ワンピースにおいて過去最強の海賊団と知られるのはロックス・D・ジーベックを船長とするロックス海賊団です。
ゴール・D・ロジャーとモンキー・D・ガープの二人がゴッドバレーにて撃破した海賊でもあります。
⇒ガープの強さは大将以上なのか
船内でも仲間殺しが横行するような野蛮すぎる海賊団ではありますが、そこの出身者はとんでもない大物ばかりとなります。
今一度ワンピース史上最強と目されるロックス海賊団のメンバーと「今の懸賞金」を含めて見ていきたいと思います。
またイム様とも関わりが深いのではないかとも考えられています。
※追記※
最終章ワンピース1072話でロックス海賊団の新たな元メンバーとしてエドワード・ウィーブルの母親であるミス・バッキンが参入することになりました。
【船長】ロックス・D・ジーベック
ロックス・D・ジーベックはロックス海賊団の船長。
海賊島のハチノスにて一つの儲け話を元に凶悪な人物たちをかき集めて作ったならず者集団です。
⇒海賊島ハチノスの本当の名前がオリンピアの可能性
本編においては「過去最強」と言われているだけの存在であり、実際には全てが不明と言えるような人物です。
黒ひげが乗っている船が「ジーベック号」という名前であることから息子である可能性があると言われています。
⇒ロックスの息子がティーチ(黒ひげ)で確定か
他にも説としては「イム様との間に子供がいた」なども存在していて、その子孫に「ルフィがいる」という説まで存在。
非常に多くの考察を生み出している人物です。
またゴール・D・ロジャーにとって過去最強の敵となります。
我らが海賊王ゴール・D・ロジャーすらも敵対するはずの海兵ガープと手を取り倒した相手となります。
文句なく当時は世界の海の王と呼ぶべき存在だったと言えるのではないでしょうか。
それ故にイム様がアルファベットで「IMU」であり、逆から読むことで「UMI=海」となることからジーベックではないかという説もありました。
イム様の正体についても全くの謎になっているのでロックスが生き残っているのなら可能性はゼロではないでしょう。
⇒ロジャーはイム様に敗れてワンピースを喪失か
謎だらけの存在ですが、ある意味で「本物の海賊だった」とも言える部分が多くあります。
略奪行為に好戦的で残虐非道。
世界政府の手によってほとんどの事件はもみ消されて今となっては語る者もいないという特殊な存在です。
ちなみに海賊としての組織力は最低のレベルであったと言えます。
もし組織力まで得ていたら、今も世界に君臨する王となっていたのかもしれません。
懸賞金は現在ゴール・D・ロジャーの55億4680万以上は存在しませんが、世界政府から見たときの危険度などを加味すると「更に上だった可能性」も十分にあると考えられます。
【白ひげ】エドワード・ニューゲート
船員も強靭というか、今となっては大海賊と呼ばれる人物ばかりが揃い踏みです。
まずは筆頭格になるのがエドワード・ニューゲートでしょう。
頂上決戦に至るまで長年四皇の筆頭を取り続けた人物です。
懸賞金は50億4600万ベリーとなり、海賊王ゴール・D・ロジャーが巻き起こした大海賊時代以降で見れば最高額を示した人物となります。
ジーベックがロジャー級だと仮定しても「後々ではあるけど二人で懸賞金100億クラス」となる海賊団だったという事実はやはり恐ろしさしか感じません。
グラグラの実の能力者であり、その振動を使いこなし地震を巻き起こすような規模感で技を繰り出していました。
グラグラの実はロギア系と思わせながらパラミシアの中の最強であることがSBSの尾田先生の解説で判明しています。
そして同じく四皇となる人物がロックス海賊団には揃っているのも読者の皆様が知るところとなりました。
【ビッグマム】シャーロット・リンリン
もう一人の四皇でワノ国にてカイドウと共闘して海賊王を目指した人物となります。
シャーロット・リンリンはとんでもないほど子だくさんで、この子供の渦の中には「知られざる重要な血筋が存在」とも言われています。
ワノ国でキッドとローに敗れてマグマの中に落ちたビッグマムことシャーロット・リンリン。
