<エッグヘッド島で唯一完全勝利を収めた黒ひげ海賊団ティーチだった!|ワンピース考察>
エッグヘッド島は大混乱。
世界が衝撃を受ける事件の勃発地点でもあります。
麦わらの一味もベガパンクも世界政府でさえも、それなりのダメージや負傷で幕を閉じることになるのは確実。
しかしながら唯一合理主義の長とも呼べそうな存在が、実はティーチ率いる黒ひげ海賊団だけは無傷での目的達成です。
夢の実現のためには手段を選ばない悪党にも思えますが、実は「最短距離を目指す」ことが念頭であり、そのためには悪事にも手を染めるということなのでしょう。
根っこが悪党ということではないのが特徴です。
このワンピースにおいて異質極まりない黒ひげ海賊団だけは無傷での完全勝利を収めることになりました。
ワンピース1107話でエッグヘッド島に潜入していたカタリーナ・デボンが任務完了。
ヴァン・オーガーと共に島を離脱しています。
サターン聖がニカにフルボッコにされて、そこで邂逅しましたが、ここまで鮮やかに目的達成。
凄みを感じる黒ひげ海賊団となりました。
エッグヘッド島で完全勝利は黒ひげ海賊団
エッグヘッド島ではルフィたちも世界政府も打撃を受けました。
ルフィに至ってはルッチ戦、黄猿戦、サターン聖と三連戦。
ニカ(ギア5)を三度使用していて、それこそ消耗の激しさは甚大なものでしょう。
世界政府に至っては多くの艦を失い、沈められ、しかも黄猿とサターン聖の敗北という異常時に見舞われることになります。
エッグヘッドではベガパンクを四皇に攫われる失態というのが世間に公表される事実になるでしょう。
そう考えると、失っただけの世界政府と、ベガパンクやボニーを救った麦わらの一味と、無傷で目的を達した黒ひげ海賊団ということになりそうです。
完全勝利は黒ひげ海賊団のものと言っても良いでしょう。
ティーチは非常に合理的に勝利を掴む
ティーチは無茶な人物に見えてそうではありません。
また大悪党などではなく「目的達成のための最短距離」を意識している人物です。
よって戦う時は全力で「勝つ戦い」をするべく心がけています。
まるでキングダムの王翦大将軍のような雰囲気ですが、実際にそれがベースにあるはずです。
だから必要なら即座に撤退、逃げることも厭わない人物。
絶対的な勝利を常に掴んでいる訳ではないでしょうが、それでも生き残り、エッグヘッド島のような局面では唯一の勝ち組のような状態になります。
目立つ必要の無いときは目立たずに目的だけを達成してしまう。
海賊の海賊らしさを知略にも支えられる形で体現しているのが黒ひげ海賊団ということになるでしょう。
驚異的なほどに適材適所が実践されている海賊団とも言えるのではないでしょうか。
黒ひげ海賊団に必要なものが揃っている
黒ひげ海賊団がエッグヘッド島で狙ったもの。
普通に考えればベガパンクの知識でしょう。
もし麦わらの一味だけがベガパンクを得ることになればティーチとの差が一気に開いてしまう可能性があります。
またヨークが世界政府に連れていかれても同じことです。
よってその点において麦わらの一味と差が出ているところ。
これを埋めてしまえば、後は黒ひげ海賊団の方が少しワンピースに近いと言えるのではないでしょうか。
ポーネグリフが読めない問題はありますが、これは三つ目族のプリンによって解決されると予想。
それもベガパンクの知識が必要だった所以かもしれません。
今回のエッグヘッド島でも漁夫の利で見事に目的を達成したティーチ率いる黒ひげ海賊団。
ルフィと戦うような局面がこの先に訪れるのでしょうか。
ラスボスの筆頭格と言われているティーチの強さ、まだまだここからルフィ同様に伸びていくことになりそうです。
また新しい情報が入り次第、記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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