【はじめの一歩】1352話のネタバレ【間柴の世界前哨戦の相手ファン・ガルシアの情報が判明】

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はじめの一歩1352話のネタバレを掲載しています。1352話では、間柴の世界前哨戦の激励会が行われる。そこで、参加していた一歩から対戦相手であるファン・ガルシアの詳細情報が語られる。はじめの一歩1352話の内容を知りたい方はご覧ください。

はじめの一歩1352話のネタバレ

ファン・ガルシア

「地獄会の皆の衆、間柴了を励ます会へようこそーっ」と宴会が行われていた。

会長が「いやあ社長、毎度ありがとうございます」と言うと、社長は「いやいや会長、社員の慰労も兼ねて飲みたいだけですから」と返す。

会長が「試合出場停止謹慎なんてコトがあったのに皆さんにかわいがってもらって、コイツは幸せ者ですよ」と言うと、社長は「オレ達信じてましたからね、了ちゃんはやってくれるって」「同じ職場の人間がもしかしたら世界王者になるかもしれないなんて、こんな凄いコトないですよ」と喜んでいた。

会長が「間柴、皆さんああ言ってくれているぞ」「何か一言ないのか?」と聞くと、間柴が「何故いる?」と一歩に目を向ける。

一歩が「ボ、ボクも先程から場違いだと痛感していまして」「なるべく気配を消そうと最大限の努力をしてはおりましたが」と弁明すると、久美が「私が呼んだの」「幕之内さん時間あるって言うし、今度の相手のコト詳しいみたいだから」とかばうと、一歩は「それほど詳しいワケではないし、激励会だとは思いませんでした」と震えていた。

間柴が「お前ガルシアに詳しいのか?」と聞くと、一歩が「で、ですから、それほどでも」と返すが、会長が「幕之内の見解を聞かせてほしいな」と言う。社長が「ここは一つお聞かせ願いたいっ」「そして、かつての戦友から景気のいい激励をば」と言うと、一歩が「しかし、ボクなんか本当に場違いで」と断るが、会長が「もう戦うコトはないんだし仲良くやろうじゃないか」と言う。

周りも「聞かせて聞かせて」と盛り上がり、一歩が「では」「ファン・ガルシア、メキシコ生まれ29歳」「誕生日は7月29日、血液型はA」「アマチュア戦績113戦97勝10敗、97勝のうち85がレフェリーストップコンテスト、つまりKOです」「オリンピック候補選手でしたが代表選考会で敗れその後プロ転向」「プロ転向後は16勝無敗14KOでそのまま世界王者に」「くっついて良し離れて良しのボクサーファイターですが、メキシカンらしく気は強く打ち合いを好みます」「左フックが特に強く、KOの8割を演出しています」「ほとんどの左に角度がついており、同じ拳の位置から上も下も打ち分けて全てブロックするのは難しいですね」「間柴さんの場合、距離でさばくのがいいと思われます」「この左フックはカウンターにも多用され、日本の選手にはあまり見られない退がりながらのカウンターもあるので、詰める時は警戒が必要です」「守備の意識も高くガードはアゴより常に上の位置にあり、強固で崩しにくいです」「当然ですが、元世界王者ですので弱点は極端に少ないです」「唯一、18戦目2度目の防衛失敗の時、高いガードの空いている下、ボディを攻められ何度か顔を歪めていました」「突破口があるとしたらボディブローかと」「前半は距離をとって徹底的に削る」「いかがでしょうか!?」「ちなみに、セコンド陣はファミリーで形成されており、チーフトレーナーは元ボクサーで世界ランカーだった伯父さんです」と長々とガルシアの情報を語り、地獄会の一同は「情報量が多すぎて全然頭に入ってきませんでした」「血液型と身内がセコンドってコトくらいしか」と冷めまくっていたが、会長は「いやはや大したモノだ」「次の試合だけでもセコンドに雇えないかな」と口にする。

社長が「激励の言葉は?」と言うと、一歩は「そうですね」「世界前哨戦といえば、まさしくボクがつまずいた場所であり、直接ではないにせよ引退に追い込まれた試合でもあります」「そして、ボク同様世界前哨戦で選手生命を終えたケースは少なくありません」「何故なら、そこでつまずいてしまうとまた再起戦から世界へのルートをやり直さねばならず、かつての勢いを失いモチベーションの低下とも戦い、加えて我慢していたケガなどがあるともう奮起するのがとても難しくなります」「ですから、ボクから言えるコトは引退するようなコトにならないでほしいと」「くれぐれも引退だけはですね、避けてほしいなと」「できれば一発クリアで世界へ行って下さいっ」と微妙な激励を送ると、「なんだこの辛気臭い演説は!?」「引退引退ってこれから試合なんだぞ」「誰だ、この縁起悪い男を連れてきたのは!?」と総ツッコミを食らってしまう。

「お疲れ様ーっ」「もう一軒行きましょう」「すっかり士気が下がっちまったから飲み直しましょうよ」と二次会に行くことになり、社長が「というワケで二次会行くから娘をよろしくな」と娘を間柴に預けていく。

久美は「私、幕之内さんに送ってもらうから」「お役目しっかりね、お兄ちゃん」と間柴と別れ、間柴は「行くぞ」と社長の娘を送っていく。

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Source: サブかる

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