懸賞金は43億8800万ベリーであり、当時のリンリンは美人であったことも知られているところ。
ロックス海賊団の中にいた時も子供が生まれていることでしょう。
ということは誰かがロックス海賊団の中の人物との子供である可能性があります。
当時は美女だったので男性は選び放題だったようにも思えます(性格がキツすぎますが愛情表現の演技も上手いのかもしれません)。
骨格から変化している故に悪魔の実の能力がソルソルの実⇒スベスベの実⇒ソルソルの実という流れだったのではないかと考察されています。
⇒リンリンは元スベスベの実の能力者なのか
トットランドという全ての種族が過ごす国を作りたいという感覚は何となくルフィに近いものでもあります。
他にも類似点が多くルフィの血筋にはリンリンのものが含まれているのではないかとも言われています。
食いわずらいによって「周囲の全てを食べてしまう」という異常な行動に出ることがあります。
【最強の生物】カイドウ
またしても四皇の一人を生み出しているロックス海賊団の異常性。
最強の生物とも目されたカイドウは「見習い」としてロックス海賊団に入っていました。
あの怪物カイドウが見習いとして入っていた船というのも恐怖するところ。
当時のカイドウの懸賞金は7000万でしたが、後に四皇の一角を担う人物に進化していきます。
最終的には46億1110万ベリーということで白ひげ亡き後の四皇での最高額となっていました。
シャーロット・リンリンからロックス海賊団時代にもらったウオウオの実モデル幻獣種青龍によって大幅な力の増強を行ったカイドウ。
モモの助がカイドウの悪魔の実を食べていますが、色こそ違えども基本的には再現されていることがエッグヘッド編にて確定しました。
⇒モモの助の人工悪魔の実は本物と同じ
ルフィのゴムゴムの実の覚醒によってワノ国にて敗れることになりますが、その実力は計り知れないものがありました。
実際には「ルフィでも勝てない相手だった」と言って差し支えないでしょう。
実に後の四皇を三人も排出しているのがロックス海賊団ということになります。
【ロッキーポート事件】王直
姿は一度も見せていませんが、ジーベックが不在になった後の海賊島ハチノスを牛耳っていた人物が王直となります。
これについてはコビーが黒ひげに何かしらの協力をしたとされる「ロッキーポート事件」で名前があがってきました。
⇒コビーがティーチに協力した理由
現在の生死は不明で能力や強さも分かりません。
但し「すでに新たな四皇となっていた黒ひげティーチ」がコビーの助けを得てようやく倒せた相手と考えれば「四皇級」であったのは間違いないでしょう。
そもそもそれほどの実力者でなければハチノスを拠点になど出来ません。
懸賞金こそ出ていませんが、それこそ30億以上の懸賞金がかかっていたとしても違和感は全くありません。
最終章での黒ひげティーチの懸賞金が39億9600万ベリーに上がっていたことを考えると30億~35億クラスが王直だったのかもしれません。
【ステューシーの元】ミス・バッキン
ワンピース1072話でメンバー入りを果たしたのが現在エドワード・ウィーブルの母親として知られている自称白ひげの愛人ミス・バッキンです。
どこで白ひげと出会ったのかという話は登場当時よく言われていましたが、どうやらロックス海賊団のメンバーだった様子です。
息子のエドワード・ウィーブルが変なタイミングで王下七武海入りを果たして、しかも懸賞金が4億8000万ベリーと半端な金額で「なぜいまここで?」という登場でした。
実際のところはこの母親であるミス・バッキンはCP0ステューシーの元だったと判明。
要するにステューシー=ミス・バッキンのクローンということが分かりました。
白ひげ愛人説もまた再燃し、しかも信ぴょう性まで出てきたところです。
もし本当ならロックス海賊団のメンバー同士の子供ということでウィーブルが信じられない強さを発揮する可能性もあるかもしれません。
また「生きたままロックス海賊団を語れる人物」ということで再度脚光を浴びることになりました。
【金獅子】シキ
