カイジ434話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
遠藤と中助の回です。
遠藤が怖くて嘘の報告をしてしまう中助。
それが問題だと感じて、何とか恐怖心を取り払おうとしますが失敗します。
どうにもならない状況ですが、そもそもカイジは乗っているのでしょうか。
報告の方法を細部までチェック
遠藤は中助が信用なりません。
当然といえば当然ですが、それでも逐一チェックされて報告させられるとどうなるか。
こういったタイプは逃げ出すか、責任逃れか、その場しのぎという状態になります。
右左折時に周囲の環境を報告させる遠藤。
しかし全然駄目で遠藤は叱責。
そうやって関係は悪化してしまい、中助からすれば「細かいことを言い過ぎる上司」って感じになっています。
もしそれだけならいいですが、更に悪化した状況へ変化。
その場しのぎ嘘をつく
部下の報告で状況を判断して、そこから次の策を講じる場合、一番困るのは「嘘の報告」になります。
例えば戦場で橋から敵が来るのか、山から来るのか分からないことがあったとしましょう。
報告役を立てておいたのに、橋の部下が居眠りしてしまったとします。
しかもその間に実際は敵がその橋を通過していました。
眠ってしまった部下も定時の報告はしなければいけない。
しないと物凄く怒られる。
状況によっては叱責では済まないこともあるかもしれません。
だから「異常なし」と偽りの報告してしまった。
そうなると上役はそれをもとに作戦を練ります。
気付けば敵が近づいていて部隊は全滅という展開があるってことです。
失敗したのなら「眠ってしまいました!」と言われた方が、まだ作戦の立てようもあります。
悪いことほど報告したくなるような組織環境が整っていることは、こういった戦いの場では必須のものと言えます。
上役のあり方って結構大事です。
中助は残念ながら「嘘の報告をする」という人間になってしまっています。
これは組織を全滅させる恐れのある存在だと遠藤も気付いています。
恐怖心は取り除けない
遠藤はなんとかして「怖くない!」と伝えようとしますが逆効果。
中助はどんどん恐怖してしまいます。
もうこれはどうにもなりません。
早く合流するほかないでしょう。
そもそもこのタクシーに本当にカイジたちが乗っているのかどうか。
それも怪しい状況ではありますが、追尾も今後は怪しくなってきます。
遠藤との合流を果たせるのか。
そしてタクシーにカイジたちは乗っているのか。
乗っていないなら、今カイジたちはどこで何をしているのか。
逃亡劇はまだ続きます。
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Source: マンガ好き.com
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