強くて美女で少し天然キャラの羌瘣は男女問わず大人気です。
信のピンチにはしっかり活躍してくれるそんな羌瘣が登場するシーンは毎回目が離せません。
そこで今回は下記の3点について考察します。
- 羌瘣の信への気持ちが確定したのはいつか
- 羌瘣と信は結婚するのか
- 羌瘣と信の間に子供は生まれるのか
史実を含めて信との結婚の可能性や羌廆の人物像を知っていきます。
※追記※
信のプロポーズがキングダム768話で行われました。そこで「中華統一の後での結婚」と言及されたので戦の全てが終わってからになりそうです。
羌瘣は実在した人物
まず羌瘣が史実に存在する人物なのかをお伝えします。
原先生は史実を元にキングダムを書いているのは有名です。
キングダムで登場するキャラは完全オリジナルと実在をモデルにしたケースの人物の2パターンがあります。
そこで史実をみてみると羌瘣は実在した人物になります。
羌瘣の史実での功績の詳細
羌瘣は実在した武将
大きく功績を残したのは趙戦となります。
信が将軍になった紀元前236年から7年後の紀元前229年に趙を楊端和や王翦と共に攻めます。
そして翌年の紀元前228年に趙を滅ぼしています。
その後は更に燕を攻めるため進軍した史実がありました。
内容から見ると将軍であったのは確実です。
「男だったのでは?」という説もありますが、史実をみても記載がないため断定できません。
原先生のインタビューの内容をみると六将の中に2人くらい女性キャラを入れたかったようです。
そのため原先生のオリジナル要素がかなり組み込まれています。
当然ながら羌瘣の設定にある蚩尤とは史実上、全くの無関係であることが分かっています。
恐らく羌瘣は史実では男であり、通常の秦国に仕えた将軍の一人と考えるのが妥当でしょう。
そこまで目立つ将軍ではなかった事から飛信隊に入り、信の嫁としての立ち位置を与えたと言えそうです。
信と羌瘣が結婚するのは確実
原先生が女性キャラを作る意味を考察した時に信の結婚相手を作るためじゃないのかと言えます。
史実を確認すると信のモデル李信には子供(李超)がいることが書かれています。
李超は漢の時代の大将軍となっている事実があります。
史実通りにいくならば、信を結婚して子供が生まれる必要があると言えます。
しかも後に大将軍となるだけの力を有した子供です。
もっと言えば後の時代に「飛将軍」と呼ばれる李広という三代の皇帝に使える大将軍が子孫として誕生します。
非常に恵まれた血統であることを考えると李信の嫁=羌瘣でほぼ確実ではないかと言えます。
信の嫁は河了貂説もあった
羌瘣ではなく河了貂説も囁かれていました。
しかしながらこれは原先生の発言からも無いと言えます。
公式ガイドブックを読んだところ河了貂は原案では信の妹キャラの設定だったそうです。
さらに河了貂が魏の凱孟に捕らえられた時に信が「妹みたいな存在」と発言していました。
信にとっては、身内みたいな存在であると明言されています。
この時の羌瘣の表情もまた注目すべきポイントと言えるでしょう。
羌瘣からすれば河了貂のことを信がどう思っているのかは重要であると言えるからです。
羌瘣と信の間に生まれるのが李超
この時点で信の相手は羌瘣しか考えられなくなりました。
さらに先述した李超がかなり有能な将軍だった事からも羌瘣との子供というのも想像出来ます。
何より羌瘣は信の子供を産むと目標で言い切っていました。
そうして生まれた子供が李超ということでしょう。
武力最強の信と知力武力共に兼ね備えた羌廆の子供です。
大将軍になるべくして成ったと言える血筋であり、後に李広という強力な将軍を生み出す血統であるのも頷けます。
王騎将軍と摎が結婚できなかったことに対しての対比として考えても辻褄が合います。
羌瘣が寄せる信への想い
羌瘣は飛信隊の副長として信を支えています。
そんな羌瘣と信の強い絆を感じるシーンがいくつも描かれています。
そのシーンからみても二人の仲が徐々に縮まっていくのが分かるでしょう。
