今回の記事では、「スーパーサイズ・ミー2 ホーリーチキン!」のレビューを
以上の項目に沿ってご紹介しております。
さて、監督自らファーストフード店の運営を行うまでのストーリーに話を戻しますと、もちろん映画内でそのきっかけを序盤でわかりやすく説明されています。
6か月前にバーガー店の広告代理店から監督のモーガン・スパーロックさん(以下スパーロックさん)にCMの企画案についてメールが届きます。
もちろん一蹴。
しかし、スパーロックさんは考えます。
前作映画「スーパーサイズ・ミー」は社会的にも大きな話題となりました。
これを機に人々の意識は少しは変わったでしょう。
では、実際にどのくらい変わったのか。
撮影当時、国民の3分の2は肥満だと言われるアメリカ。
スパーロックさんは街頭インタビューを行い、街の人々にファーストフードはヘルシーになったか、またファーストフード店自体もヘルシーな商品を提供するようになったか。
スパーロックさんは調査を続けるうち、これまでの仕事で学んだ「答えを知る方法の1つは、問題の一部になること」を基に動き出します。
つまり、当事者になるということ。
そう、それがファーストフード店の運営を行うことになった理由です。
ヘルシーなファーストフードを目指すのに一番大切なのは何か?
もちろん肉です。
となると、もはや鶏肉一択です。
そして映像には次から次にあふれ出す鶏達と、養鶏場の闇
ここで、勘の良い皆様は疑問を感じかと思います。
(養鶏場の闇・・・?)
そうです、なんとスパーロックさん。
鶏を飼う事から始めるんです!!!
これにはびっくりしました。
まさに、「当事者になる」
普段、私たちが食べているご飯も元々は命があるものです。
ひなどりの可愛い姿から、成長して工場に出荷されるまでをしっかり映しています。
ちなみに、鶏は世界に200億羽存在しているとのこと。
人間の3倍の数で、地上で最も多い家畜だそうです。
映像だけではなく、こういった現状の数字、データもかなり紹介されていて映画としては
「ドキュメンタリー×エンターテインメント×教養」
が上手く掛け合わさっているなと思いました。
Source: 【ワンピース考察】甲塚誓ノ介のいい芝居してますね!
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