ボニーを助ける条件として意志を持たないサイボーグ化を受け入れるくま。黄猿監視の元で手術。ボニーに手紙を送るくま。そして、くまの姿はフーシャ村へ。
※ONE PIECEの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
【追記:サターン聖との交渉内容・新七武海くまへの反応】
【追記2:くまからボニーへの別れの言葉】
サターン聖はベガパンクが違法に海賊と交渉したことを知っています。
そしてバーソロミュー・くまに突きつけられた条件。
1.王下七武海になること
2.サイボーグ手術で人間兵器になること
3.手術終了後に心を失うこと(自我喪失)
ベガパンクは怒りますが、ボニーが助かることに安堵しているくまはボニーに真実を伝えないためにソルベ王国に送ることを見返りとします。
手術は長期間でボニーが半年、くまは2年に及びます。
そしてボニーの治療後に一緒に逃げさせないために、ボニーと二度と会えない確約を取らせました。
監視を黄猿が行い、その間にくまとベガパンクと戦桃丸とボニーは仲良くなっていきます。
バーソロミュー・くまは七武海となり、皆の知る姿になっていきます。
そして新七武海について各所で反応が見られます。
ジンベエや白ひげ、そしてドラゴンやクロコダイルにドフラミンゴ、中にはアルビダの反応も見えるところです。
最後の別れをボニーに告げているバーソロミュー・くまです(ボニーは会えないことを知らない)。
感謝を表すもので、くまにとってボニーが最後の救いだったことが分かります。
そして、バーソロミュー・くまはルフィの故郷であるフーシャ村を訪れていました。
この時のルフィは森の中の虎から逃げているところでした。
政府からバーソロミュー・くまに連絡が入り、今イーストブルーにいるところだと伝え、その命令から「順番」について確認しています。
それではONE PIECE 1100話の考察をしていきます。
ワンピース1100話ネタバレ情報1・サターン聖が出した3つの条件
・黄猿がサターン聖と繋がる電伝虫をエッグヘッドに持ってきた
・ベガパンクと海賊の違法な交渉を知っているサターン聖(盗聴していたから)
・サターン聖が出した条件は3つで「七武海になること・サイボーグ兵器になること・心を喪失させること」だった
・無名の七武海がエースに敗れて空きがあった
・自我の喪失は殺すことと同義でベガパンクは怒るがサターン聖は取り合わない(立場が違うと一蹴)
黄猿がサターン聖と繋がっている電伝虫を持ってきます。
ベガパンクとバーソロミュー・くまの違法な取引を聞いていたサターン聖です(前話で盗聴していたのは分かっています)。
しかしながら現実にバーソロミュー・くまは非常に有効な存在であるのは認めるところでしょう。
よって兵器化の意味は大きいと考えているサターン聖です。
そしてバーソロミュー・くまとベガパンクの交渉について幾つかの条件を出しました。
- エースに敗れた七武海の代わりに王下七武海入りを果たすこと
- 身体をサイボーグ化させて人間兵器になること
- 手術が終わり次第、自我を喪失させること
ベガパンクは自我の喪失については、殺すことと同義であると抗議しています。
しかしサターン聖は天竜人の最上位であり、ベガパンクが交渉できる相手でもありません。
立場の差からベガパンクの言葉など一蹴。
またここでエースに倒された七武海についての言及がありました。
その抜け番としてバーソロミュー・くまが配属されることになった様子です。
結果的に、この条件をバーソロミュー・くまは飲むことになるでしょう。
それでジニーの娘であるボニーを救えるのなら、問題ないと考えているに違いありません。
ワンピース1100話ネタバレ情報2・長期間にわたる手術
・ボニーが治ることで喜んでいるバーソロミュー・くまはサターン聖の条件を飲む
・ボニーの手術は6ヶ月で外に出るまで1年かかる、くまの手術は2年を要する
・くまの手術の間はボニーを人質とし、くまの心が消された後で解放される
・一緒に逃げることを防ぐため治療後は二度と会えなくなる
・ボニーに真実を知られないためにソルベ王国に送るくまの願いに同意したサターン聖
バーソロミュー・くまはボニーが治ることを心から喜んでいます。
おそろしく優しい男と言えるでしょう。
ボニーの手術は6ヶ月必要であり、尚且つその後の1年は外に出ることが出来ません。
くまの手術は更に長く2年を要します。
手術が終わった連れて逃げる可能性を考慮に入れて、自我喪失までは人質状態のボニーとなりました。
ボニーの治療が完了した時点でボニーとは会えなくなります。
バーソロミュー・くまとしてはボニーが救われるなら何でも引き受ける気持ちでしょう。
しかし事実を知られたくないバーソロミュー・くまはボニーをソルベ王国に送って、そこで1年の外出禁止期間を過ごさせるように頼んでいます。
これは承諾されたので、ボニーの手術の6ヶ月が終了した時点が最後の別れということになります。
ワンピース1100話ネタバレ情報3・ボニーに告げた別れの言葉は感謝
・涙無しには見られないボニーにかけるくまの最後の別れの言葉(ボニーは別れに気付いていない)
・最初の6ヶ月はくまとボニーとベガパンクと戦桃丸と黄猿が仲良く過ごしている様子
・ボニーの手術が終了したところでソルベ王国に送られて政府監視化のもとで1年は教会暮らし
・くまはボニーとの別れの時に生まれてきてくれたことへの感謝を伝えた
涙無しには見られない感動回となったボニーとくまの別れです。