原先生も以前インタビューで信が羌瘣を救出するシーンでは距離感をかなり意識したと言っていました。
羌瘣の力があったからこそ飛信隊が成長できたと言っても過言ではない。
徐々に羌瘣が信に対して特別な感情を抱いている感じていました。
決定的となったのは信の命を救うのに自分の寿命の全てを使おうとしたところではないでしょうか。
羌廆は信を守るために自分の命さえ投げだす覚悟があったりと二人の絆が強くなっていってるのが伺えます。
信を救い出した後で象姉に訊かれた羌瘣はこんなことを言っています。
象姉「好きってのがピンとこないなら気になるでいいよ。他の人より少しだけ気になるとか。いつからそんな感じだったの?」
羌瘣「んーそれは割と会ってすぐくらいからだったかも」
(キングダム56巻)
この時の羌瘣の表情はちょっと照れた様な可愛い顔をしています。
また鄴攻めの後の前線にて羌瘣の後輩である羌礼が仲間に入った時に「好き」というのが信にも伝わる描写があります。
羌礼が信の命を救った理由について「好きだからに決まっておろーが」と言います。
羌瘣は慌てて否定しますが、「違うのか?」という羌礼の一言に対して「違わない」と明言。
少し照れた様な表情を見せますが、女性らしい美しい横顔になっています。
恋する乙女とまではいきませんが、明らかに昔よりも女性的な一面が見えているのが良く分かります。
ただこの段階では「好きというのがどういうことか分からない」ということも伝えている羌瘣です。
ここから更に愛情になっていくでしょうが「これ以上を望みたくない」という言葉も口にしています。
死が目の前にある状況において他に気を使っていたら致命的になってくると言う羌瘣。
とはいえ、ここで信に対して気持ちを伝えた意味は大きいでしょう。
結婚はいつで妊娠はいつになるか
羌瘣と信が結婚するのはほぼ確実と言えます。
ただキングダム670話で伝えた様に信と羌瘣は今の関係から深まらない状態が続くものと言えます。
であれば「いつ結婚」して「いつ妊娠」するのかという問題。
これに決着がついたのはキングダム768話です。
信が羌瘣にプロポーズをして、時期は「中華統一の後」と名言しました。
但しこの段階では羌瘣はまだ「考える」という段階だったので確定はしていませんが、ほぼ間違いないでしょう。
羌瘣と信の結婚や子供が産まれるなどはエピローグ扱いになりそうです。
元は趙滅亡の戦が終わったくらいか、もしくは始まる前かと予想されていました。
史実を見ると紀元前228年に趙を王翦と楊端和と共に滅ぼした羌瘣はそのまま燕を攻めるべく中山に駐屯します。
そこから史実での活躍はパタリとなくなっているのが分かります。
年齢で見れば信がこの時に31歳となっています。
羌瘣の年齢は信の1つ下なので30歳です。
現代で言えばちょうど良い年齢にも思えますが、春秋戦国時代で考えれば遅めと言えます。
よって趙の滅亡戦に参加する羌瘣の段階ではすでに信と結婚して出産まで済ませた後なのではという予想。
可能性としては趙滅亡の後説と韓滅亡の前説の2つでした。
- 韓が滅ぶ紀元前230年よりも前に結婚と出産
- 趙が滅び燕に駐屯した後の紀元前228年よりも後
実際には信と羌瘣が結ばれるのは中華統一の後ということで、かなり先の話となりました。
羌瘣と信がこの約束によってより強固に結びつき、危機を脱するようなエピソードが今後も描かれることになるのでしょう。
本当に統一後に出産などになれば、それこそかなりの年齢になっているのですが、その当たりはボヤっとさせるのかもしれません。
超のつく美女と結婚出来る信を羨ましく思う世の男性は多そうです。
まぁ喧嘩したらめっちゃ怖いですが。
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Source: マンガ好き.com
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