ミホークとクロコダイル、そしてバギーが組織しているCROSS GUILD(クロスギルド)の示す懸賞金。
ワンピース1080話で初めてコビーの懸賞金が示されて「どうやって示すのか」と金額のおおよその割り当て方が分かりました。
⇒ロッキーポート事件のモデルとコビー協力の理由
海兵隊の将校については基本的に星1つという称号であり、星の数に合わせて1億相当の宝箱との交換が可能としています。
これによってクロスギルドの圧倒的な財力も明らかになったところでしょう。
しかし世界政府が行っている懸賞金よりは低額になっていくことになりそうです。
英雄であるコビーは星5つの5億ベリー
海軍の将校が星1つという本来の金額であれば大佐であるコビーの本来の懸賞金は1億ということになるところ。
しかしロッキーポート事件の”英雄”ということで影響力の高さを考えて星が引き上がり5つになっています。
よって名が売れている人物であるのかどうかというのが重要な指標になってくるのでしょう。
コビーの懸賞金5億となれば、エースの懸賞金5億5000万にも近いものになります。
最終章で10億超えが多くなった今となっては5億もさしたる驚きにはなりませんが、エースと同レベルの金額と考えるとコビーの成長というか位置づけの重要度も分かるところです。
そう思うとコビーに5億の懸賞金を出せるクロスギルドの財力の大きさを痛感するところかもしれません。
大将級だと30億40億もあるのか
クロスギルドは星という評価制度を取っています。
五つ星というのは分かりやすく、ホテルの格付けなどにも利用されています。
中には七つ星までを最高位にするケースもありますが、ミシュランガイドなど有名なグルメガイドでは三ツ星を最高峰。
ちなみにミシュランガイドの三つ星というのは明確な定義があります。
タイヤメーカーらしく、元々はドライバーに向けて記されていたグルメガイドが今の立ち位置に昇華されたのがミシュランガイドです。
脱線しましたが、クロスギルドはコビーという”英雄”に対して星5つを充てがっています。
英雄=星5つと考えれば”最高位に与える星”という感じがしなくもありません。
そう考えると星10個や星30個という評価は何となく異質なものに見えてきます。
確かに大将級であれば現四皇よりも上の金額を示したいところ。
サカヅキに五つ星で5億というのもおかしな話です。
そもそもが大将級に打ち勝てるほどの海賊が「懸賞金目当て」で海軍大将を相手にすることがあるのか。
絶対にないとは言い切れませんが「懸賞金をかける意味がない」とも取れるところ。
そう考えるとガープなどの圧倒的な力を持つ中将クラスや以前までの元帥であるセンゴク、そして現大将クラスなどには懸賞金はかかっていない可能性もありそうです。
ひばり、くじゃく、グルスには特別な星の数
大将級については星の数を入れておらず、仮にあったとしても統一したものかもしれません。
例えば大将は1億相当の宝箱10個で統一、など。
基本は将校に対しても星1つということになっていますが、ワンピース1080話で黒ひげ海賊団の本拠地であるハチノスで暴れたひばり、くじゃく、プリンス・グルスあたりには星の増加が見える気もします。
情報がクロスギルドにどう入ってくるのかという問題もありますが、海賊島と言われる場所だけに横の情報網には入り込みそうなもの。
よってここで活躍することになった三人やたしぎ(ガープと共にいた)などには特別な星の数が示されることになりそうな予感。
また当然ながらスモーカーなどにも高い星の数が示されるのでしょう。
他の誰かに星2つ以上が示されれば、それによってクロスギルドの方向性が見えてくることになります。
クロスギルドが懸賞金をかける目的
なぜクロスギルドは海兵達に懸賞金をかけているのか。
元はクロコダイルがジュラキュール・ミホークと設立させるはずだった会社がクロスギルドです。
そこにバギーが借金のカタとして「タダ働き」を申し出ていたのがワンピース105巻1058話で語られています。
闇の組織からも出資金が集まっている状態であり、政府からすれば凶悪に見える組織。
海兵狩りと呼ばれた35億の懸賞金であるミホークに組織力もカリスマ性もあるクロコダイル。
こうやって海軍の将校に対して懸賞金を出すことでクロスギルドそのものが大きく目立ち、またそこで闇社会のお金が舞い込んでくるということなのでしょう。
言ってみれば呼び水の一つ。
金を稼ぎたい海賊組織に対するプラットフォームのような会社を目指しているということなのでしょう。
その資金力をもとに国ではありませんが、世界に君臨する大企業に成長させて影響力を持つのがクロコダイルの目的となるのかもしれません。
懸賞金のことだけでなく、今後のクロスギルドの動きに注目です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント