<ワンピース考察|ドール中将は黄猿の意志を継ぐ者!心優しい女性でサウロの元部下>
ドール中将が登場はG-14基地というエッグヘッド近くの海軍基地です。
初登場はワンピース105巻の1061話。
ヘルメッポがコビー大佐を助けてくれとグルスに頼んでいるところでした。
ドールは巨大化してしまった子どもたちを保育と治療をしている状態でもあり、心根は優しい人物でしょう。
大佐のたしぎとも良い関係であることが感じられました。
またエッグヘッド島にも出航しており、島内でサターン聖の姿を見ている一人でもあります。
エッグヘッド島へのバスターコール発動の際に黄猿ボルサリーノに直接逃げるように言われている人物でもありました。
この時の黄猿の発言、そしてその表情を見て何かを感じ取っていたドールです。
黄猿の最期の意志を継ぐ人物になるのでは評されています。
心優しい海軍の一人
海軍は天竜人の支配する今の世界の警察のような役割を担っています。
今後の転換点では「天竜人の支配構造が正しいのか」を疑問視されることになるでしょう。
そんな時にどの方向に進むのかをそれぞれが決断するはずです。
何となくドール中将はルフィたちと相対する立場を取らないのではないかと思える人物にも見えます。
パンクハザード編に登場したモチャたちを自らのG-14基地で保育と治療の管理をしていました。
モチャたちはシーザーに人体実験され、薬入りの飴で薬漬け状態にされていた子どもたちです。
エッグヘッド近くであり、技術なども高く、治療が可能な場所として最適だった可能性もあります。
ただ何となく男勝りな雰囲気のサバサバした感じが「本当は優しい人物」を思わせる部分にもなっています。
結果的には天竜人を裏切るという立場になるのかもしれません。
黄猿の覚悟を感じたドール中将
ワンピース1105話で、ドール中将はバスターコールの発動前に黄猿本人から逃げるように言われています。
これに従うドール。
しかしその黄猿の表情と言い方にビクっと何かを感じていました。
普段とは違う、冷たい何かを見たのでしょう。
それは黄猿の覚悟に近いものです。
おそらく黄猿はここから、またドール中将たちのもとには戻らない、そんな意志が感じられたのではないかと予想。
だからこそ、普段は見せない黄猿の表情に背筋に何か感じたのかもしれません。
黄猿とこのドールの一瞬のやり取り。
わざわざドール中将を出した意味が後々大きなものになると予想されます。
コビーたちと同じ立場へ
ドール中将はG-14での初登場でSWORDの面々と対峙していました。
ヘルメッポに対してクソガキと発言していましたが、後々同じ立場として行動していくのではないかと予想。
ガープは黒ひげ海賊団との戦いで、最終的には笑った状態でクザンに凍らされてしまいました。
この時にはコビーがガープの技を使えるようになっていました。
ガープの思いを継ぐ者としてコビーは存在しています。
おそらくはルフィたちと最終的に反対の思想の元に戦うとは考えられず、コビーはルフィたちと同じ方向での戦いを見せることになるでしょう。
その時に、本来の黄猿の思いを背負う形でドール中将もコビーたちと同じように今の支配構造に疑問を持つ人物として描かれることになるのかもしれません。
黄猿のあの時の表情。
「わっしみたいになるな」と暗に語っていたのかもしれません。
どっちつかずの状態での結末。
それを見せた黄猿とも感じられたところ。
そしてドールという人物を知っていたからこそ黄猿は今後の葛藤が予想できたのかもしれません。
但し見る限りでは黄猿はあの表情以降は迷いなく海軍大将としての役割を全うすべく私情を捨てている様子が見えます。
実際にワンピース1108話ではベガパンクに対して致命傷を与えました。
【追記】ドール中将はハグワール・D・サウロの元部下
ワンピース1108話で分かった新たなドール中将の情報。
どうやらドール中将は元々オハラで死んだとされていたハグワール・D・サウロの部下だった様子です。
この事実から考えても、今後のドール中将が世界政府側でずっと戦い続けるとは思えません。
黄猿は海軍大将として私情を捨てて行動を貫くことに決めました。
どっちつかずだった状態を世界政府側に寄せたとも言えるでしょう。
しかし逆にドール中将は、これを世界政府側ではなく、体制を変えようとする勢力、つまりルフィ側に与するようになるのではないかと思えてなりません。
これから海軍の中でも、単なる脇役ではなく、それなりに意味のある役割を担っていくことになるであろうドール中将です。
またドール中将について新しい情報が出次第、改めて記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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