キスして互いの気持ちが理解できたようなみちと誠。陽一は三島と初詣。唯一思う他人がみちだったことを今更ながらに確認。しかし残酷。みちと誠の姿を見る陽一。
※あなたがしてくれなくてもの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
最新刊はこちら
あなたがしてくれなくても13巻
新名も不安に思っていたのが分かるところ。
キスして互いの気持ちが分かったところで、みちは更に誠を知りたいと思います。
このままゴールまで一直線な気がしてならないような雰囲気。
逆に陽一は今も前には進めていません。
三島との初詣。
そこでみちのことを願っている陽一です。
みちには陽一は自分のことが好きだと言われた中ですが、陽一は気づきます。
本当にみちが好きだということに。
ただそれを確認してからの残酷なワンカット。
みちと誠の姿です。
それではあなたがしてくれなくても98話を見ていきます。
誠のことをもっと知りたくなるみち
結ばれたと言っても良い二人。
みちと誠。
キスのあとで、よかったという不安を感じていた誠です。
みちも不安を感じていましたが、同じ様に誠もそれを感じていた所。
そんな姿を見て、またみちは誠に惹かれていきます。
これでもうみちの頭の中に陽一なんて僅かにも残っていないでしょう。
女性は上書きの恋愛なんて言いますが、特に次の人が見つかってからの切り替えは凄まじいものがあると言います。
逆に男性は「いつまでも女性が自分を好き」と勘違いしがち。
もう何をどうしても陽一の姿は見ていられないものになりそうですが、場面は陽一に変わります。
唯一想えた他人がみちだった
陽一は未だに前に進めていません。
まだ「みちは・・・」と考えてしまう陽一。
初詣は三島といきました。
それは良いとして、頭の中はみちのことばかり。
願い事もみちが一人で泣いていませんように、ということで、確かにこの辺りは美しいもの。
でもすでにみちは陽一のことも思わず、また泣いてもいません。
このあたりも陽一というか、男性的な心理と女性心理のズレを感じるところ。
いなくなってからやっても、何の意味もありません。
確かに陽一にとっては唯一想える他人だったということでしょう。
悲しそうな顔は見ているこちらも苦しくなりますが、あなたがしてくれなくてもを全て読み直してみると完全に自業自得。
まだ陽一はみちが好きと思っています。
しかし状況は陽一にとって更に残酷になってしまいます。
初詣でみちと誠を見てしまう
なんと残酷。
陽一の中にはどこかでみちも未練を、という願いがあったでしょう。
やり直せる可能性。
前までの弱いみち。
真に自分から離れて完全に幸せになって欲しいと思えていたかどうか。
自分のもとへ戻って来る可能性、それを願っていたのかもしれません。
だからこそ一人で泣かないように願いを込めていたとも言えます。
しかしながら、ここで見かけた姿。
誠とみちです。
これは残酷。
みちが今でも好き、それに気づいた陽一の前に突きつけられた現実。
この状況になった時、陽一が何をするのか。
すでに離婚しているので、何をすることも出来ないものでしょう。
次に進むしかありません。
そして真横には自分を想ってくれる可能性のある三島の存在。
次の恋に進めるのか。
三島に対して愛情を注いで、今までの過ちを悔い改めるのなら、陽一にも幸せが見えてくるのかもしれません。
陽一がこの残酷なワンカット。
それを見て何を思うのか。
「良かった、もうみちは泣かないで済むんだ」と、それを想えるようなら本物でしょう。
どちらの感情に転んでいくことになるのか、注目です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント