※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
みちのこれまでの苦しかった気持ちに気付き、遂に陽一は離婚に同意する展開。
みちは一人暮らしのスタートになります。
華に引っ越しを手伝って貰って、次の出会いについても話が出てきます。
陽一はみちのこれまでの5年間の勇気と気持ちに気付き、もう待たせてはいけないと判断。
遂に離婚届にサインする展開です。
あなたがしてくれなくても75話の考察をしていきます。
華と一緒に引っ越し
華に引っ越しを手伝って貰うみちです。
両親とも別れ、その時も清々しいような雰囲気。
以前のみちとは違って物凄く強い女性を感じさせるところでした。
別居状態で離婚を決意しているので、華が言った通り「フリー」と同じ扱いです。
今後出会う男性とは不倫ではない恋愛が可能になります。
ただみちとしてはちゃんとしてから次にと考えている様子です。
陽一の気持ちが整理されるまでは時間がかかっても待つつもり。
中々こう考えられるヒトは少ない気がします。
陽一の独りよがり終わり
部屋が片付き始めた陽一。
もう仕事にも行かなければなりません。
テレビを見ていると出てきたレス問題に「みんなも同じじゃないか」と考え始めます。
よくいる「自分の都合の良い情報だけを得る」という男そのままです。
しかし見ている中で「一人で抱え込む相談者」に対してみちの過去の行動を想像します。
みちは言葉に出しているときに何を思っていたのか。
みちは恥ずかしくなかったのか。
レスに対して陽一は「性欲強すぎないか」というあり得ないような暴言で終わらせています。
勇気を持って伝えたヒトに対しての言葉とは思えないものでしょう。
当然恥ずかしさもある中で奮起しながら伝えていたみちでした。
今更みちがどれだけの勇気を振り絞って行動していたのかに気付いた陽一です。
これは遅すぎる。
そして世の男性もそうですが、もし妻が同じように「意を決して伝えている」ときは陽一のように言ってはいけないと思っておきましょう。
向こうは一世一代の勇気を振り絞っていることもあるってことです。
答えによっては一生幸せにすると誓った相手を絶望をさそうことだってある訳です。
陽一が離婚届にサイン
みちをずっと傷つけ続けていたことに気付いた陽一。
そしてそこにあるみちの勇気。
逃げ続けた自分。
そういったものを複合的に考えて、みちの思いを改めて感じました。
そんな苦しい状態の中でも陽一との未来を信じて5年間も夫婦でいてくれた。
失って初めて気付くという典型的なパターンです。
どこから涙をさそうような展開になっていきました。
陽一も悪い人間という訳ではありません。
みちから送られた離婚届にサインする覚悟を持ちます。
これまで5年間待たせたのと同じです。
だからこそ、もう待たせてはいけないことに気付いた陽一です。
これが送られてくれば、もうみちと陽一は他人同士になります。
寂しいことでもありますが、この離婚で人の気持ちを考えることを学んだ陽一。
次の出会い、そして結婚する相手がいるのだとすれば、話を聞いて、コミュニケーションが出来るようになるかもしれません。
次回は漫画アクション1月4日号での連載予定です、お見逃しなく!
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Source: マンガ好き.com
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