ワノ国=空島の相関関係が強いと言われています。
もしかしたらワノ国編で「エネルの再登場もあるのか」と予想されていました。
しかしカイドウやビッグマムとの四皇戦におけるワノ国編では登場せず。
あとはエルバフか、もしくはワノ国の開国時、それこそ古代兵器の動力を考えるときに「エネルの再登場」が成されるのかもしれません。
それではワノ国と空島、そしてエネルとワノ国についての考察を行います。
ワノ国は空島と相関している
ワノ国と空島が強く関係している根拠を下記に列挙していきます。
特にエネルとワノ国との関連が強いとされています。
- エネルの屏風と日本の雷神様
- カイドウが空島から飛び降り自殺
- ビッグマムの新ソウル武器が雷でヘラ
- ルフィたちは鯉によりワノ国へ昇って侵入
- カイドウによって鬼ヶ島が空に浮かぶ
他にも多くの考察が見られますが、ワノ国と空島が相関関係にあるのはこれだけでも十分に分かります。
それではまず注目のエネルに関してお伝えします。
ルフィの「ゴムだから」発言
ルフィが空島でエネルと戦った時にゴロゴロの実に唯一対抗できる能力としてゴムゴムの実が大活躍。
元々が同じ5と6の対になっている悪魔の実のゴムゴムとゴロゴロ。
ワンピース1017話のフーズ・フーの話でも「ゴムゴムの実」が特殊なものであることは語られていました。
本来のゴロゴロの実は悪魔の実シリーズでも最強の力を持っていたと考えられています。
それはメラメラの上位互換として自然災害のマグマがあったことを考えると分かります。
言ってみれば黄猿のピカピカの上位互換としてゴロゴロがあってもおかしくないような状況なのです。
もしそうなら黄猿よりもエネルの方が強いと言えなくはないでしょう。
⇒黄猿を倒すヒントが光圧グローブにあった
そんなルフィと戦いの中で雷が効かないことを知ったエネルは衝撃を受けます。
雷が効かない瞬間としてナミが分析して「ゴムだから」だと分かるシーンがありました。
この直後にゴムが全く効かないことに驚きすぎたエネル顔が発生しています。
こういったシーンがあるからエネルを本質的な敵キャラとみなす人は意外と少ないものとなりました。
これと同じ状況がワンピース99巻でも起こっています。
わざわざワノ国のビッグマム&カイドウ戦の1000話近くの重要回で「ゴムだから」と雷攻撃に対して発言させたことには意味があるでしょう。
この付近は改めて「海賊王になる」ことをルフィが明言しています。
エネルの屏風には漢字が表記された
エネルが初登場となった27巻。
そのエネルが寝そべっている後方の屏風にはなぜかお経の様な漢字が記されていました。
実際に漢字は日本に限らず中国からの渡来物なのでワノ国とは直接的な関係はどうかとも言われています。
服装としては仏教系のものであるとも取れました。
ただ後ろに用意されている太鼓については日本の雷神様を思わせる風貌をしているのが分かるでしょう。
エネルの容姿がゴロゴロの実の雷能力から雷神様をイメージしたのは言うまでもありません。
この時点で尾田栄一郎先生がワノ国との一致を考えていたのかは定かではありません。
但しエネルが後々まで影響を及ぼす伏線の要であるのは間違いないでしょう。
エルバフに登場するのではないかと予想されているウルージもまた仏教僧を思わせるので、ここでのエネル登場の伏線ではないかと言われている部分ではあります。
エネルの兄弟がワノ国で登場
冒頭にもお伝えした通り花魁小紫(正体はモモの助の妹である日和)の側近の中にエネルと同じ風貌の人物がいました。
持っている棒がエネルの持っていた如意棒風のものと一致している点は被り物の白い布のようなものが同じです。
但しよく見れば顔も一致せず、来ているものも単なる和装という面で見れば「一致は言い過ぎ」とも言えるでしょう。
よってさすがにエネルの兄弟ということはなさそうです。
なぜエネルに和風な雰囲気を感じ取ったのか、それが伏線なのかキャラクターとしてのエネルがそうなっただけなのかは不明です。
