韓非子が死ぬことになりました。そして託されたのは李斯。能力もほぼ変わらず、韓非子は全てを書に記した、と。
※キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
韓非子が死ぬまでの流れとなりました。
姚賈の危険度も語られて、即座に捉えて全てを聞き出さなければならないレベル。
また法家としては韓非子は全て書に記したと言います。
どうやら韓非子もまた李斯を尊敬しており、秦が統一を成した後に名声を手にするよう願う。
史実とは少し異なり、本当の意味で盟友であったことが示されました。
諜報の能力を有した韓非子、よって重罪となるところでしたが、その前に死亡です。
まだ自殺かは分かっていませんが、史実どおりならそうなります。
ただもしかすると姚賈の手の者によって殺されたという可能性もあるのか。
それではキングダム764話を考察していきます。
キングダム764話ネタバレ情報1・姚賈は複数の間者
・姚賈の主は楚と魏と趙と斉の四カ国に存在している
・秦を裏切ることで他国から大金を得ている
・韓非子は韓のために諜報機関の仕事も手伝っていた
まさかの展開。
姚賈は趙どころではなく、楚や魏といった国々からも主を持っている様子。
つまりは二重どころか何重にもなっているスパイということです。
そして秦国を裏切ることで他国から大金を貰っている人物。
これだけで一つ映画化できそうなくらいの傑物って感じがする姚賈ですが、それも韓の諜報能力によって暴かれています。
そういう意味で韓が如何に諜報に優れた国だったのかというのが感じ取れます。
韓非子についてもどうやら諜報活動の手伝いもしていた様子です。
李斯からすると聞きたくなかった話でしょうが、聞いてしまった以上は姚賈は勿論、諜報活動に染まっていた韓非子をみのがす訳にもいかなくなりました。
・韓の調べで現在の姚賈は李牧のもとで仕えているという
全ての国に主がいる状況ではある姚賈ですが、要するに情報を一手に引き受けていると言える超級の諜報員ということです。
そして今はどうやら李牧に対して軸に活動しているということでしょう。
桓騎が殺される原因となったのも、また姚賈の情報操作(正確に渡さなかった)のが原因と言えます。
逆に秦国の情報は漏れていたでしょうから、始まった時点で負けが確定したというのも頷けるところ。
それにも関わらず、あそこまで戦った桓騎の恐ろしさがまた際立ちます。
キングダム764話ネタバレ情報2・韓非子からの贈る言葉
・韓非子は自分の全ては書に収めていると言います
・李斯は同門時代の韓非子が優秀すぎて嫌いだった
・韓非子は李斯の優秀さに勝つために血反吐が出るほどに勉強をしていた
・双方の存在があったからこそ今の両雄がいる状況だと知る二人
・韓非子は李斯に秦が統一した後に歴史に名を刻み法家の力を見せろと言葉を贈る
韓非子は今から嬴政たちと何かを語らってもという思いがあるはずです。
そしてすでに書に自分の全てを記してあるということで、これは未だに韓非子の読み手がいることを考えると凄みを感じます。
李斯は韓非子が荀子の元で学んでいた時のライバルであり、優秀ゆえに嫌いだったと言います。
当然といえば当然でしょう。
李斯は物凄く優秀な存在でしたでしょうが、そこに更に優秀な人間がくれば脅威を感じるのは当たり前です。
しかしこれについて実のところ韓非子もまた李斯が優秀ゆえに血反吐をはくような勉強をしていた様子。
つまりは双方ともに意識することで力を更に増大させていったということです。
この二人は、共にいたことで初めて今の次元にまで法家のレベルと高めることが出来たということになります。
そして韓非子は李斯に対して、秦国が統一を成した際に法家として歴史に名を刻むように言葉を贈ります。
史実では李斯が嫉妬してという雰囲気がありましたが、キングダムでは盟友としての終結。
たしかにこちらの方が李斯そのもの価値も高まり、キングダムらしさが出るところ。
やはり原先生の解釈の素晴らしさに息を呑みます。
キングダム764話ネタバレ情報3・韓非子が死んだ
・大王に情報を伝えるところで韓非子の死亡報告
・韓非子が死にましたが、方法はまだ不明
大王に全てを話そうとする李斯。
当然ながら韓非子もまた重罪人の一人と言えます。
ただ救いたい気持ちはあるでしょう。
そんな中で伝わるのが韓非子の死亡です。
ここは史実と同じで、韓非子が死ぬことになります。
自殺を強要されたというのが史実ではありますが、李斯が仕組んだものでは当然ないので姚賈か、それとも自らの意思なのか。
このあたりはまた次回に持ち越しになりそうです。
そして姚賈という大間者を捕らえることが可能なのかどうかも注目すべき点でしょう。
これを逃し、間者としての活動をまともにされてしまい、さらに韓非子という韓からの主賓が死ぬという事態。
これはもう韓に対しての戦勃発になる事案で、今こそ李牧にそれを伝えて趙が動き出す絶好の機会という流れになっていくのでしょうか。
実際に史実では、この後で李牧を大将軍とした軍勢に秦国は目を覆いたくなるような結末の待つ戦を仕掛けられてしまいます。
⇒李牧は史実でも最強の武将
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント