ルフィはニカ化をするごとに老人化して、それがすぐに元に戻っています。
そしてワンピース1074話では居残ったゾロに「お前どんだけ全力で走ったんだ」と言われています。
その少し前にはホバーを壊してしまってずっと全力で走っていたことをチョッパーが伝えていました。
一見すればネタ的な描写ではありますが、チョッパーが伝えたのとゾロに言われたところでコマは離れています。
なぜそこまで離しても疲れを描写したのか。
わざわざ”ルフィが異常に疲れた状態”を描いたと考えて間違いないでしょう。
ゾロの答えに対しては「ゼー、ゼー、オェ! ハァ、おれは、いつでも、ハ、全力だ」と言っているルフィ。
何となく今までの疲れとは全く違う様子が見えます。
この異常な疲れはニカ化から来る反動による体力の消耗ではないかと予想されます。
もしかしてルフィはニカ化する度に驚異的なレベルで寿命を削っているのではないかという説が飛び出しました。
もしニカ化に限界があるとすれば今後の強敵を相手にするのが難しくなります。
そしてこれを解決するのが麦わらの一味きっての医者であるチョッパーではないかとも予想されます。
異常な疲れは広大な敷地を走り続けたから
ルフィがベガパンクとボニーを捜索するために走り続けていました。
一体研究層がどれほどの規模感なのかは不明ですが、相当に広いのは言うまでもありません。
しかもホバーを壊したことで浮かび上がることも出来ず、全てを全力疾走していたことになります。
確かに疲れてもおかしくない局面。
ただゾロとの会話のところでも、まだゼーゼーと疲れすぎの様子が表現されていました。
ルフィは過去に戦闘中でもセリフの中にここまで疲れが見える描写は見かけていません。
やはりよくよく見るとこの時のルフィの疲れの異常値は「走ったから」というものでは無い気がします。
単に全力疾走で疲れたというだけならチョッパーのところの描写だけで済むでしょう。
ニカ化の反動ではないのか
ニカ化した後の消耗が激しいのは、すでに分かっているところ。
直後は老人のようになり、全ての水分が抜けきったように見えます。
そんな状態は長く続かず、普通のルフィに戻る訳ですが、実際体内では大きく消耗しているのではないかと予想されます。
ニカ化によって体力を大幅に消耗し、それ故に走った後で回復しにくい状況になっているのかもしれません。
この事から「ルフィは寿命を削りすぎているのではないか」という説も登場しました。
ルフィの寿命が削られている
ニカ化は尾田先生が好きなドラゴンボールにおける超サイヤ人に該当するような変化です。
但しドラゴンボールの超サイヤ人には”大した代償”なんてありません。
成るためには色々と経なければなりませんが、成った後はいつでも使えるという印象が強いものです。
ワンピースがこれと同じとは言いませんが、ルフィが寿命を削っているというのも違和感があるかもしれません。
確かにロジャーと合致する点の多いルフィであり“ルフィもきっと短命”と言われている人物です。
太く短くの人生というのはドラマチックでもあり、マンガの登場人物にはよく採用される設定。
しかしながらルフィというキャラクターを見てみると「最後は削りすぎた寿命ゆえに死亡」というのはさすがに合わないでしょう。
よって寿命が削られているというよりもニカ化に伴う体力の消耗、それの継続や回復の遅さに対して「何かしらの対策」が成されていくのではないかと予想されます。
要するに「徐々に使える時間が減る」などが起こり、使用後の疲れが抜けないような現象が発生するのではないでしょうか。
ニカ化の代償をクリアするのがチョッパー
もしルフィが少しずつ戦える時間を削られているのだとすれば大問題。
最終章では多くの強敵とぶつかることになっていきます。
そしてこの異質な状態のところでチョッパーとゾロが登場したのも気になります。
今後はルフィの変化を死神と対峙したことのあるゾロが気付き、そしてチョッパーがそれを治すような展開があるのかもしれません。
チョッパーは未だに「◯人目」というサブタイトルがついていない麦わらの一味の一人です。
ルフィからすれば医者としての能力を自ら受けておらず、それに対応する恩恵を受けていないからと言えるかもしれません。
もしそうなら今の異常な疲れの状態、おそらくはニカ化による代償である体力の消耗に対しての処置をチョッパーがしていくのではないかと思えます。
それが可能になればチョッパーの医療技術の意味が強くルフィに認識されることになりそうです。
今後の戦いで一時期はルフィが体力消耗で倒れて離脱してしまうようなエピソードが描かれることになるのか。
あと何度ニカ化して戦うことで、ルフィの体力が完全に失われてしまうのかにも注目です。
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Source: マンガ好き.com
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