を考察していきます。
扈輒が首を斬って自害
自ら首を斬って自害する扈輒です。
敵に討ち取られるなら自らということでしょう。
何とかして扈輒の自害を食い止めようとする桓騎兵。
ここにいるのは桓騎軍でも精鋭中の精鋭です。
しかし飛びかかった桓騎兵は瞬時に斬り殺されてしまいました。
四人の同時攻撃をもろともせずに斬り殺す扈輒の強さを感じ取るところです。
烈将と呼ばれた実力が並大抵でないのは分かりました。
朱摩が自らも走り出したところで扈輒は自分で首を斬って血が吹き出ます。
首から血を吹き出しながら、更に道連れを連れて行くと飛び出して更に桓騎兵を数名斬って最期を迎えました。
扈輒大将軍、討ち死にとなります。
扈輒の首を晒して趙兵を鎮める
扈輒が死んで首を槍の上に晒す桓騎軍。
先の画像にあった通りですが、桓騎は雷土という言葉に何かを感じている様子。
すでに死については確信を持っているのでしょう。
配下の桓騎兵も扈輒が「雷土」と言っていたのを気にしています。
「隠れている間に右翼で何かがあったのかもしれない」
そう感じるのも無理はありません。
現状で雷土の死を感じ取った者、黒桜と摩論が当てはまります。
(勿論明確ではなく、胸騒ぎは何だろう程度)
雷土が「もう一度お頭と話したかった」と考えたところでの描写。
この時点で雷土が死んだのは明らかです。
そして扈輒が死んだことで首を晒していきますが、正直なところ扈輒将軍の死から仇討ちの如く奮起されては意味がありません。
桓騎軍に余力は全く無いので、これ以降の策も重要になってきます。
王翦の名前を出して降伏させる
摩論は桓騎の策を聞いていながら成功するとは思っていませんでした。
よって逃げ出せる場所にいましたが、作戦成功時の準備もしています。
ここで取り出した名前は「王翦」です。
10万の軍が動き出したと発することで、趙兵は対抗出来る可能性をゼロと考えてしまいます。
また桓騎に捕まれば何をされるか分かりません。
酷い死が目の前にあると分かれば決死の抵抗があるでしょう。
でも王翦ならどうか。
王翦は鄴攻めの際に住民に危害を加えないことを約束し、実際にそのまま住民を逃しています。
この事実は当然ながら趙国内に響いているでしょう。
桓騎の首切りの逸話も知れ渡るところ。
趙の印象では戦闘意思の無い者に優しい王翦と怖い桓騎です。
この関係をしっかりと認識して、桓騎兵の一部を王翦兵に化けさせて趙兵に触れて回ります。
降伏勧告に素直に従っていく趙兵でした。
捕虜の海原が出来る
虎白公と龍白公は当然ですが諦めていません。
しかし王翦の名前を使った降伏策は物凄い勢いで広がっていきました。
結果的に多くの趙兵が捕虜となり、扈輒軍としても機能を残して戦う事ができなくなりました。
これにて桓騎軍の勝利は確定。
ただ大きな問題が一つ浮上してしまいます。
摩論の行った王翦の名前を使う策ですが、上手くいったのは分かります。
行き過ぎました。
最終的に趙兵の捕虜の数は数万を超える数となってしまいます。
捕虜を管理する兵も必要になることを考えると現実に今の桓騎軍で対応出来る数を大幅に超えています。
本当のところは王翦軍の10万も来ません。
となれば、この大量に海原のごとく広がる捕虜たちをどうするのかという問題が発生してくるでしょう。
ここで桓騎の暴虐、暴挙が始まることになっていきます。
管理不可能で40万を生き埋めにした六大将軍の白起と同じ策といえばそうです。
しかしそこには雷土を殺された悲しみと怒りが混じっている首切りになるのでしょう。
キングダム694話の考察はここまでです。
遂に史実でも有名な趙兵10万の首を刎ねる、本当の「首切り桓騎」の登場となります。
李牧に敗北する日まで桓騎の怒涛の攻撃は休むことを知りません。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント