※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
桓騎は王翦軍と咸陽側からの援軍の動きを読んでいます。
李牧軍によって宜安が囲まれる前段階。
桓騎が援軍の状況を先読みします。
先が見えすぎることで桓騎は辛くなると言われる過去回想が示される今回。
果たしてどんな戦略を取るのでしょうか。
それではキングダム739話を考察していきます。
キングダム739話ネタバレ情報1・王翦の動きを読む桓騎
・王翦軍は来ないと信や蒙恬、河了貂に伝える桓騎
・付き合いの長さ桓騎は王翦がこの場に来ないことを理解している
河了貂を含め、蒙恬も信も「援軍が来るまで宜安で持ちこたえる」という戦略を取ります。
戦いとしては、あの蕞の時よりも厳しいものになるでしょう。
しかし桓騎はここではっきりと「王翦は来ない」と断言します。
桓騎は蒙驁の元で副将として戦い続け、王翦とは一番共に戦ってきた人物です。
よって王翦がどういう戦いをするのかよく理解しているでしょう。
「勝てる戦いのみ」を基本と考えるなら、どうなっているかも分からない場所に乗り込むはずもありません。
これは前話でも分かっている通り事実で桓騎の読みは当たっています。
キングダム739話ネタバレ情報2・狼孟が邪魔で本営も来ない
・桓騎は咸陽本営からの援軍も来ないと確信
・狼孟のせいで咸陽から援軍が出てもいつになるか不明
王翦が来ないとなれば、頼りは本営からの援軍となります。
つまりは咸陽からの十万規模の援軍。
しかしこれも前話で分かっている通り容易なことではありません。
桓騎の言う通り狼孟があるせいで太原を通って援軍を運ぶのには何日も要してしまうでしょう。
そうなれば三十万に囲まれた一万程度の宜安は陥落してしまいます。
絶体絶命に見えるこの状況に桓騎はどんな策を講じるのでしょうか。
キングダム739話ネタバレ情報3・桓騎の先読み能力
・どうしようもない状況で砂鬼一家を呼び寄せる桓騎
・過去回想で桓騎は世の中が見えすぎて人一倍苦しむと言われる
どう考えても打つ手がないような状況になっている今の宜安城。
三十万の軍に対して一万程度の兵力ではどうにもなりません。
これが二倍三倍に増えたところで十倍規模では勝ち目がないでしょう。
有名な孫子の兵法的にも文句なく正攻法で粉砕できる次元の規模差となっています。
そんな状況下で桓騎は砂鬼一家の呼び出しを命じました。
皆よりも先が見えている桓騎。
それは過去の回想の中でも語られることになります。
未来を見通す力、それ自体は素晴らしいものでしょう。
そして戦を勝利に導くものでもあります。
しかしながら予見できすぎてしまうのもまた辛いものであると桓騎は少年期に伝えられていました。
その時は桓騎自身も意味を理解し切れていませんでした。
ただここに来てその事を強く認識する桓騎。
もしかしたら桓騎自身がここで「自らの死」を感じ取ってしまったのかもしれません。
予見が過ぎるというのは終わりも明確に分かってしまうということです。
肥下の戦いへと最終戦は向かっていくことになります。
果たしてキングダムではどんな展開が用意されているのでしょうか。
※予想や史実の独自解釈も含まれておりますのでご了承下さい。追記や修正は随時行います。
更新時は記事冒頭部分に【追記:◯◯】【修正:◯◯】と記載しますので参考にして下さい。
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Source: マンガ好き.com
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