すでに終わっている夫婦。その終わりを確定させずにいる二人が遂に終焉に向けて進みます。
※あなたがしてくれなくてもの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
夫婦としては終わっている二人。
決して喧嘩して別れるようなものではないですが、夫婦である必要性も見えません。
楓は仕事。
誠は家庭。
夫婦として達成したかった目標がすれ違った二人です。
そして遂にその終わりに向かって歩みだすことになります。
それではあなたがしてくれなくても85話の考察をしていきます。
川原は全力で子育てをする
夫婦として寝ている楓と誠。
しかし一緒のベッドで寝ているだけで、そこには深い溝があるように思えます。
意外にこういう夫婦も多いのかもしれません。
子供が出来たところで別のベッドで寝てしまう夫婦も多いなんて話は聞きます。
とは言えアメリカは一緒に寝ることが多くても離婚率は高いので一概にそういう話でもないのでしょう。
編集長になったことを祝う川原。
川原は自分が叶えられない夢の道に楓がいると分かっている様子です。
しかし楓からするとどうなのでしょう。
川原は女性の多くが通る道としてよく言われる子育てに対して全力を使うというもの。
どこかで誠もこういうのを望んでいたのだろうという気持ちが見え隠れします。
誠は子供を含めた家族を望んだ
誠は子供を持ったら楓が夢を叶えることが出来なかっただろうと感じています。
だから仕方なかったと思いながらも当然そんなものは理性のもの。
本音では子供を含め、子供の成長を二人で一緒によろこびあうような夫婦がよかったと思っているのでしょう。
すれ違った夫婦。
そしてこのままで良いはずもないでしょう。
向かう道がふさがっている二人です。
どこかで終わらせなければなりません。
二人で今後を話し合う
涙を一滴落とした誠。
楓も同じでした。
お互いに嫌いになった訳でもイヤになった訳でもありません。
誠はそれでも終わらせる必要があると思ったのでしょう。
遂に二人のことで大事な話があると連絡。
楓もこの言葉で先延ばしにしていた二人の終焉が近づいたのだと感じました。
陽一とみちのその先も気になりますが、この二人がどういう離婚になっていくのかも気になります。
もちろん離婚しないという選択もあるでしょうが、今の感じで見ると楓とは異性の友達のようになっていきそうな様子もあります。
次回のあなたがしてくれなくても86話ですれ違う二人の涙の別れ話となるか。
それとも共に歩みだす二人という円満な別れ話となるか。
みちと陽一とは違ったものになるのは間違いないでしょう。
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Source: マンガ好き.com
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