尾田先生が強く関与する映画FILMシリーズの「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」に登場した金獅子海賊団の大親分であるシキもロックス海賊団のメンバーでした。
大海賊時代よりも前段階ではありますが、ゴール・D・ロジャーやエドワード・ニューゲートとライバル的な存在であったことが分かっています。
新世界の覇権を争った人物で、当時で見ればロジャー・白ひげ・ビッグマム・金獅子という感じの四皇状態だったとも言われています。
フワフワの実の能力者であり海水すらも操れるという悪魔の実の能力者の中ではチート的な技も使用していました。
懸賞金は不明ですが、当時の四皇クラスであれば30億から40億という金額がかけられていても違和感はありません。
【バギーが財宝を狙う】キャプテン・ジョン
ゲッコー・モリアの将軍ゾンビとして登場したキャプテン・ジョンもメンバーでした。
ワンピースの世界にキャプテンと名前をつけている人物は何人かいますが、その走りと言えるキャラなのかもしれません。
キャプテン・ジョンについては「財宝遺し」が有名でバギーがこの宝を狙っています。
今はそのバギーもあらゆる勘違いが融合されて新四皇の一人として君臨。
さすがにそれを理由に懸賞金を予想できませんが、何となく関わりがあってもおかしくはないでしょう。
ゲッコー・モリアのカゲカゲの実によって将軍ゾンビとして活躍したスリラーバーク編でしたが、実際はアル中のようなスタンスで飲み続けていました。
もしかしたらバギーと同じく「本当は弱い説」もありますが、少なくとも麦わらの一味に対して「それなりの戦闘」を見せていましたので強者であるのは違いないでしょう。
ただ懸賞金が数十億にのぼるような逸材ではなかったのかもしれません。
(上る前に死んでいるでしょうから最終的な金額も超高額にはならずか)
何にしても弱者であったとは言えず、途中でカゲを吸われて遺体に戻ってしまったのが残念です。
ただこのキャプテンという呼び名は後に「キャプテン・ウソップ」の誕生に対する一つの伏線になるかもしれないので注目すべき点かもしれません。
【ヘルメッポとの関係に期待】銀斧
銀斧(ぎんぷ)に関しては全くの不明です。
銀の斧と書くことから武器が斧なのだろうというくらいの予想しか出来ません。
斧が武器ということで最初に登場したモーガン大佐を思うところもあります。
今となってはモーガンの息子であるヘルメッポも海軍本部機密特殊部隊であるSWORDのメンバーとしてコビーと共に存在している人物です。
またサカヅキの娘説があるひばりも同じくSWORDのメンバー。
こうしてみるとモーガン大佐が憧れた海賊が銀斧だったなどの可能性もあるのかもしれません。
最終章のどこかで語られることがあるのかに注目です。
文句なく最強だったロックス海賊団
こうして見ると大海賊と呼ばれる存在ばかりを世に送り出したロックス海賊団。
パッと見るだけでも「後の懸賞金額」を足してみると200億をゆうに超えてくるであろう予想されます。
しかも本編での四皇を三人も排出しており、金獅子のシキを当時の四皇的扱いと考えれば「四皇を四人」というまさに化け物のような海賊団だと分かります。
また王直なども四皇になった黒ひげティーチがコビーの協力を得て倒すというような展開。
そういう意味では「名前の出たほとんど全員が四皇クラス」と考えていいでしょう。
「ロックス海賊団の出身者は基本全員めっちゃくちゃ強い」のは確定的です。
新しく最終章で加入することになったミス・バッキンの実力についても、今後語られることになるはず。
それが同じ血統因子を持つクローンのステューシーによって示されるのか、それとも息子のエドワード・ウィーブルによって示されるのか。
どちらにしてもロックス海賊団は今後の物語でも色々な場面で語られて、その血筋の人物や乗船員の子孫などが活躍していくことになるのでしょう。
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Source: マンガ好き.com
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