転職の魔王様 6話 感想|自分が自分でいられる働き方は転職以外にも

ドラマ

 

 

※昨晩から腹痛を起こし、今もその状態が少し続いているので

簡単感想とさせていただきますm(_ _)m

 

ほ〜〜〜…独立かぁ。

個人的には、部下への指導にもやり甲斐を感じてそうな様子からして、

アドバイザーが向いているのでは?と思いながら見ていたんですけど、

独立の道を選んだのはちょっと意外でしたね。

 

ただ…八王子(宮野真守)の場合、会社を立ち上げるに当たってのビジョンを

明確に持っていた訳ではなく、元々「ノルマの達成」しか念頭に置いていない

職場の方針に嫌気が差していたのがきっかけではあったので。

そう考えると、やっぱりアドバイザーの方が彼らしく働けるんじゃないかという気はしますねぇ。

独立しても、営業兼社長で自由にはやれるだろうけど…

1人1人時間をかけて育てる指導を続けていると、経営難に追い込まれそうですし、

トラウマだったノルマ問題に再び苦しむ事になる可能性は高いですし。

例えば、若者育成を中心としたフリーの販売アドバイザーなら、

会社を転々とするため管理職や企業方針も関係なければ、

(本人は収入を重視していないにしても)実績や評価に応じて給料も上がって

一石二鳥かも?なんて思ったりしたのでした。

まぁでも…「転職王子」の肩書きを持っていた彼が、

出世を避けて転職を繰り返す以外の”理想の働き方”が出来る方法を知れたのなら

それはそれで良いのかな。

 

宮野真守さんは朝ドラの時もそうでしたが、

少しのご登場でもインパクトを残す役者さん…というイメージがあります。

今回の八王子という役は、ピエロっぽいキャラクターが魅力的でした。

癖の強い表情で陽気に振る舞いつつも、その裏にはそう振る舞う事でしか

繊細な自分を誤魔化せない不器用さも垣間見えて、

それが職場での「楽しく仕事するだけじゃやっていけない」を体現していたと言いますか。

また、八王子の考えはある意味、ドラマの主人公で時々設定されるほど最近多い

若者世代の「安定した職業に就きたい」願望と通ずるものがあって、

確かに、上に立つ者が全員、管理職に望んでいるとは限らないよなぁ…と

考えさせられましたね。

 

メインのエピソードが進んでいる間に、同業者疑惑の天間(白洲迅)と

落合(石田ゆり子)が訪問していた五十嵐家といった新たな”謎”も投入。

本作の、求職者に現実の残酷さを提示し、厳しい言葉をぶつけながらも、

最後は必ず優しさや希望を与えてくれる作風が好きで見ているんですが…

謎が強調されると、正直、本作の目指すゴールは何なのかと戸惑う自分もいるんですよねぇ。

前回で来栖(成田凌)と千晴(小芝風花)が

本当の意味での”コンビ”になった事を見せたんだから、

もう訳ありな過去はカットして2人の動きを徹底的に描いた方が、

公式サイトでうたっている「第2章」感も出そうな気がするんですけども。

っていうか…天間に個人情報を喋り過ぎじゃ?(笑)

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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Source: りんころのひとりごと。

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