ジ・アガとカン・サロは互いに若き頃に盟友の誓いを立てていた。
一心同体である二人。
キングダム787話でカン・サロがジ・アガの死体をそのままに司馬尚のもとへ向かいました。
この理由は「魂が共にある」と考えたからです。
果たしてジ・アガとカン・サロはどんな若き将だったのでしょうか。
群れない一匹狼同士だった
カン・サロとジ・アガ。
この二人は若き日に戦場で暴れ回っていた人物でした。
群れない人間であった二人。
しかしながら性格は真逆に見えます。
カン・サロは軽薄そうな雰囲気。
ジ・アガは一本気な堅物という印象。
そんな二人は、いつしか一緒に過ごすようになります。
そしてジ・アガからの提案で友となることに。
ただ友と言ってもジ・アガの考える友は少し違います。
三国志における桃園の誓いに似たような雰囲気を醸し出していました。
ジ・アガの死体を置いていったカン・サロ
ジ・アガは糸凌との戦いで斬り伏せられて死亡してしまいます。
ただ王翦軍最強と目される女剣士・糸凌。
倉央への想いもあったでしょうが、これを相手に相打ちまで持ち込んだジ・アガです。
死んだジ・アガを前にカン・サロは「魂は自分と共にある」として死体を置いていきました。
合理的な判断ではありますが、どこか冷たくも感じたところ。
それもこれも若き日に行った誓いがあったからです。
一心同体の契り
ジ・アガとカン・サロが結んだのは「友達になろう」と軽いものではありません。
一心同体になるという、言わば契約です。
ジ・アガは「血の契約」と表現していました。
狼信仰を持っているジ・アガの中に孤高の中で見せる生き様を感じるところです。
まさに桃園の誓いと言えるでしょう。
決して切れない契約で、通常で見れば「気持ちの問題」のように捉えられてしまいますが、キングダムでは少し様子が違ってきます。
龐煖との戦いで命を落としかけた、というか実際に死んでいた信をあの世とこの世の間のような場所で羌瘣が救い出しています。
そこには去亥と松左の影のようなものもいて、羌瘣は象姉との対話もしていました。
そういう意味でもカン・サロの中にジ・アガの魂が宿っているというのは、あながち間違いではないはずです。
よってジ・アガは糸凌と相打ちのような形で死亡しましたが、後にこのカン・サロを介してジ・アガが見えるような局面があるのではないかとも感じるところです。
司馬尚に仕えることが二番目に嬉しいこと
二人にとって友として一心同体になったことが一番うれしいこと。
そして司馬尚に仕えることになったのが二番目に嬉しいことです。
若かった当時から司馬尚は大男として有名だった様子がキングダム787話で描かれています。
よって一心同体となった二人は司馬尚に従っていくことが双方の願いになりました。
ここからのカン・サロの動き。
司馬尚は趙の滅亡の戦である最後の邯鄲防衛戦にも李牧と共に参加し、また同様に更迭されてしまいます。
ただ史実では司馬尚については死んでいないので、その先でも登場する可能性があるのか。
まだそれは随分先の話になりそうです。
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Source: マンガ好き.com
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