ドラゴンのルフィに対する愛情。
初登場となったローグタウンではルフィを救い出しました。
親子の対面とは行かずとも、ルフィを気にしていることは感じ取れたところ。
それから物語が進み続け、バーソロミュー・くまの回想でドラゴンが持つ気持ちも何となく分かったのではないでしょうか。
実はしっかりと陰ながら支えていたドラゴンの隠された愛情。
血統ではないという話もありますが、果たしてそれは本当なのか。
少なくともルフィとガープには似たところがあると考えるなら、隔世遺伝的なものでありモンキー・D・の家系であるのは確実だと思えます。
単に母親似という話なのかもしれません。
ドラゴンは自分の急所だと分かっている
ドラゴンがフーシャ村に立ち寄っていた事実、そしてそこにいるルフィを見てのバーソロミュー・くま。
これについてバーソロミュー・くまはドラゴンに話を訊くつもりでした。
しかしドラゴンからは「オレを殺したければ」と一言。
くまは驚きましたが、ドラゴンは「子供は親の弱点」と明言しています。
バーソロミュー・くまはそれ以上問うことをやめていました。
実際にドラゴンは何度も陰ながらルフィの成長を見届けていたのでしょう。
その証拠に、スモーカー大佐に捕まってしまい兼ねなかったローグタウンでドラゴンはルフィを救っています。
これについてもバーソロミュー・くまの回想で、その裏側が少し描かれました。
サボにも内緒で向かっていた
ワンピース1102話がバーソロミュー・くまの回想のラストでした。
その時の描写にローグタウンに向かうドラゴンがありました。
サボになぜローグタウンに向かうのかという質問に少しはぐらかすドラゴンです。
よってサボにもこの時ルフィの状況を見に行くことは知らせていなかったことになります。
またローグタウンは海軍の誰が縄張りにしているかも確認。
スモーカー大佐であることを聞いて、ドラゴンは感じるところがあったものと思えます。
今となっては中将になっているスモーカーですが、麦わらの一味にとっての強敵であるのは今も変わりません。
結果的にスモーカーからルフィの旅立ちを救うことになったドラゴン。
この時の嵐などもドラゴンの能力ではないかと言われているところです。
隠れながら見るだけではなく、直接的に手を差し伸べた場面とも言えるかもしれません。
ルフィは本当の子供じゃないのか
ルフィはドラゴンの子供ではない説は以前より出ています。
まず似ていないのが一つの理由でしょう。
雰囲気的にはロジャーの方がルフィに似ています。
よって「本当のロジャーの息子がルフィ」というのも根強い予想の一つです。
実際にその可能性がゼロとは言いませんが、歳をとった姿が描かれた時に「ガープに似ている絵」が尾田栄一郎先生によってSBSに描かれていました。
これを考えると、血統としてはモンキー・D一家であるのは確実でしょう。
もし血統の違いがあるのなら「ドラゴンが違う」ということになりそうな気もします。
特に深く考えないのなら、ルフィは母親似というだけで解決されそうなところ。
但しルフィの母親が誰であるのか、これは全く分かっていません。
若干対比で描かれているボニーのように非常に特殊な生まれの可能性もあるのでしょうか。
またエースは実はロジャーの息子じゃない説もありましたが、これはゴッドバレー編で登場したロジャーがエースに似ていたことで否定されています。
やはりエースはロジャーの息子、ルフィはロジャーの息子ではないと考えていいのかもしれません。
ボニーとルフィの対比
ルフィを陰ながら見続けていたドラゴンの存在。
バーソロミュー・くまの視点から見て、初めてそんな様子が分かった訳ですが、ここで一つの対比です。
ボニーの実の父親はバーソロミュー・くまではありません。
天竜人の誰かでした。
そんな中でワンピース1102話のバーソロミュー・くまは手配書を2枚見つめて「縁」を感じているところ。
当然これはバーソロミュー・くまが世界の解放を目指す者の息子と娘が海賊になった現実に対する感想です。
何か特別なことを理解した訳ではありませんでした。
但し対比構造として、場合によってはドラゴンの息子はルフィじゃないというものを示唆した伏線とも取れなくはないでしょう。
ニカを覚醒させたことで非常に特殊な存在になったルフィ。
その出生についても、やはり何らかの特殊な事情があるのか。
それが判明する日は来るのでしょうか。
また新たな事実が分かり次第、記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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