ワンピース1048話に出てきた「ゴムゴムのバジュラガン」はインドラ神の武器がモチーフとなっています。
インドラとは雷霆神であり、ギリシャ神話で言えばゼウス、北欧神話で言えばトールを指します。
インドラはマハーバーラタやラーマヤーナに登場する神様で位置付けとしては最強の神と思ってもいいでしょう。
ルフィの技としても神の武器を名とする最高レベルのものであると理解できます。
バジュラとは何か
バジュラとはインド神話においてはインドラ神が繰り出す雷を示していました。
そこから力強い強固なものとしてインドラの武器だと考えられています。
硬さはダイヤモンドに匹敵するものであり、金剛杵とも呼ばれます。
金剛杵で検索すると多くのバジュラが出てきます。
何となく終末のワルキューレに登場する武器って感じがしますね。
実際にインドラが使って多くの神を倒しています。
インドラが倒した神たちは数知れず、最強と呼ばれる所以でもあります。
インドラはどの程度強いのか
インドラの強さですが、神様なので一概には言えません。
しかし神話を作る上では戦いもまた一つの材料として語られるもの。
その中でも各世界にいる神様と対比するならゼウスやトール級と言っていい神様です。
雷霆神として存在するもので上記二人は有名なので知っている人も多いでしょう。
ちなみにジブリ映画である天空の城ラピュタでムスカ大佐がラピュタから落とした地上爆撃も「ラーマヤーナでインドラの矢と言われている」と発言していました。
神の中でも最上級の強さを誇る存在であり、インドラが戦った相手も壮絶な面々となっています。
人々を苦しめた巨大な蛇であるヴリトラも倒しているので何となくですがカイドウとの対比と言えるかもしれません。
尾田先生は各種神話にも詳しいという印象があります。
ちなみに阿修羅の語源となっているアスラやシヴァの子供とされるインドラジット、破壊の神と呼ばれ鬼神の総称で呼ばれる羅刹天とも戦って倒しています。
他にもインドラに敗れた神は多くいますが、詳しくはインド神話をご覧下さい。
ワンピース史上でルフィの最強の技
技名からして大げさに作られたバジュラガン。
その由来から考えてもルフィにとって最強の技であることが分かりました。
今までの技で「神」というものが出てきたことはありません。
それだけこの雷をも纏った金剛の拳が強力か示しています。
ゴッド・エネルの神をルフィはイメージしたのではないかとも考えられます。
今回はルフィ最強の技となるであろうバジュラガンの由来についてお伝えしました。
具体的な名前の登場はワンピース1048話となっています。
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Source: マンガ好き.com
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