日車寛見の誅伏賜死で宿儺に死刑の判決を出させる作戦。中々難易度が高いと思われたものですが虎杖の再審の判断で可能性が高まる。
※呪術廻戦の本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
まずは作戦会議。
日車寛見の領域展開である誅伏賜死で死刑を勝ち取る算段。
問える罪がランダムで軽犯罪も取り上げることから死刑確率はそう高くないと判断されています。
途中で虎杖と日車の二人のやり取りにミルクボーイ感が出ていて前回からの漫才の流れが作中に現れている様子です。
最終的に虎杖に課された「渋谷での大量殺人」の再審の形で宿儺への死刑を勝ち取る作戦。
本当に死刑を行い、宿儺の術式の没収と一撃必殺の剣を手にすることが出来るのでしょうか。
それでは呪術廻戦244話の考察を行っていきます。
呪術廻戦244話ネタバレ情報1・鹿紫雲の次に誰が出るのか相談
・五条悟が負けた場合に鹿紫雲の次に誰が出るのか相談
・髙羽で隙を作り、乙骨で刺す話もここで登場
・日車が立候補し、誅伏賜死で死刑を取って没収と処刑人の剣を狙う
時系列は五条悟が負ける前の話の作戦会議。
鹿紫雲一の次に誰が出ていくのかの相談です。
乙骨が羂索を殺すことも、ここでは登場して決まっています。
立候補したのは日車寛見で、当然ながら行う作戦は誅伏賜死による死刑。
死刑を取れれば宿儺の術式の没収が可能であり、そして処刑人の剣を手に入れることが出来ます。
処刑人の剣は相手に一撃必殺を決めるもので、斬れば倒せる特殊なものです。
要するに一発当てれば勝利という即死系術式となるので宿儺にも勝てる可能性があるでしょう。
呪術廻戦244話ネタバレ情報2・死刑に出来るかどうか
・ジャッジマンは罪をランダムに選ぶため死刑案件に出来るかどうかが肝
・量刑相場で3人以上殺せば死刑でも現実に死刑を引ける確率は低め(呪物被害は宿儺の罪とも言えない)
・日車寛見の法律の話(永山基準など)をまともに付いていけているのは日下部くらい
・器物損壊や建造物侵入などの罪も考慮すると死刑確率は非常に低い
誅伏賜死の罪はランダムで、何が選ばれるか分かりません。
死刑に出来るのは量刑相場で考えると3人以上殺した時ということですが、現実にその罪状になる事案が選ばれる可能性が高いとは言えない状況です。
吉野の母親など呪物被害の部分について宿儺の罪を問うのは難しいとのこと。
またここで永山基準など法律の話が飛び交いますが、それをまともに理解しているのは日下部くらいという様子。
思ったよりも日下部は知識に長けた人物であることが分かります。
実際に死刑を取れる罪状が、そう多くありません。
器物損壊や建造物侵入などの犯罪も含まれるのなら、分岐は無限であり、取り上げられるもので「死刑に該当」は極端に難しくなると考えられます。
何となく宿儺を裁判にかけたら死刑の一択ではないかと思えましたが、こうやって細かく見るとそうでもないことが分かり、裁判の仕組みの面白さも感じるところでしょう。
呪術廻戦244話ネタバレ情報3・千年前の罪はどうか
・千年前の罪については時効の判断をどう扱うか日車でも分からない
・時効判断やりとりで「ほな違うか」というミルクボーイ漫才が導入される
・日車がそうかもしれないと思っているのならジャッジマンは選択する可能性もある(余罪が無限拡大)
千年前の罪についても言及されます。
宿儺が何をしてきたのかは不明ですが、少なくとも犯罪歴は尋常な数ではないと予想されます。
時効判断のやり取りの中で漫才師であるミルクボーイのネタが再現されたような箇所があり、前回に引き続き芥見下々先生が如何にお笑い好きなのか感じるところでしょう。
日車が千年前の罪は時効に入らないと少しでも考えているのなら、そこから発するジャッジマンも同じ発想。
そうなると余罪が無限に広がってしまうため、それこそ死刑案件を踏める確率は非常に少ないと言えます。
これでは死刑まで到達せずに処刑人の剣は出せません。
とは言え有罪なら没収は可能なので、それだけでも十分宿儺の力を半減させることが可能にも思えます。
呪術廻戦244話ネタバレ情報4・宿儺を死刑にする方法
・秤は有罪から没収まで到達できれば御の字だと思っている
・術式を没収できても十種影法術と斬撃の2つの没収が可能か不明
・虎杖が確実に死刑にする方法を思いつく(渋谷大量殺人についての再審請求)
・共同被告人として宿儺を大量殺人の罪に問う
日車のの術式によって宿儺の術式が没収されるのなら、それで御の字という考えもあります。
しかし実際は十種影法術と斬撃の2つの術式を没収できるかは不明。
とは言え、1つでも奪えれば絶望的な状況からの脱却は可能になるかもしれません。
そんな中で虎杖が確実に死刑にする方法を思いつきます。
すでに虎杖が問われた渋谷の大量殺人に対する再審請求です。
これによって宿儺を共同被告人として取り上げて、死刑を確立させるもの。
斜め上からの方法ですが、少なくともランダムを狙うよりは死刑の選択が為される可能性は高そうです。
誅伏賜死に持ち込む流れになるのでしょうが、そもそも領域展開を完全体の宿儺はやぶることが出来ないのでしょうか。
もし五条悟の戦いで完全体になっていても領域展開が可能な回復が出来ていないのだとすれば、五条戦の意味は強力なものだったと言えそうです。
呪術廻戦244話ネタバレ情報5・宿儺を誅伏賜死に持ち込んだ
・冥冥のカラス攻撃を神武解で撃ち落とした宿儺
・カラスで気を反らせて日車のハンマーから虎杖の肉弾戦の一撃をガードしたのに一瞬グラつく宿儺
・日車の誅伏賜死が発動され渋谷の大量殺人の真犯人とすることが出来るか
冥冥が宿儺にカラスを仕向けます。
これを当然のように万から受け取った神武解で撃ち落とした宿儺です。
その瞬間に日車が持っていたハンマーで宿儺を攻撃、そこから虎杖が現れて肉弾戦。
この肉弾戦で虎杖が一撃を宿儺に向けますがガードの上からもグラつきを感じる宿儺です。
非常に重要な描写であり、虎杖の肉弾戦における宿儺への有効度が分かったワンシーンと呼べるのではないでしょうか。
隙を見せた宿儺に対して誅伏賜死を繰り出して「渋谷の大量殺人」についての真犯人の裁判です。
領域展開もそのままなので領域で潰すということが出来ていない宿儺。
隙をつかれたからというのもあるでしょうが、完全体になっていても、五条戦を経たことで伏魔御厨子など領域展開はすでに使用不可能になっていると考えて良さそうです。
果たして、この再審で宿儺を死刑に持ち込むことが出来るのでしょうか。
持ち込んだことで術式の没収が可能になるのか。
すでに十種影法術は見せるところを全て見せたので、この十種影法術だけが没収されるような展開もあるのかもしれません。
処刑人の剣についても当たらなければ意味がないので、手にした途端に宿儺に日車が狙い撃ちされて瞬殺されては意味がないようにも思えるところ。
ここからどう展開していくのか、注目です。
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Source: マンガ好き.com
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