<キングダムネタバレ807話【最新確定】南陽は無血開城!追加の十万は老人などの民間人で構成>
騰の後ろの十万は民衆。南陽は無血開城で被害なしの秦国軍。韓は王都防衛で凌ぐ決意。
※キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
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【キングダム 73巻】
二十六万で近づいてきていると思っている韓です。
南陽で凌げるはずもなく、軍は新鄭に送る決断をしました。
民を救わない決断ですが、現実に騰や信が無血開城の後に民衆に何かすることはありません。
ただそれは韓には分からないこと。
民衆が殺されることも覚悟で博王将軍の五万と南陽二万を新鄭に送りました。
南陽の城主・龍安は王の命を理解し、要人を逃がし、自らは民衆と共に残ります。
秦国からすれば南陽の無血開城。
当然ながら騰の後ろの十万は見せの兵に過ぎず、その実態は戦えない老人などでした。
南陽が無血開城された後、この行軍は解散されていきます。
羌瘣の策(騰も同じでしたが)によって、南陽での被害をゼロに押さえられた秦国軍です。
それではキングダム807話を考察していきます。
二十六万の秦国軍に南陽から兵を退く
まずキングダム807話の最初ですが、秦国からの二十六万に驚きます。
戸籍を作ったことで無尽蔵に兵が沸き立ったように見えるところ。
そんなことはありませんが、しかしながら現実の行軍がある以上、南陽に兵を留めることは出来ません。
現実に二十六万に対して七万で南陽を守ることは出来ず、必ず陥落します。
そうなると、七万にプラスして博王将軍も失うことになり、韓の王都防衛が厳しくなるでしょう。
よって、今回の韓の判断としては南陽から兵を新鄭に移すというものです。
城主・龍安は人格者
韓の本営は南陽を捨てる覚悟を持ちます。
そして南陽の二万と博王の五万を引き上げて新鄭へ送りました。
これによって南陽を守る兵はなく、もしこのまま無血開城して秦国兵が入り込み、それが桓騎のような人間なら「皆殺し」も有り得たような事態です。
城主の龍安は要人を逃がし、自分自身は民と共に残ります。
このあたりですでに人格者な様子が垣間見えるところです。
また龍安は食糧についても南陽から運ばせませました。
兵糧は戦を行う上でなくてはならないもの。
無血開城の後に秦国に取られてしまっては敵軍が有利になるだけです。
また龍安は今回の二十六万という兵力。
さすがにこれには何かしらのカラクリがあるだろうと予想していますが、どういったものかは分かっていません。
結果的に、韓の本営、そして南陽の城主龍安も無血開城を受け入れての無条件降伏の形となりました。
羌瘣の狙い通りとなった無血開城
羌瘣は戦わずして勝つという戦略を立てました。
それは騰の考えと同じです。
そして騰はすでに、更に十万を後ろから行軍させることを昌平君に頼んでいました。
当然ながらそれだけの兵力はありません。
よって、あの騰の後ろの十万は別の者たちとなります。
兵士ではなく、老人を中心とした戦えない者です。
賃金で雇い入れて、南陽が無血開城となった段階で返す「見せ兵」ということになりました。
多く見せるというのは良く使われる策ですが、実際に人間が歩いていたことで物見も勘違いしたのでしょう。
何にしても、これで南陽での被害はゼロとなりました。
その代わり南陽にいた軍七万がそのまま新鄭へ。
韓の王都である新鄭にて、騰と李信の十六万が猛攻を仕掛けます。
キングダム807話では、この無血開城までが描かれました。
秦国軍の策を知った韓
キングダム807話で無血開城した南陽。
二十六万という無尽蔵に思える兵力の強大さ。
そのカラクリは後部の老人たちがいなくなることを韓にもすぐに伝わります。
とはいえ、十六万の段階でも南陽を耐え抜くのは難しかったでしょう。
ただ何もせずにそのまま去ったことと、それが策だったことを知った韓が何を思うのか。
完全に自分達が敵の術中にハマっているのかもしれないと疑心暗鬼になりそうな展開。
キングダム808話で気付いた韓は、新鄭での防衛をどう考えて、秦国の侵攻を防いでいくのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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