まずその前に最初のボニーの治療も同時に行われている6ヶ月は最後のひとときとも呼べる楽しい瞬間です。
ここではベガパンクや戦桃丸、そして黄猿も仲良く過ごしている様子が分かるところ。
黄猿についても思うところが出来ているのは確実でしょう。
そしてボニーの治療が無事終了し、そこから1年外には出られません。
ソルベ王国に送られて、1年間は政府の監視下の元で教会で過ごすことになるボニーです。
バーソロミュー・くまにとってはボニーと会える最後の瞬間。
それだけでも涙が溢れそうになります。
ボニーは当然、そのことを知らないので別に悲しむ訳もありません。
最後にバーソロミュー・くまがかけた言葉は生まれてきてくれたことへの感謝です。
絶望の中にあったバーソロミュー・くまの人生。
そこに一つの光が照らされながらも、最愛の人であるジニーは死んでしまい、幸せにすることが出来ませんでした。
残されたボニーも不治の病で10歳まで生きられないと宣告されたところ。
そんな中で治療を終えて、生き続けることが出来るボニーの姿、それは最後に見えた希望の光です。
そういう意味では悲惨過ぎる人生に見えた心優しきバーソロミュー・くまにとって、最後の最後に笑顔になれた瞬間なのかもしれません。
バーソロミュー・くまにとってボニーは本当に生まれてきてくれて、と感謝を伝える対象だったのです。
子供がいる方々は読んでボロボロと泣いてしまうのではないかという感動回となりました。
ワンピース1100話ネタバレ情報4・新七武海となったくま
・2年の手術が終わり新王下七武海となったバーソロミュー・くま
・新王下七武海について元七武海やアルビダにコビー、ドラゴンたち革命軍、エースも反応アリ
・エースと共にジンベエも話をしていて元国王のくまに現国王など海賊の世界も変わったと感じている
・くまがボニーに将来一緒に探検する島々について手紙で書いている
バーソロミュー・くまの経歴のラストと呼べる王下七武海になるまでです。
新しい王下七武海について元七武海の面々の反応です。
つまり今セラフィムに使わている面々が色々な発言をしているところ。
更にルフィに最初に倒される海賊であるアルビダ、そこにパシリのように扱われているコビーも登場。
まだまだルフィが海に出る前の話なので、何となく新鮮にも感じるところでしょうか。
エースはジンベエと話しており、海賊の世界に国王が入ってきていて時代の変化を感じています。
そしてここでボニーに手紙を書いているバーソロミュー・くまです。
将来一緒に行く島々についての手紙みたいですが、本当にこれは自我を失ったバーソロミュー・くまなのでしょうか。
もしや全てベガパンクが仕組んだもので、本当は自我を失ったように見せていた可能性もあるのかもしれません。
監視の黄猿とも仲良くしていた様子のベガパンクたちでした。
くまの記憶そのものを抜き出して残せたのも黄猿が監視だったからと言えそうです。
もし自我を失ったようにサターン聖を騙していたとすれば今までのバーソロミュー・くまの行動にも合点がいくでしょう。
それとも単純にベガパンクがバレないように繕って手術を行ったというだけなのでしょうか。
この黄猿監視の部分は意外に重要に思えてなりません。
おそらくは自我の一部を残したベガパンク。
そうでなければ、サニー号を守ったり、ルフィを救うために痛みを抽出する行動や、そもそも麦わらの一味を飛ばした理由も分からなくなります。
最初からルフィたちが政府打倒に重要な存在であると知っていたのでしょうか。
ワンピース1100話ネタバレ情報5・フーシャ村に現れるくま
・くまがルフィの故郷であるフーシャ村を訪れている
・ルフィが森で虎に追いかけられている
・政府からくまに連絡が入り、イーストブルーにいる事実と何かしらの命令を受ける
ここでまた新たな伏線の登場と言えます。
ルフィの故郷であるフーシャ村にバーソロミュー・くまが訪れています。
ゴムゴムの実を食べ、シャンクスから麦わら帽子を預かった場所です。
元よりフーシャ村は色々な謎の根源が隠されているとも言われる場所だけに、ここにバーソロミュー・くまが訪れている事実に大きな意味がありそうです。
果たしてバーソロミュー・くまは、このフーシャ村で何をしていたのでしょうか。
ベガパンクがバーソロミュー・くまに僅かな意志を残したのだとすれば、とんでもない秘密がフーシャ村に隠された可能性もあるのかもしれません。
⇒くまが麦わらの一味を飛ばした理由はニカを知っていたから
バーソロミュー・くまは自我を失った状態でありながら、明らかに麦わらの一味に確実に加担しています。
ゴムゴムの実の本来の役割を理解し、それを食べた人物がルフィだと知っていたから麦わらの一味を救い続けたのか。
それとも革命軍でお世話になったドラゴンの息子であることを知っての行動だったのか。
それともまだ知られていない大きな謎が隠されているのか。
考察としては多く語られるフーシャ村、その一端が本編でも見えることになるのかに注目が集まります。
またバーソロミュー・くまがボニーを救うためにエッグヘッドに現れるとすれば、そこでニキュニキュの実の能力によって世の痛みを全てサターン聖にぶつけることもあるのではないかと思えます。
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Source: マンガ好き.com
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