マーシャル・D・ティーチは長年ケルベロス説が有力視されてきました。
しかし最近は「タコタコの実」の能力者ではないか。
もしくはタコの魚人族ではないかという説が出てきています。
その根拠になるのは「タコの生態」にあるでしょう。
- 心臓が3つある(能力を3つ手に出来る)
- 夢を見る生き物(ティーチの名言に「夢」が登場)
- 足が8本(黒ひげ海賊団の旗は足8つ)
そしてタコは悪魔の化身として知られる生き物でもあります。
よって「タコタコの実」ではなく「悪魔の実そのもの」という説もある能力と言えます。
ティーチはケルベロスの能力ではなくタコの実の能力で2つ以上の悪魔の実を保持できているのでしょうか。
ティーチの能力はタコ由来
ティーチは本編登場の確定したものでヤミヤミの実とグラグラの実の2つの能力を有しているのは確実です。
そしてもう一つがケルベロスであろうと以前から言われたいたところ。
しかし最近ではケルベロスはミスリードを狙った尾田先生の技であり、実際はタコの魚人か、タコタコの実を食べたのではないかと予想されています。
実際にタコは心臓が3つある生き物なので「悪魔の実が心臓に宿る」と仮定するならタコ説は成立しそうです。
また黒ひげ海賊団の旗は頭3つに足の骨が8本という描かれ方がされています。
そう考えると「タコの足が描かれていた」というのも頷けるでしょう。
またタコが墨を吐くのはお馴染みで、これがヤミヤミの能力とどこか重なってくるのも頷けます。
タコが夢を見る無脊椎動物であることもまた「ティーチと似ている」と言われる部分かもしれません。
人の夢という名言時の扉絵
タコ説を唱える考察者の中には「人の夢」で描かれた扉絵も伏線の一つとして取り上げています。
ティーチがルフィに放った名言。
見開きでドンッ！！と描かれたものです。
「人の夢は！ 終わらねェ！」と叫んだティーチ。
これがワンピース24巻の225話での出来事でした。
ティーチとルフィの邂逅場面で最も印象に残るワンカットであるのは確実です。
この話数時の扉絵に描かれた人物が「タコのはっちゃんの扉絵シリーズの最後」だったことも一つ伏線だと言われています。
悪魔の化身
欧米では古くからタコを「悪魔の化身」として気味悪がられる存在とされていました。
これも実際は旧約聖書のレビ記から来るものです。
「水中の生き物でヒレとウロコのあるものを食べても良い」と言われていたからです。
そういう意味ではイルカやクジラはもちろんですが、甲殻類や貝類なども食されていません。
他にも北欧神話における「クラーケン」が巨大タコやイカの様相で描かれるのも一つの理由でしょう。
実際はタコではなくダイオウイカがモデルではないかと言われていますが、こうやって各種クラーケンの絵を見るとなんとなく察する部分もあるでしょう。
もしこんな生き物が信じられていたのだとすればタコが悪魔の化身として怖がられる存在だったのも頷けます。
ただコレがティーチの印象に合うのかと言われれば疑問もあるでしょう。
タコタコの実は「悪魔の実」そのもの
タコが悪魔の化身という発想から、悪魔の実の本質を捉えたものが「タコタコの実」なのではないかとも言われています。
悪魔＝タコ＝ティーチとなれば、ティーチの存在は悪魔そのものとも言えるかもしれません。
言ってみればゴムゴムの実がヒトヒトの実モデルニカであったのと同様にタコタコの実にも何らかの別名称があるという説です。
ちなみにティーチは眠らない、眠れないという症状もあり、そのあたりもまた悪魔的な雰囲気を醸しています。
「人の夢は終わらない」というのも眠れないティーチだからこそ伝えた底深い意味があるのかもしれません。
ケルベロス説も非常に有力
確かにタコである可能性もありますが、実際に今までの伏線を見ているとケルベロス説も十分にあり得るところ。
全く別の理由を尾田先生が繰り出してくる可能性も加味すると結果は本編登場までわからないといういつものパターンになります。
どんな説を支持しながらでも楽しめるのがワンピース。
最終章では次々に明らかになる事実が目白押しとなっていますので、このティーチの本質への言及もそう遠くない未来にされることになりそうです。
最終章開始の時にコビーを連れ去ったティーチ、そしてローを襲い、コビーを救う動きを見せたのがワンピース1071話でのガープという状況。
またティーチを中心とした展開も描かれることになるでしょう。
新たな情報が出次第更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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