北東軍は青歌から来た二人の武将。
キングダム710話で武力も知略も備えたジ・アガとカン・サロによって阻まれてしまいました。
結果的に昌平君たちが描いた趙北部の攻略戦。
これそのものが危うい状況となりました。
本来なら撤退し、作戦を練り直すべきものでしょうが、そうすれば魏との同盟の内に趙を滅ぼすまでは届かずに終わるでしょう。
(史実はこの年数で趙は取れずに終わります)
北東軍が狼孟軍に膠着させられることになれば、宜安に向かうのは南部から北進している桓騎軍・飛信隊・楽華隊・壁軍の四つの軍力での侵攻になるでしょう。
河了貂も蒙恬も、この戦力での強行は反対するのではないかと推察出来ます。
当初の半数どころか四分の一にも満たない数での侵攻になっていると推測されます。
誰が一番強い武将なのか
武将の強さランキング(TOP10)
北東軍の動きは止まる
今の混乱の状況で北東軍が狼孟軍を抜けるとは到底思えません。
一部だけは、という考えもあるでしょうが、そもそも狼孟を抜かずに走り抜いても意味がない。
それは背後を敵に取らせる行為になります。
現状で狼孟の城を瓦解した北東軍で取ることは出来ないでしょう。
城攻めには至らずに平地戦となっていますが、見ての通りカン・サロが大将である曹波広の目の前に現れている状況。
すでに秦国の北東軍は敗北に喫していると言える戦況と言えます。
圧倒的な兵力差によって膠着には出来ても桓騎軍との合流は不可能と言えそうです。
立て直しの為に本営から昌平君直下の介億あたりを投入するか、もしくは王翦の元から誰か向かわせる可能性もあります。
それとも蒙恬あたりが北東軍の立て直しに向かうか。
どちらにしても桓騎とともに攻める戦略は崩壊しています。
キングダム711話で決心した戦の方向性の決定が必要になるでしょう。
策がすごすぎる李牧
李牧は史実でも最強の武将
蒙恬と河了貂の反対
戦略に明るい二人。
飛信隊の河了貂と楽華隊の蒙恬。
この二人は北東軍が膠着状態にある中、今ある軍だけで宜安を攻めるのは愚行であると考えるでしょう。
最低でも王翦軍の回復を待つべきだと伝えそうなものです。
歴史上、まれに見る傑物と言われ戦略眼だけで言えば李牧を凌ぐ可能性がある王翦。
しかし今回の戦はその李牧がしっかりと準備した場所への侵攻。
すでに軍力は当初の目論見の半減、それを下回る状況になっていて秦国に勝ち目がありません。
それは蒙恬も河了貂も理解しているはずです。
狼孟によって北東軍が遮られたことで「準備されていた」ことは理解しました。
反する二人に対して桓騎はそのまま侵攻を伝えるでしょう。
桓騎は無視して突き進む
六大将軍に与えられた特権。
それは「戦争の自由」です。
今の局面でも桓騎が「このまま進軍」と言えば飛信隊と楽華隊、そして壁軍も従うしかなくなります。
「どうやって勝つのか」
不信が募る蒙恬と河了貂となるでしょうが、そもそも今までも想像なんてしなかった方法で桓騎は勝利しています。
今回の宜安ももしかして何か桓騎なりの策があるのだろうと推察するでしょう。
宜安は桓騎の勝利で終わる
実は宜安に関してはそもそも桓騎の名前しか世には出ていません。
そういう戦いである事実を踏まえると北東軍との合流などはないと言えるでしょう。
更に王翦が回復して向かうとも考えられません。
そして宜安、この土地での戦いについては「李牧勝利」とはならず、桓騎が勝利します。
しかも武将を一人斬る展開。
これによってまた桓騎の名が世に轟き、蒙恬や河了貂も「戦略の外にある桓騎の強さ」をまざまざと見せつけられそうです。
この討たれる武将が誰になるのかも注目したいところです。
舜水樹と虎白公のどちらかになることも考えられますし、馬南慈かもしれません。
カイネと傅抵だけはないでしょう。
もしかしたら新手の武将かもしれません。
史実に表記のある人物で名前は不明ですが、桓騎が宜安で誰を討つのかも注目したいところです。
但し桓騎の勝利続きもここまでです。
宜安の隣にある肥下の戦いが、桓騎の最期、そして李牧の強さが史実で発揮された戦となります。
桓騎の弱点とは一体何なのか。
そして砂鬼がこの戦にてどういう状況になるのか。
このあたりも注目したいところでしょう。
場合によっては砂鬼との間に子供がいるって可能性もゼロではないキングダムにおける桓騎。
宜安の戦は秦国にとって大きな分岐点となる戦だけに描かれ方に注目です。
キングダム711話についてもヤングジャンプにて確認次第、それを踏まえた考察を行っていきます。今しばらくお待ち下さい。
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Source: マンガ好き.com
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