<キングダム803話ネタバレ考察|騰大将軍と練る韓攻略の糸口!史実の李牧攻勢は後で|展開>
急ぎ戸籍を作り、兵力の増強と軍の再編を行う秦国です。
史実では番吾の戦で李牧に敗北したのが紀元前232年です。
そして秦国が韓を滅亡させるのは紀元前230年。
つまり2年の差があります。
よって騰軍と飛信隊が韓を滅ぼす戦が行われるまでに、まだ別の大きな動きがあると考えていいでしょう。
ほっこりストーリーとして羌瘣と信の結婚エピソードも、そろそろあってもおかしくはないのかなという気がします。
とは言え、更に先の紀元前229年には趙が滅亡となります。
この後から羌瘣将軍という名前は史実に出て来なくなるので、ここで一つの区切りとして信と羌瘣の結婚という流れにはなりそうです。
今はキングダムでも秦国がそんな浮かれた状況ではないのは言うまでもないところ。
やはり韓の滅亡戦の前に描かれるのは李牧の大攻勢になるのかもしれません。
李牧の大攻勢が秦国を揺るがす
二度の大敗。
これによって中華統一の道が大きく削がれることになったのは事実です。
六大将軍の中で、実質の最強とまで呼ばれた桓騎将軍が一歩手前で敗北となりました。
おそらく李牧にあそこまで迫れる人物はこの先現れないのではないかと言われています。
そして次に戦略最強と言われた王翦も敗北。
王翦は旧六大将軍の胡昜に知略のみで六大将軍になれる可能性を示唆されたほどの逸材でした。
その敗北となれば、今のところ李牧に戦場における戦略眼で勝てる者はいないと言える状況かもしれません。
もちろん、真正面からの戦いでなければ王翦は十中十勝てると言い切っています。
これは後に起こる邯鄲の攻めに対しての王翦の趙内部に向けた謀略の仕掛けを見れば分かるところでもあります。
李牧の弱点は「幽繆王」という暗愚なトップと、その取り巻きで李牧を陥れたいと願っている「郭開」という愚大臣の存在です。
そうなるのも数年先ですが、まずはその前に李牧は大きな功績を残しています。
それが「秦国から領土を奪い返す」という大攻勢です。
キングダムでは秦国領土を奪う李牧戦は描かれない
李牧は番吾の戦で秦国に勝利した後、続いてそのまま秦国への侵攻を始めています。
そして魏と韓の国境付近まで領土を奪い返していました。
これも番吾の戦と共に非常に有名な侵攻ですが、これがキングダムでは描かれない可能性もあります。
すでに秦国は「中華統一を諦めなければならない」という事態にまで発展しており、それを思うと「史実と同じレベルのダメージは受けた」とも考えられるところでしょう。
もしくは韓を滅亡させる、その戦の最中に李牧の援軍がそのあたりまで届いてしまうという話に融合されていくのかもしれません。
韓を攻める騰軍と飛信隊、魏と趙の援軍を止める役割の楽華隊と玉鳳隊。
その防御に思える援軍堰き止めが、李牧の策略によって相当な苦戦を強いられ、韓のギリギリのところまで迫ってくるという展開です。
これは魏と韓の国境付近まで迫るという李牧の動きを見ると、これも十分にあるでしょう。
年代に若干のズレが生じますが、実際に番吾の戦の後に起こった、この秦国の領土侵攻については年代は番吾の戦の流れで行われているものであり、はっきりと何年に韓と魏のところまで李牧に迫られたというのは分かっていません。
であれば、韓の滅亡戦の最中に起こったとキングダムで採用されてもおかしくはないでしょう。
よって李牧単体で秦国領土を侵す戦は行われずに、あくまでもこれから起こる韓を討ち滅ぼす戦の援軍として驚異的な強さを見せる李牧という流れになります。
そして、それがギリギリのところで間に合わないという李牧の敗北が見えることになるのではないかと予想。
それで騰は一つ王騎を討たれた復讐を間接的に李牧に返すという流れになりそうです。
果たして、キングダム803話では、どのあたりまで描かれることになるのか。
騰大将軍の強さも気になりますが、小国と言われた韓の第一将軍の洛亜完や、その副官であるヨコヨコの実力なども気になるところです。
また新たな情報が入り次第、記事を更新していきますので今しばらくお待ち下さい。
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Source: マンガ好き.com
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