ファブルとルーマーのボスが同じ。けしかけたのはボスでした。殺したアザミ、そして殺さなかったユーカリも含めて別の道へ。もう会うことのない別れ。
第二部終了まで残り5話です。
※ファブルThe second contactの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
ヨウコは車の中でボスにモニター越しで会っていた。
すべてを理解しているボス。
アキラはルーマーの男と話し、ファブルとルーマーのトップが同じと語ります。
ルーマーは殺し屋の殺し屋である山岡に壊滅させられていた。
フリーで仕事をしていた今のルーマーの男が管理者として松代のもとに向かったのもボスの差金。
ボスがしたいことは真黒と紅白の統合。
アザミの殺しについてはユーカリを含め二人が別々の街に出ていくことで決定。
永遠の別れ。
それではファブルThe second contact 81話の考察をしていきます。
ヨウコは車でボスと話をしていた
ヨウコが連れて行かれた車はボスの管理する車でした。
モニター越しの男とはボスのこと。
そこでボスが記憶力が良いヨウコにすべてを話します。
アキラはアザミと佐々木を帰してルーマーの男との会話です。
アキラはどうやら今回の事態に気付いていた様子でルーマーの男と話します。
そこで伝えたのは“頭が同じ”ということです。
どうやらルーマーとファブルの組織図において頂点は同じだったということになります。
要するにどっちもボスが操っていたということ。
でもなぜそんなことをする必要があったのか。
ここがヨウコに語られることになります。
蓋を一つにしたかったボスの策略
そもそもルーマーというのは山岡が裏で壊滅させていた。
山岡と言えば今のところ登場したキャラ最強と呼べる存在ではあります。
このことは紅白組の松代は知らず、そのままルーマーとしてフリーであった今のルーマーの男が置かれます。
松代に信用されるまでに相当な時間を要した訳ですが、最終的には山岡も死にトップはボスのみの管理。
ボスはレーシングチームを富豪が2つ掛け持ちするって感じだと言います。
この例えは言い得て妙。
確かにそんな状況であれば“統合”を考えるのは普通。
要するにボスはルーマーとファブルを知っている真黒と紅白を統合させて秘密の蓋を一つにしたいと考えています。
本来ならアキラは関わらずに進むはずでしたが、この異常事態をアキラは察して参戦。
これによってボスの策略は少しズレてしまうことになりました。
とは言え、結果的にはこの統合については後は紅白の松代をどうするかという問題になるのでしょうか。
ただ後ろ盾のない単なる矮小組の長など相手にならないはずです。
ルーマーの男がアキラの話から今ヨウコが聞いていることを察していけば紅白の終わりは即座に訪れるといえるでしょう。
アザミとユーカリの別れ
アザミだけは人を殺していて、それについては看過できない面でもあるのでしょう。
ただボスはユーカリも人を殺すと思っていたみたいで、この点も想定外の一つだと言っていました。
何にしても今のアザミをそのままにする訳にもいきません。
とは言え、殺してしまうというのもボスの本意ではないでしょう。
よってヨウコからアザミとユーカリは別々の街に別れ、永遠に会うことはないというその処分を伝えています。
ボスのけしかけた策によってファブルが固まらずに分散されていくような結果。
果たしてこれにアザミやユーカリ、そして兄貴であるアキラは納得していくのか。
何となくアキラに何かしらの気持ちが芽生えるのではないかという気がします。
全員が別々になる可能性
真黒と紅白が統合したとして、その後どうなるのか。
アザミとユーカリが別々の道に行くのは確定。
ではアキラとヨウコはどうするのか。
誰も殺していない上にアキラはミサキと結婚もしています。
そう考えるとこのまま太平市はアキラとヨウコとなるのか。
でもおそらくはヨウコとタコも結婚という流れになっていく気がします。
状況によってはすべてのファブルが分離して別々の道で普通の生き方をしていくのかもしれません。
残り5話となっているファブル第2部。
1部よりも敵の数も少ない印象でしたが、第3部があるとすればどんな展開になっていくのでしょうか。
場合によっては最終的な戦いは”ファブルの壊滅”というスタンスになっていく可能性すらありそうです。
次回のサブタイトルは「ただいまの男」になっていたのでアキラとミサキに軸が当たるのでしょう。
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Source: マンガ好き.com
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