李牧は信を引き寄せて土塁に囲まれた小さな城のような場所に逃げ込む。実際は信はここで時間を稼がれてしまう。狙われたのは司馬尚が進軍する王翦中央軍。
※キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
傅抵が出ながら信の相手を少しして追いつかないように一定の距離。
確実な罠ですが、異変には王賁も気付いているところ。
総大将の李牧が逃げるのを横目に何もしなかった袁環軍の動きでも分かります。
王翦中央軍に対するジ・アガとカン・サロも動き出しています。
そして李牧を追う信ですが、そこで見たものは土塁の壁に囲まれた砦のようなもの。
ただ一万の軍なら突破可能と思わせるもので、信軍の一万はここで足止めです。
李牧の策は李信将軍をここに足止めさせて、別の場所を狙い討つため。
その理由は李信将軍と相対した趙軍の武将は必ずと言って良いほどに死んでいるからです。
そしてついに動き出した司馬尚の本軍が王翦本軍の前に立ちはだかります。
それではキングダム779話を考察していきます。
キングダム779話ネタバレ情報1・土塁の砦に逃げる李牧
・傅抵などが対応しながら李信と上手く距離を取りながら逃走
・李牧は土塁に囲まれた砦のような場所に逃げ込みました
・王賁は趙軍の袁環の動きが李牧が逃げるのを見逃しただけであることに違和感
李信に上手く追わせるために近い距離を保ったまま逃げた李牧です。
傅抵なども対応しますが、武力で信と対峙して勝てる人間はいません。
王騎の矛を持ってから随分たちましたが、今となっては中華全土で見てもトップクラスの武力です。
だからこそ信討ちを目指すなら強者登場かと思われましたが、そうではなく土塁の壁に囲まれた砦に逃げ込みました。
壁将軍が強制労働の中で作らされたものでしょう。
しかしこんな場所に入り込んでも信を討てるはずもありません。
それどころか時間が過ぎれば李牧は非常に危険な状況になるのではないかとも想像できるところ。
となれば李牧の狙いは別にあるということです。
王賁はこの李牧の動きに強い違和感を持っています。
それもそのはずで総大将が本当に逃げているのなら袁環軍が何の動きも示さないのは問題でしょう。
よってこの逃亡劇は元々予定されていたものと考えるのが打倒。
気付いた王賁ですが、河了貂を放ってしまっているので現実にこの場を動くことの出来ない王賁です。
関常を後ろに残したことが大きな意味を持つことになりそうな予感。
キングダム779話ネタバレ情報2・信と対峙した趙将軍は死ぬ
・信は趙にとって厄介ながら今戦いでは一将軍である事実
・信と対峙した趙の武将は逃げるか死ぬかの二択しかない
・趙の将軍が討たれる可能性のある信を足止めするための囮
・飛信隊は一万で土塁の城を落とす構え
なんと李牧も土塁の砦も含めての罠でした。
時間稼ぎです。
飛信隊は一万を連れてきており、この土塁の砦の攻略を目指します。
元々李牧はここに信を足止めするのが目的だった様子。
そうでなければ、ここで一気に信を討つ戦略を立てれば良いだけです。
信が最も厄介な存在であることは李牧も認識しているところで、実際に趙の武将も多くが死んでいます。
信と対峙した趙の将軍は逃げるか死ぬかの二択で、よく考えると信に勝利した趙の将軍はいません。
趙にとっては疫病神どころか死神に近いような信です。
その信を足止めして、ここに留めてしまう戦略。
つまり狙うのはこの戦いに置いては一将軍に過ぎない信ではなく・・・総大将ということになります。
キングダム779話ネタバレ情報3・司馬尚が王翦の前に現れる
・趙の中央軍であるジ・アガとカン・サロも動き出す
・更に後方から司馬尚の本軍も王翦軍の目の前に現れた
信を留めて李牧が狙ってのは王翦の中央軍でした。
要するに王翦大将軍そのものを狙ったと言えるでしょう。
元々布陣していたジ・アガとカン・サロも動き出しています。
そして後方からは司馬尚の本軍の登場。
残った亜光軍が楽彰軍を相手に乱れている現状を考えると、兵力の面から見ても微妙なところでしょう。
それに加えて情報が何もない謎の武将である司馬尚の登場。
これが驚異的強さというのですから、王翦からしても明らかな想定外になるでしょう。
倉央軍をジ・アガの軍が対応して、亜光の残りと田里弥の軍でカン・サロ軍と楽彰軍を相手にするとすれば、王翦本軍が司馬尚の軍と対することになります。
関常が残る玉鳳隊二万も加わるでしょうが、見る限り分が悪いのは明らか。
何にしても遂に司馬尚率いる青歌軍の強さがはっきりとするところです。
兵力の差に、青歌軍の強さ、そして司馬尚の異質さが際立つ展開になりそうな予感がします。
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Source: マンガ好き.com
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