ビッグマムの新しい側近が雷そのもの
他にもビッグマムの側近としてソウルを与えられたものが雷そのものであるヘラだったのも一つの関係性と言えそうです。
これによってゼウスはビッグマムの傘下から追い出されることになります。
実際にはヘラに食われることになってしまったのですが、直前に完全にナミの武器として進化を遂げることが出来ました。
今までは言ってみれば雷雲だったビッグマムの一つの武器を「雷そのもの」としたのもエネルとの関係性を示唆するものと言えます。
ワノ国とエネルの関与が今後も増していく可能性は十分にあります。
他にもワノ国と空島が関連しているものも幾つか存在するので最後に少し紹介しておきます。
カイドウの自殺
カイドウは自殺するために空島から落ちるシーンがワンピース79巻にあります。
(ここでもウルージが絡んでいたのは気になるところ)
カイドウと空島が直接的に関係する描写であり、ここでキッドやホーキンス、アプーがいるアジトに落下しました。
カイドウとワノ国は深い関係性があるのでわざわざ「空島からの飛び降り自殺」を描写として選んでいる点を見ても関係性が深いものと言えるでしょう。
ちなみにカイドウが飛んだ空島の名前は「廃墟バロンターミナル」となります。
鯉で昇って入ることになるワノ国
ルフィ達はワノ国への侵入に滝を昇る鯉に乗って到着しています。
知っての通り空島への侵入方法も「突き上げる海流(ノックアップストリーム)」を利用していました。
空島もワノ国も上に登ることでの侵入となったのが分かります。
またカイドウによってワノ国の一部である鬼ヶ島は宙に浮かぶことになりました。
空島ほどの高さはなくとも一種の空島状態になるのがワノ国の一部で発生しました。
これもまた空島で重要視されていた陸地が元より地上の島だった点などと関連している様子が分かります。
解放のドラムはキャンプの音
そもそもワノ国における最大の謎の解明となったゴムゴムの実の本当の名前。
『ヒトヒトの実モデル幻獣種ニカ』
これを覚醒させたルフィは太陽の神ニカ、別名解放の戦士であり、ジョイボーイとなることが出来ました。
この時の心音が空島で行った宴での音と全く同じ。
強烈な関係性が示された瞬間と言えるでしょう。
エネルとどう関わるのかは別として、エッグヘッド島でもベガパンクが「エネルギー」について語るなど、今後は電力という観点からも重要性が増すエネルです。
もしかしたら古代兵器を動かす動力は様々あり、その一つとしてエネルとルフィが関わることになるのかもしれません。
多くの関連性が見えるワノ国と空島とエネル
他にも多くの関与が見られるワノ国と空島。
結果的にエネルの登場はありませんでしたが、空島とは大きく関わっていたのは間違いありません。
ただワノ国において「ゴムゴムの実」が重要な悪魔の実であることを示唆する描写。
動力と成り得るエネルのゴロゴロ。
その動力を断ち切れるものとしてのゴムゴム。
古代兵器を動かすのにゴロゴロとゴムゴムの両方が必要ということもあるでしょう。
現状はゴロゴロがどこにも存在していない(エネルのことを誰も知らない)ことでゴムゴムの実の重要度が減ったとも考えられます。
ベガパンクが思っている永久動力、そしてマリージョアで当たり前に使われている奴隷という動力、電力の概念が存在しないワンピースの世界。
エネルが世界のエネルギー問題に対して何かしら関わってくるではないでしょうか。
カイドウを倒すワノ国編ではエネルの登場はありませんでしたが、このワノ国の描写は後ほど確実に訪れます。
開国と古代兵器プルトンの封印解除。
古代兵器はどうやって動かすことになるのか。
その動力とエネルの関係がまた考察されることになっていくのではないかと感じます。
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Source: マンガ好き.com
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